【課題】撮像する画像と無線通信により送信する画像とをそれぞれ別々に表示すること。
【解決手段】被写体の画像データを無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器に送信すると、当該送信中の画像データのサムネイル画像を無線表示用ディスプレイ11の表示画面に表示し、かつ撮像モードに変換してレリーズボタン6を押し操作することにより被写体を撮像してその静止画の画像データを記録メディア20に保管する。
【選択図】図4
[代表図面]
【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】
特開2006−238019(P2006−238019A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【発明の名称】デジタルカメラ
【国際特許分類】
H04N 5/225 (2006.01)
【FI】
H04N 5/225 B
H04N 5/225 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【全頁数】18
【出願番号】特願2005−49271(P2005−49271)
【出願日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社
【代理人】弁理士(100058479)

【代理人】弁理士(100091351)

【代理人】弁理士(100088683)

【代理人】弁理士(100108855)

【代理人】弁理士(100075672)

【代理人】弁理士(100109830)

【代理人】弁理士(100084618)

【代理人】弁理士(100092196)

【発明者】

【テーマコード(参考)】
5C122
【Fターム(参考)】
5C122 DA04 EA47 FB11 FK12 FK29 FK31 FK38 FK39 FL05 FL06 FL07 GA20 GC13 GC22 HA09 HA35 HB01 HB05
【請求項1】
被写体を撮像する撮像手段と、
主として前記撮像手段により撮像された前記被写体像又は前記撮像のための各種設定メニューの少なくとも一方を表示する第1の表示手段と、
外部の通信機器との間で無線通信により前記被写体像の画像データ等の情報の送受信を行う無線通信手段と、
主として前記無線通信に関する情報を表示する第2の表示手段と、
前記無線通信に関連する操作を行うための無線操作手段とを具備し、
前記第2の表示手段は、前記無線通信手段により前記外部の通信機器に送信中の前記画像データのサムネイル画像を表示する、
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項2】
前記第2の表示手段は、前記無線操作手段に対する送信操作に応答して前記サムネイル画像を表示することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項3】
前記第1の表示手段は、前記無線操作手段の送信操作に応答して前記第2の表示手段に表示されている前記サムネイル画像に対応する本画像を表示することを特徴とする請求項2記載のデジタルカメラ。
【請求項4】
前記第1の表示手段は、前記撮像手段により取得された複数の画像データのうちユーザにより選択された送信すべき前記各画像データのサムネイル画像を表示することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項5】
前記第1の表示手段は、前記撮像手段の撮像により取得された画像データのサムネイル画像を表示すると共に、前記無線操作手段による前記画像データの送信状況を当該画像データに対応する前記サムネイル画像に表示することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項6】
前記第1の表示手段は、前記画像データの送信状況を送信済み、送信中、未送信の各状況別に表示することを特徴とする請求項5記載のデジタルカメラ。
【請求項7】
前記第1の表示手段は、前記無線操作手段による送信済み、送信中、未送信の前記各画像データのうち少なくとも1枚の前記画像データの本画像を表示することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項8】
前記第1の表示手段は、前記送信済み、前記送信中、前記未送信の各送信状況に応じた各枠により前記各サムネイル画像を囲んで表示することを特徴とする請求項6記載のデジタルカメラ。
【請求項9】
前記第1の表示手段は、前記送信済み、前記送信中、前記未送信の各送信状況に応じて前記各枠をそれぞれ異なる色で表示することを特徴とする請求項8記載のデジタルカメラ。
【請求項10】
前記第1の表示手段は、前記送信済み、前記送信中、前記未送信の各送信状況に応じた各標識を前記各サムネイル画像上に表示することを特徴とする請求項6記載のデジタルカメラ。
【請求項11】
前記第1の表示手段は、前記送信済みの前記サムネイル画像を表示画面上から無くすことを特徴とする請求項6記載のデジタルカメラ。
【請求項12】
前記第1の表示手段は、前記画像データを保存する第1のメモリを有し、前記送信済みの前記画像データを前記第1のメモリから消去することを特徴とする請求項6記載のデジタルカメラ。
【請求項13】
前記第1の表示手段により表示される前記各種設定メニューは、前記無線操作手段に有する操作機能と同等の機能を有することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項14】
前記第2の表示手段は、前記撮像手段及び前記第1の表示手段を備えたカメラ本体に対して着脱可能なアクセサリ装置に設けられたことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
【請求項15】
前記アクセサリ装置は、前記無線通信手段により送信された前記画像データのサムネイル画像データを保存する第2のメモリを有することを特徴とする請求項14記載のデジタルカメラ。
【請求項16】
前記アクセサリ装置は、前記送信済みの前記画像データを前記第2のメモリから消去することを特徴とする請求項15記載のデジタルカメラ。
【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体を撮像してその画像データを取得し、かつ取得した画像データを外部の通信機器に送信するデジタルカメラに関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラには、被写体像の動画を例えばカラーTFT液晶ディスプレイ等の表示部に表示し、この表示されている動画を確認しながら撮像を行なってその画像データを取得し、この取得した画像データを無線通信により他の通信機能を備えた外部機器に送信するものがある。このようなデジタルカメラは、撮像又は送信を兼用する各操作ボタン等を有する操作部を有し、例えば被写体の撮像を行うときに操作部を操作し、画像データの送信を行うときにも操作部を操作するものとなっている。
【特許文献1】
特開2002−354149号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、デジタルカメラでは、画像データの送信を行う場合、操作部を操作して送信しようとする画像データを表示部で確認し、次に操作部を操作して確認した画像データを送信するので、この送信操作中に撮像の操作を行なうことができない。このため、被写体の撮像と画像データの送信とは、同時に行なうことはできず、例えば交互に行なわなければならない。これにより被写体の撮像の操作に支障をきたすことがある。又、画像データを送信した後、送信した画像データを確認したい要求がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、被写体を撮像する撮像手段と、主として撮像手段により撮像された被写体像又は撮像のための各種設定メニューの少なくとも一方を表示する第1の表示手段と、外部の通信機器との間で無線通信により被写体像の画像データ等の情報の送受信を行う無線通信手段と、主として無線通信に関する情報を表示する第2の表示手段と、無線通信に関連する操作を行うための無線操作手段とを具備し、第2の表示手段は、無線通信手段により外部の通信機器に送信中の画像データのサムネイル画像を表示するデジタルカメラである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、撮像する画像と無線通信により送信する画像とをそれぞれ別々に表示できるデジタルカメラを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図イと同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0007】
図1及び図2は一眼レフのデジタルカメラの概略外観図であって、図1は正面図、図2は背面図を示す。このデジタルカメラのカメラ本体1は、カメラ正面2とカメラ背面3とを有する。カメラ正面2には、被写体を撮像する撮像手段としてのレンズユニット4が設けられている。又、カメラ本体1の上面5には、被写体の撮像動作を行なわせるためのレリーズボタン6及び無線通信のためのアンテナ7が設けられている。
【0008】
カメラ背面3には、その上部にファインダ8が設けられると共に、略中央部に第1の表示手段としてのカラー液晶TFT(Thin Film Transistor)ディスプレイ(以下、TFT液晶ディスプレイと称する)9が設けられている。このTFT液晶ディスプレイ9は、例えばレンズユニット4を通して捉えられる被写体の動画をスルー画像として表示したり、被写体を撮像したときの静止画像をフル画像で表示したり、又はこの静止画像を圧縮したサムネイル画像等を表示する。
【0009】
このTFT液晶ディスプレイ9に隣接して十字キー10が設けられている。この十字キー10は、例えばTFT液晶ディスプレイ9中に表示される被写体の静止画像又はそのサムネイル画像等を選択するために操作されるもので、互いに直交する4方向(例えば上下左右方向)の各指示キー10a、10b、10c、10dを有する。
【0010】
カメラ背面3の例えば左側には、第2の表示手段としての例えばカラー液晶TFTからなる無線表示用ディスプレイ11が設けられている。この無線表示用ディスプレイ11は、主として無線通信に関する情報を表示するもので、例えば無線通信により外部の通信機器に送信中の画像データのサムネイル画像D
1などを表示する。この無線表示用ディスプレイ11は、送信中の画像データのサムネイル画像D
1の他に、無線通信の規格D
2、無線通信のリンク強度D
3、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6、無線通信の送信状況として無線通信によるデータ送信の残り時間D
7、無線通信の送信状況として画像データの残り駒数D
8などを表示する。
【0011】
この無線表示用ディスプレイ11の下方には、カメラ操作用と無線操作用との兼用の複数の操作ボタン12−1〜12−4が設けられている。これら操作ボタン12−1〜12−4は、例えば操作ボタン12−1を押し操作すると、各操作ボタン12−2〜12−4がカメラ操作用となり、再度操作ボタン12−1を押し操作すると、各操作ボタン12−2〜12−4が無線操作用となる。例えば、操作ボタン12−4は、無線操作用のモードのときに画像データの送信ボタンになる。これら操作ボタン12−1〜12−4は、例えば撮像モードと画像表示モードとを切り替えるモード変更ボタンと、パワースイッチ等の当該デジタルカメラを操作するためスイッチ群などから成るもので、必要な操作釦を含む。なお、これら操作ボタン12−1〜12−4のカメラ操作用と無線操作用との設定方法は、他の方法を用いてもよい。
【0012】
図3はデジタルカメラの機能ブロック図を示す。このデジタルカメラは、カメラ本体1と、アクセサリ装置としてのレンズユニット4、記録メディア20と、ストロボユニット21とを有する。レンズユニット4は、カメラ本体1に対して交換可能である。記録メディア20は、通信コネクタ22に対して着脱可能であり、この通信コネクタ22を通して撮像画像データを記録する。ストロボユニット21は、カメラ本体1に対してストロボ通信コネクタ23を介して外付けされる。
【0013】
レンズユニット4は、カメラ本体1の前面に対して図示しないレンズマウントを介して着脱可能に装着されている。このレンズユニット4は、各撮像レンズ24、25と、絞り26と、レンズ駆動機構27と、絞り駆動機構28と、レンズ制御用マイクロコンピュータ29とから構成される。
【0014】
各撮像レンズ24、25は、レンズ駆動機構27内に存在する図示しないDCモータの駆動によって光軸方向にそれぞれ移動する。絞り26は、絞り駆動機構28内に存在する図示しないステッピングモータの駆動によって絞り径が変化する。
【0015】
レンズ制御用マイクロコンピュータ29は、レンズ駆動機構27、絞り駆動機構28等のレンズユニット4内に収納されている各機能を駆動制御する。このレンズ制御用マイクロコンピュータ29は、レンズ通信コネクタ30を介して後述するボディ制御用マイクロコンピュータ31との間で相互にデータ授受が可能となり、ボディ制御用マイクロコンピュータ31から発せられた指令に従って制御される。
【0016】
カメラ本体1内には、クイックリターンミラー32が設けられている。このクイックリターンミラー32は、レンズユニット4内の各撮像レンズ24、25、絞り26を介して入射される図示しない被写体からの光束上に設けられている。このクイックリターンミラー32の反射光束上には、フォーカシングスクリーン33、ペンタプリズム34が設けられ、さらにペンタプリズム34から出射される光束上に接眼レンズ35が設けられている。これにより、レンズユニット4内の各撮像レンズ24、25、絞り26を介して入射された被写体からの光束は、クイックリターンミラー32の上面側で反射され、フォーカシングスクリーン33、ペンタプリズム34を介して接眼レンズ35に至る。この接眼レンズ35は、ファインダ8に設けられている。
【0017】
クイックリターンミラー32の中央部は、ハーフミラーに形成されている。このクイックリターンミラー32の下面側には、サブミラー36が略垂直方向に設けられている。このクイックリターンミラー32は、アップダウン移動可能に設けられている。なお、クイックリターンミラー32は、ダウンした位置にある。このダウンした位置にクイックリターンミラー32がある場合、レンズユニット4内の各撮像レンズ24、25、絞り26を介して入射された被写体からの光束の一部がクイックリターンミラー32を透過する。この透過した光束は、サブミラー36で反射し、自動測距を行うためのAF(オートフォーカス)センサユニット37に入射する。なお、クイックリターンミラー32のアップ時には、サブミラー36は折り畳まれる。
【0018】
クイックリターンミラー32を透過した光束上には、フォーカルプレーン式のシャッタユニット38と撮像モジュール39とが設けられている。撮像モジュール39は、光学系を通過した被写体像を光電変換する固体撮像素子(CCD)40を収容した撮像ユニット41を備えている。なお、クイックリターンミラー32が光束上から退避した場合、各撮像レンズ24、25を通った光束は、撮像モジュール39内の固体撮像素子(CCD)40に結像される。
【0019】
クイックリターンミラー24のアップ時には、サブミラー28は折り畳まれる。このクイックリターンミラー24がアップ位置にあると、レンズユニット11内の各撮像レンズ16、17と、絞り18とを介して入射された被写体からの光束が撮像モジュール31で撮像され、動画であるスルー画像を得る。
【0020】
カメラ本体1内には、画像処理を行う画像処理コントローラ42が内蔵されている。この画像処理コントローラ42には、撮像素子インターフェイス回路43と、SDRAM44と、液晶モニタ45と、通信コネクタ22を介して記録メディア20とが接続されている。撮像素子インターフェイス回路43は、撮像モジュール39内の撮像素子38に接続されている。SDRAM44は、データ等の記憶領域として設けられている。
【0021】
記録メディア20は、例えば各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体であり、通信コネクタ22を介してカメラボディ1と通信可能で、かつ交換可能に装着されている。
【0022】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31には、レンズ通信コネクタ30と、測光回路46と、ミラー駆動機構47と、AFセンサ駆動回路48と、シャッタ駆動制御回路49と、不揮発性メモリ(EEPROM)50等が接続されると共に、カメラ本体1内の各部を制御するためのボディ制御用マイクロコンピュータ31が接続されている。
【0023】
測光回路46は、ペンタプリズム34からの光束に基づいて測光処理を行う。ミラー駆動機構47は、クイックリターンミラー32を駆動制御する。AFセンサ駆動回路48は、AFセンサユニット37を駆動制御する。シャッタ駆動制御回路49は、シャッタユニット38の先幕と後幕との動きを制御すると共に、ボディ制御用マイクロコンピュータ31との間でシャッタユニット38の開閉動作を制御する信号とストロボと同調する信号の授受を行う。
【0024】
不揮発性メモリ50は、デジタルカメラ制御に必要な所定の制御パラメータや無線通信に必要な情報等を記憶するもので、ボディ制御用マイクロコンピュータ31からアクセス可能である。このボディ制御用マイクロコンピュータ31には、TFT液晶ディスプレイ9と、カメラ操作部52と、図示しない電源回路を介して電池とが接続されている。この電源回路は、電池の出力電圧値を、当該デジタルカメラで必要とする所定の電圧値に変換して供給する。
【0025】
カメラ操作部52は、レリーズボタン6、各操作ボタン12−1〜12−4を有する。
【0026】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31とレンズ制御用マイクロコンピュータ29とは、レンズユニット4の装着時に、レンズ通信コネクタ30を介してデータ通信可能に電気的に接続される。そして、デジタルカメラとしてレンズ制御用マイクロコンピュータ29は、ボディ制御用マイクロコンピュータ31に対して従属的に協働しながら稼動する。
【0027】
ストロボユニット51は、閃光発光部53と、ストロボ発光回路54と、ストロボ制御用マイクロコンピュータ55及び図示しない電池とから構成される。このストロボユニット51は、ストロボ通信コネクタ55を介してカメラ本体1と通信可能でかつ着脱可能に装着されている。
【0028】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31には、無線表示用ディスプレイ11及び無線通信手段としての無線通信回路56が接続されている。この無線通信回路56には、アンテナ7が接続されている。無線通信回路56は、アンテナ7を介して外部の通信機器、例えば図4に示すように他の各デジタルカメラ60、61やパーソナルコンピュータ62等との間で被写体像の画像データ等の情報の送受信を行う。このデータ通信は、無線通信ネットワーク63を介して行なわれる。この無線通信ネットワーク63は、通信ネットワーク64に複数のアクセスポイント(AP)、例えば2つのアクセスポイント65、66が接続されている。
【0029】
このように構成されたデジタルカメラの撮像動作について説明する。
【0030】
先ず、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、画像処理コントローラ42に対して動作指示を与える。この画像処理コントローラ42は、撮像素子インターフェイス回路43を制御し、撮像モジュール39から撮像素子インターフェイス回路43を介して画像データを取り込み、この撮像画像データを一時保管用メモリであるSDRAM44に一時保存する。画像処理コントローラ42は、SDRAM44に一時保存された撮像画像データを例えばJPEGデータに変換し、通信コネクタ22を介して記録メディア20に保管する。
【0031】
クイックリターンミラー32がミラー駆動機構47によってダウン位置にあるとき、各撮像レンズ24及び25からの光束は、AFセンサユニット37側とペンタプリズム34側へとそれぞれ分割されて導かれる。
【0032】
AFセンサユニット37内のAFセンサは、各撮像レンズ24及び25からの光束を受光してAFセンサ信号を出力する。このAFセンサ信号は、AFセンサ駆動回路48を介してボディ制御用マイクロコンピュータ31へ送信される。このボディ制御用マイクロコンピュータ31は、AFセンサユニット37の出力を取り込んで周知の測距処理を行う。
【0033】
ペンタプリズム34側に導かれた光束は、ペンタプリズム34内を通って接眼レンズ35に導かれる。これにより、撮像者は、ファインダ8から接眼レンズ35を通して被写体を目視できる。これと共にペンタプリズム34を通過した光束の一部は、測光回路46内のホトセンサ(図示せず)へ導かれ、ここで検知された光量に基づいて周知の測光処理が行われる。
【0034】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、設定されている撮像時間、撮像モード、露出、シャッタスピード、F値に従ってシャッタ駆動制御回路51、絞り駆動制御回路28などを動作制御する。
【0035】
シャッタ駆動制御回路49は、ボディ制御用マイクロコンピュータ31からシャッタを駆動制御するための信号を受取ると、この信号に基づいてシャッタユニット38を制御する。それと共に、シャッタ駆動制御回路49から図示しない検出回路を介してフォトリフレクタが通電され、このフォトリフレクタの検出出力が検出回路、シャッタ駆動制御回路49を介して検出信号として所定のタイミングでボディ制御用マイクロコンピュータ31に送られる。シャッタ駆動制御回路49は、ボディ制御用マイクロコンピュータ31からシャッタユニット38を駆動制御するための信号を受取ると、この信号に基づいてシャッタユニット38を駆動制御する。
【0036】
それと共に、シャッタ駆動制御回路49は、所定のタイミングでボディ制御用マイクロコンピュータ31に対してストロボを発光させるためのストロボ同調信号を出力する。ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、このストロボ同調信号に基づいてストロボユニット51に通信により発光指令信号を出力する。これにより、閃光発光部53は、閃光を発する。
【0037】
この結果、シャッタユニット38が開放されたときに撮像モジュール39から出力された撮像画像データは、画像処理コントローラ42によってSDRAM44に一時保存され、例えばJPEGデータに変換され、通信コネクタ22を介して記録メディア20に保管される。
【0038】
撮像者によって操作ボタン12−1〜12−4中のモード変更スイッチが操作されて、撮像モードから画像表示モードへ切り換えられると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、記録メディア20に保管された画像データを読み出し、画像処理コントローラ42においてビデオ信号に変換し、被写体の動画像等をTFT液晶ディスプレイ9に表示させる。
【0039】
以上のデジタルカメラにおけるボディ制御用マイクロコンピュータ31は、マルチタスク処理を行なうもので、以下の機能を有する。
【0040】
すなわち、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に、例えば撮像モード、画像表示モード、フル画像の画像データ表示モード、サムネイル画像表示モード等の各種設定メニューを表示させる。
【0041】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信の操作ボタン12−4の操作を受けると、記録メディア20に保管された被写体の画像データを読み出し、この画像データを無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器に送信し、かつ当該送信中の画像データのサムネイル画像を図2に示すように無線表示用ディスプレイ11の表示画面に表示させる。
【0042】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、画像データを送信する場合、例えば十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dの操作によって複数枚の画像データが選択されると、これら画像データを連続して送信する。
【0043】
画像データの送信中、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、記録メディア20から読み出した被写体の画像データを画像処理コントローラ42で圧縮させ、この圧縮したサムネイル画像D
1を無線表示用ディスプレイ11の表示画面に表示させる。
【0044】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、予め設定されていたり、各操作ボタン12−1〜12−4から設定された無線通信に関する情報、例えば無線通信の規格D
2、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6等の各情報を読み出し、これら無線通信の規格D
2、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6を図2に示すように無線表示用ディスプレイ11に表示させる。
【0045】
さらに、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、無線表示用ディスプレイ11に、画像データの送信中における無線通信の状況、例えば無線通信のリンク強度D
3、無線通信によるデータ送信の残り時間D
7、無線通信による画像データの残り駒数D
8などを表示させる。
【0046】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信の操作ボタン12−4の操作を受けると、この操作に応答して無線表示用ディスプレイ11に表示されている送信中の画像データのサムネイル画像D
1の本画像(フル画像)、すなわち記録メディア20から読み出した被写体の画像データを圧縮処理せずにフル画像として図5に示すようにTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させる。
【0047】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、レンズユニット4を通して撮像モジュール39により撮像され、この撮像モジュール39から出力されて記録メディア20に保存されている複数の撮像画像データのうちユーザが十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dを操作すことにより選択された送信すべき各画像データのサムネイル画像、例えば4枚のサムネイル画像S
1〜S
4を図6に示すようにTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させる。
【0048】
これと共に、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている各サムネイル画像S
1〜S
4に対する送信状況、すなわち送信済み、送信中、未送信の各状況をそれぞれ異なる色の各枠W
H、W
G、W
Rで各サムネイル画像S
1〜S
4をそれぞれ囲んで表示する。枠W
Hは送信済みを示し、例えば細い黒色で表示される。枠W
Gは送信中を示し、例えば緑色で表示される。枠W
Rは未送信を示し、例えば赤色で表示される。
【0049】
なお、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4に対して細い黒色の枠W
Hを特に表示しなくてもよく、送信中、未送信のサムネイル画像S
1、S
2と判別が可能であればよい。例えば、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、図7に示すように送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4上に送信済みを表す標識、例えば「○」等の記号や「送信済み」の文字を表示してもよい。
【0050】
又、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信中、未送信のサムネイル画像S
1、S
2上に当該送信中、未送信を表す標識、例えば「□」「△」等の記号や「送信中」「未送信」の文字を表示してもよい。
【0051】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信済み、送信中、未送信の各画像データのうちユーザが十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dへの操作により選択された少なくとも1枚の画像データの本画像(フル画像)をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させる。
【0052】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の削除スイッチが操作されると、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4のうち十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dを操作することにより選択された例えばサムネイル画像S
3を当該TFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くす。
【0053】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の消去スイッチが操作されると、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4のうち十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dを操作すことにより選択された例えばサムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去する。
【0054】
なお、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の削除スイッチが操作されたときに例えばサムネイル画像S
3をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くしたり、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の消去スイッチが操作されたときに例えばサムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去するのに限らず、送信の操作ボタン12−4が操作され、このときの画像データの送信が完了すると同時に同サムネイル画像S
3をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くすと共に、同サムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去してもよい。
【0055】
次に、上記の如く構成されたデジタルカメラの動作について図8に示す送信画像サムネイル表示のフローチャートに従って説明する。
【0056】
デジタルカメラの電源がステップ#1において投入される。この後、レリーズボタン6が押し操作されると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#2において、設定されている撮像時間、撮像モード、露出、シャッタスピード、F値に従ってシャッタ駆動制御回路51、絞り駆動制御回路28などを動作制御する。これにより、上記同様に、シャッタ駆動制御回路49は、ボディ制御用マイクロコンピュータ31からのシャッタ駆動制御信号に基づいてシャッタユニット38を制御する。ストロボユニット51は、ボディ制御用マイクロコンピュータ31からのストロボ同調信号に基づいて閃光発光部53により発光を行う。
【0057】
この結果、シャッタユニット38が開放されたときに撮像モジュール39から出力された被写体の静止画の画像データは、画像処理コントローラ42によってSDRAM44に一時保存され、例えばJPEGデータに変換され、通信コネクタ22を介して記録メディア20に保管される。
【0058】
再度、レリーズボタン6が押し操作されると、上記同様に、2枚目の被写体の静止画の画像データが記録メディア20に保管される。以下、同様にして複数枚の画像データが記録メディア20に保管される。
【0059】
次に、撮像者によって操作ボタン12−1〜12−4中のモード変更ボタンが操作されて、撮像モードから画像表示モードへ切り換えられると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#3において、記録メディア20に保管された静止画の複数の画像データを順次読み出し、画像処理コントローラ42においてビデオ信号に変換し、被写体の静止画をTFT液晶ディスプレイ9に順次表示させる。このときTFT液晶ディスプレイ9に表示されている静止画の画像データは、本画像(フル画像)である。これにより、撮像者は、送信すべき静止画の画像データを選択することが可能である。
【0060】
送信すべき静止画の画像データが選択され、当該TFT液晶ディスプレイ9に表示されている静止画の画像データを送信する場合、撮像者によって送信の操作ボタン12−4が操作される。このときボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#4において、送信の操作ボタン12−4の操作を受けると、記録メディア20に保管された送信すべき被写体の画像データを読み出し、当該画像データをステップ#5において無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器に送信する。なお、送信すべき静止画の画像データが複数枚選択されると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、選択された複数枚の画像データを連続して送信する。
【0061】
次に、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#6において、送信中の画像データをマルチタスク機能によって画像処理コントローラ42で圧縮させ、この圧縮したサムネイル画像D
1を図5に示すように無線表示用ディスプレイ11の表示画面に表示させる。
【0062】
これと共に、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、画像データの送信中に、無線通信に関する情報、例えば無線通信の規格D
2、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6等の各情報を読み出し、これら無線通信の規格D
2、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6を図2に示すように無線表示用ディスプレイ11に表示させると共に、例えば無線通信のリンク強度D
3、無線通信によるデータ送信の残り時間D
7、無線通信による画像データの残り駒数D
8などを表示させる。
【0063】
この画像データの送信中に、撮像者が操作ボタン12−1〜12−4中のサムネイル画像表示の操作ボタンを操作すると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#7乃至ステップ#10に移り、図6に示すように記録メディア20に保存されている複数の撮像画像データのうち十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dにより選択された例えば4枚のサムネイル画像S
1〜S
4をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させる。この場合、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、記録メディア20に保管された各画像データを読み出し、これら画像データを圧縮処理してTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させる。
【0064】
このとき送信中、未送信、送信済みの画像データがあると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、図6に示すようにTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている各サムネイル画像S
1〜S
4に対する送信済み、送信中、未送信の各送信状況を各サムネイル画像S
1〜S
4の各周囲の各枠W
H、W
G、W
Rで判別表示する。これにより、例えば細い黒色で表示される枠W
Hは、送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4であることが視覚的に判別できる。例えば緑色で表示される枠W
Gは、送信中のサムネイル画像S
1であることが視覚的に判別できる。例えば赤色で表示される枠W
Rは、未送信のサムネイル画像S
2であることが視覚的に判別できる。
【0065】
一方、画像データの送信中に、撮像者が操作ボタン12−1〜12−4中の本画像(フル画像)表示の操作ボタンを操作すると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#11乃至ステップ#13に移り、記録メディア20から送信中の画像データを読み出し、画像処理コントローラ42においてビデオ信号に変換させ、図5に示すようにフル画像の静止画の画像データとしてTFT液晶ディスプレイ9に拡大表示させる。
【0066】
又、画像データの送信中に、撮像者が操作ボタン12−1〜12−4中の表示無しの操作ボタンを操作すると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、TFT液晶ディスプレイ9への表示をなくす。
【0067】
なお、画像データの送信中に、撮像者が操作ボタン12−1〜12−4中のモード変更スイッチを操作して撮像モードに変換し、レリーズボタン6を押し操作すると、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、上記同様に、被写体の静止画の画像データを記録メディア20に保管することが可能である。
【0068】
次に、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#14において、画像データの送信が終了したか否かを判断し、画像データの送信中であれば、再びステップ#5乃至ステップ#14を繰り返す。画像データの送信が終了すれば、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、ステップ#15において、送信完了の処理を実行し、次の処理の実行に移る。
【0069】
なお、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、送信の操作ボタン12−4が操作され、このときの画像データの送信が完了すると同時に同サムネイル画像S
3をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くすと共に、同サムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去してもよい。複数枚連続して画像データを送信すれば、ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、各画像データの送信が完了する毎に当該サムネイル画像S
3をTFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くすと共に、当該サムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去する。
【0070】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の削除スイッチが操作されると、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4のうち十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dを操作すことにより選択された例えばサムネイル画像S
3を当該TFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くす。
【0071】
ボディ制御用マイクロコンピュータ31は、例えば操作ボタン12−1〜12−4中の消去スイッチが操作されると、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示されている送信済みの各サムネイル画像S
3、S
4のうち十字キー10の各指示キー10a、10b、10c、10dを操作すことにより選択された例えばサムネイル画像S
3の画像データを記録メディア20から消去する。
【0072】
このように上記第1の実施の形態によれば、被写体の画像データを無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器に送信すると、当該送信中の画像データのサムネイル画像を無線表示用ディスプレイ11の表示画面に表示し、かつ撮像モードに変換してレリーズボタン6を押し操作することにより被写体を撮像してその静止画の画像データを記録メディア20に保管するので、無線表示用ディスプレイ11の表示画面に無線通信により送信する画像を表示すると共に、撮像する画像をTFT液晶ディスプレイ9に表示でき、撮像する画像と無線通信により送信する画像とをそれぞれ別々に表示できる。
【0073】
画像データの送信中、無線表示用ディスプレイ11に表示されている送信中の画像データのサムネイル画像D
1を拡大して、すなわちサムネイル画像D
1の本画像(フル画像)を拡大してTFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示させることができ、送信中の画像データを明瞭に確認できる。
【0074】
TFT液晶ディスプレイ9の表示画面には、各サムネイル画像S
1〜S
4に対する送信状況、すなわち送信済み、送信中、未送信の各状況をそれぞれ異なる色の各枠W
H、W
G、W
Rで各サムネイル画像S
1〜S
4をそれぞれ囲んで表示できる。これにより、各画像データが送信済み、送信中又は未送信であるかを容易に把握でき、画像データの二重送信や送信忘れ等を防止できる。又、各枠W
H、W
G、W
Rは、それぞれ異なる色により表示するので、各画像データが送信済み、送信中又は未送信であるかを視覚的に一目で把握できる。
【0075】
送信完了した画像データをTFT液晶ディスプレイ9の表示画面から無くしたり、記録メディア20から消去するので、送信済みの画像データを自動的に消去でき、デジタルカメラにおける例えば記録メディア20等のメモリの空き容量を大きくしておくことができる。
【0076】
なお、上記第1の実施の形態は、次のように変形してもよい。
【0077】
例えば、TFT液晶ディスプレイ9の表示画面に表示するサムネイル画像は、4枚であるが、これに限らず、少なくとも2枚以上のサムネイル画像を表示すればよい。
【0078】
送信済み、送信中、未送信の各状況を表すそれぞれ異なる色の各枠W
H、W
G、W
Rは、黒色、緑色、赤色に限らず、その他の色で表示してもよい。
【0079】
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0080】
図9は一眼レフのデジタルカメラの概略外観図を示す。このデジタルカメラは、カメラ本体1に対してアクセサリ装置としての無線装置70を着脱可能に設けられている。この無線装置70には、第2の表示手段としての例えばカラー液晶TFTからなる無線表示用ディスプレイ71が設けられている。この無線表示用ディスプレイ71は、上記無線表示用ディスプレイ11と同様に、主として無線通信に関する情報を表示するもので、例えば無線通信により外部の通信機器に送信中の画像データのサムネイル画像D
1などを表示する。この無線表示用ディスプレイ71は、送信中の画像データのサムネイル画像D
1の他に、無線通信の規格D
2、無線通信のリンク強度D
3、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの転送スピードD
6、無線通信の送信状況として無線通信によるデータ送信の残り時間D
7、無線通信の送信状況として画像データの残り駒数D
8などを表示する。
【0081】
又、無線装置70には、無線操作用の複数の操作ボタン72−1〜72−3が設けられている。これら操作ボタン72−1〜72−3は、例えば、操作ボタン72−1が無線操作用のモードのときに画像データの送信ボタンになる。
【0082】
又、無線装置70には、アンテナ73が設けられている。
【0083】
図10はデジタルカメラの機能ブロック図を示す。このデジタルカメラは、無線通信機能をカメラ本体1に対して外付きにしている。すなわち、無線装置70は、カメラ本体1に設けられた無線装置通信コネクタ74に対して着脱可能であり、かつ電気的に接続又は切り離される。この無線装置70は、無線装置制御用マイクロコンピュータ75に対して無線表示用ディスプレイ71、各操作ボタン72−1〜72−3、SDRAM76及び無線通信回路77を接続したものとなっている。この無線通信回路77には、アンテナ73が接続されている。
【0084】
無線装置制御用マイクロコンピュータ75は、アンテナ76から無線通信回路77を通して受信した撮像モード、露出、シャッタスピード、F値、撮像画像データの保存先などの情報を一時SDRAM76に保存し、この情報を無線装置通信コネクタ74を通してカメラ本体1内のボディ制御用マイクロコンピュータ31に渡し、かつボディ制御用マイクロコンピュータ31から無線装置通信コネクタ74を通して受取った画像データ等を一時SDRAM76に保存し、この画像データ等を無線通信回路77を通してアンテナ73から例えば図4に示すように他のデジタルカメラ60、61、パーソナルコンピュータ62に向かって送信する。
【0085】
無線装置制御用マイクロコンピュータ75は、送信の操作ボタン72−3の操作を受けると、カメラ本体1内のボディ制御用マイクロコンピュータ31に対して画像データ要求の指令を発し、当該ボディ制御用マイクロコンピュータ31から記録メディア20に保管された被写体の画像データを受け取り、この画像データを無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器に送信し、かつ当該送信中の画像データのサムネイル画像D
1を無線表示用ディスプレイ71の表示画面に表示させる。なお、サムネイル画像D
1は、画像処理コントローラ42により圧縮されている。
【0086】
無線装置制御用マイクロコンピュータ75は、カメラ本体1内のボディ制御用マイクロコンピュータ31に対して情報要求の指令を発し、当該ボディ制御用マイクロコンピュータ31から無線通信に関する情報、例えば無線通信の規格、無線通信のセキュリティ、無線通信の接続の相手、無線通信によるデータの送信スピード等の各情報を読み出し、これら無線通信の規格D
2、無線通信のセキュリティD
4、無線通信の接続の相手D
5、無線通信によるデータの送信スピードD
6、さらに画像データの送信中における無線通信の状況、例えば無線通信の感度D
3、無線通信によるデータ送信の残り時間D
7、無線通信による画像データの残り送信枚数D
8などを表示させる。
【0087】
無線装置制御用マイクロコンピュータ75は、無線通信回路56からアンテナ7を介して外部の通信機器、例えば図4に示すような他のデジタルカメラ60、61、パーソナルコンピュータ62に向かって送信中の例えば画像データのサムネイル画像D
1をSDRAM76に保存する。
【0088】
無線装置制御用マイクロコンピュータ75は、送信中の画像データのサムネイル画像D
1をSDRAM76に保存し、送信が完了すると、当該サムネイル画像D
1の画像データをSDRAM76から消去する。
【0089】
このようなデジタルカメラであれば、上記第1の実施の形態で説明したデジタルカメラと同一の動作を実行する。なお、その動作の説明は、上記第1の実施の形態と重複するので省略する。
【0090】
このように上記第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏することは言うまでもない。
【0091】
なお、本発明は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形してもよい。
【0092】
上記第1及び第2の実施の形態では、一眼レフのデジタルカメラに適用した場合について説明したが、これに限らず、他のデジタルカメラにも適用可能である。
【0093】
【図1】本発明に係るデジタルカメラの第1の実施の形態を示す正面図。
【図2】同デジタルカメラの背面図。
【図3】同デジタルカメラの機能ブロック図。
【図4】同デジタルカメラでのデータ通信を行なう無線通信ネットワークを示す図。
【図5】同デジタルカメラにおける動作表示用液晶ディスプレイに表示される送信中のフル画像データを示す図。
【図6】同デジタルカメラにおける動作表示用液晶ディスプレイに表示されているサムネイル画像上に送信状況の区別の表示例を示す図。
【図7】同デジタルカメラにおける動作表示用液晶ディスプレイに表示されているサムネイル画像上に送信済みの標識の表示例を示す図。
【図8】同デジタルカメラにおける送信画像サムルイネ表示のフローチャート。
【図9】本発明に係るデジタルカメラの第2の実施の形態を示す背面図。
【図10】同デジタルカメラの機能ブロック図。
【符号の説明】
【0094】
1:カメラ本体、2:カメラ正面、3:カメラ背面、4:レンズユニット、5:カメラ本体の上面、6:レリーズボタン、7:アンテナ、8:ファインダ、9:TFT液晶ディスプレイ、10:十字キー、10a,10b,10c,10d:指示キー、11:無線表示用ディスプレイ、12−1〜12−4:操作ボタン、20:記録メディア、21:ストロボユニット、22:通信コネクタ、23:ストロボ通信コネクタ、24,25:撮像レンズ、26:絞り、27:レンズ駆動機構、28:絞り駆動機構、29:レンズ制御用マイクロコンピュータ、30:レンズ通信コネクタ、31:ボディ制御用マイクロコンピュータ、32:クイックリターンミラー、33:フォーカシングスクリーン、34:ペンタプリズム、35:接眼レンズ、36:サブミラー、37:AF(オートフォーカス)センサユニット、38:シャッタユニット、39:撮像モジュール、40:固体撮像素子(CCD)、41:撮像ユニット、42:画像処理コントローラ、43:撮像素子インターフェイス回路、44:SDRAM、46:測光回路、47:ミラー駆動機構、48:AFセンサ駆動回路、49:シャッタ駆動制御回路、50:不揮発性メモリ(EEPROM)、52:カメラ操作スイッチ(SW)、53:閃光発光部、54:ストロボ発光回路、55:ストロボ制御用マイクロコンピュータ、56:無線通信回路、60,61:デジタルカメラ、62:パーソナルコンピュータ、63:無線通信ネットワーク、64:通信ネットワーク、65,66:アクセスポイント、70:無線装置、71:無線表示用ディスプレイ、72−1〜72−3:操作ボタン、73:アンテナ、74:無線装置通信コネクタ、75:無線装置制御用マイクロコンピュータ、76:SDRAM、77:無線通信回路。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】