説明

株式会社IHIにより出願された特許

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【課題】低硫黄燃料を利用してシリンダボアの腐食の原因となる高濃度硫酸の発生を抑制し、簡単な構造で且つ効率よくシリンダボアの腐食を防止することができるディーゼルエンジンのシリンダボア腐食防止システムを提供する。
【解決手段】硫黄濃度の異なる燃料が収容された複数の燃料タンク2a,2bと、インジェクタ8と、インジェクタ8と接続された主配管14と、燃料タンク2a,2bにそれぞれ接続された複数の副配管13a,13bと、副配管13a,13b内を流れる燃料の流量を調整するバルブ3と、シリンダボア11内に発生する液状物の露点温度データを燃料中の硫黄濃度ごとに格納した露点温度データベース4と、シリンダボア11表面の温度情報を出力する出力器6と、シリンダボア11内の圧力変化範囲を格納した圧力範囲データベース16と、液状物中の硫酸濃度を制御するために燃料中の硫黄濃度を調整するための制御装置5とを備えた。 (もっと読む)


【課題】回転機械に備えられる回転体のバランス修正において、回転体の切削対象部の傾きを考慮して、切削対象部を切削することで、バランス修正の精度を向上させることにある。
【解決手段】切削データ取得ステップS1で、アンバランスを除くために切削対象部を軸方向に切削する位相角と、当該切削の深さとを、それぞれ、切削位相角と切削深さとして予め求める。傾き計測ステップS2で、軸方向に対する切削対象部の加工開始面の傾きを計測する。移動距離取得ステップS3で、切削位相角と切削深さと傾きとに基づいて、切削位相角において、加工用初期位置から加工具を軸方向に移動させる移動距離を求める。切削ステップS4で、切削位相角において、移動距離だけ、加工用初期位置から加工開始面側の軸方向に加工具を移動させることで、切削対象部を切削する。 (もっと読む)


【課題】シリンダ側への潤滑油の漏洩を抑制することができる往復動式圧縮機を提供する。
【解決手段】ピストンが往復動可能に収容されたシリンダと、ピストンを往復動操作するクロスヘッド3と、ピストンとクロスヘッド3とを接続するピストンロッド5と、ピストン2側の空間部Pとクロスヘッド3側の空間部Cとを区画する隔壁7が設けられクロスヘッド3が往復動可能に収容されてクロスヘッド3との摺動部9を潤滑する潤滑油が封入されたクロスガイド筒11と、隔壁7に設けられピストンロッド5が摺動可能に挿通されたシール部材13,15とを備えた往復動式圧縮機1において、クロスヘッド3に、クロスガイド筒11との摺動部9からピストンロッド5に向けて流出する潤滑油を受ける油阻止板17を設けた。 (もっと読む)


【課題】回転軸停止時に圧縮機インペラ側の気密性を保てる圧縮機シール装置を提供する。
【解決手段】回転軸1に同軸に装着した回転環3と、回転環3に同軸に相対する静止環9と、静止環9を周方向に取り囲むように圧縮機ハウジング7に装着され且つ静止環9を軸線方向へ移動可能に支持するホルダ8と、静止環9を回転環3に向けて付勢するスプリング11とを有し、回転軸1に補助環4をホルダ8内周面に対して空隙12を隔てるように外嵌させ、回転環3に動圧発生溝3bを設けた圧縮機シール装置において、補助環4及びホルダ8の回転環3とは反対側の端面に対向するように、補助環4とホルダ8との間の空隙12を全周にわたって封鎖し得るシール部材17を装着したシール環18を配置し、該シール環18を補助環4及びホルダ8へ向けて押し出すための駆動手段19を設けている。 (もっと読む)


【課題】脆性亀裂の伝播を停止させる溶接構造体であって、合金を多く含む高コストなアレスター材を用いず簡単な加工により、脆性亀裂が万一発生した場合でも大規模破壊に至る前にその伝播を停止させるようにした溶接構造体を提供する。
【解決手段】2枚の金属板2aが溶接により継ぎ合わされてなる接合板2と、接合板2に溶接により接合される被接合板4と、を備え、2枚の金属板2a間の溶接継手部6が、被接合板4に向かって接合板2と被接合板4との接合位置付近まで延びている溶接構造体において、溶接継手部6が被接合板4に向かう方向において、溶接継手部6と被接合板4とが接触しないとともに、溶接継手部6と被接合板4との間に接合板2と被接合板4とを接合する溶接部が存在しないように構成されている。 (もっと読む)


【課題】可変静翼を備える回転機械において、可変静翼の回動角度に応じて空力性能が変動することを抑制する。
【解決手段】流路壁5の壁面において、可変静翼3bが回動する領域が平坦化領域Rとされている。 (もっと読む)


【課題】装置の複雑化を招くことなしに温度上昇を効果的に抑えることができる回転機、及び当該回転機を備える車両を提供する。
【解決手段】モータ1は、回転軸20と、回転軸20の周りで回転可能に構成されたロータ30と、ロータ30の周囲に設けられたステータ40と、ステータ40の周囲に配設されてオイルOLが導かれる空間である冷却室14をステータ40との間に形成する胴体部材11と、少なくともステータ40に接触した状態で冷却室14内に配設され、ステータ40と冷却室14内に導かれたオイルOLとを冷却する冷却水Wを循環させる冷却配管50とを備える。 (もっと読む)


【課題】ロングシャフトの内面を加工することにおいて、加工できないデッドスペースを小さくする。
【解決手段】加工ヘッド20は、長尺シャフト1の下穴2に軸方向に挿入可能であり、かつ、下穴2内で軸方向に移動可能である。加工ヘッド20は、半径方向に移動可能な内面加工用の刃物29と、長尺シャフト1の内面2aに取り付け可能な内面チャック24とを有する。長尺シャフト支持装置10は、鉛直に配置した長尺シャフト1を固定し、内面チャック24は、軸方向に関して1箇所のみに設けられている。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの表面温度を適切に制御してシリンダボアの腐食の原因となる高濃度硫酸の発生を抑制し、簡単な構造で且つ効率よくシリンダボアの腐食を防止することができるディーゼルエンジンのシリンダボア腐食防止システムを提供する。
【解決手段】シリンダボア11表面の温度情報を出力する出力器6と、前記シリンダボア11表面の温度を調整する温度調整装置3と、前記シリンダボア11内に発生する液状物が前記シリンダボア11表面を腐食させるときの硫酸濃度を高硫酸濃度として記憶している記憶装置8と、前記高硫酸濃度の液状物が発生しないように前記温度調整装置3を用いて前記シリンダボア11表面の温度を調整するための制御装置5とを備えた。 (もっと読む)


【課題】流体解析コードと構造解析コードを連携させることなく、液体と接触する接液構造体の振動に対する応答量を推定することができる液体と接触する構造体の応答量推定方法と装置を提供する。
【解決手段】接水振動計算手段により、液体と接触する接液構造体の固有振動数、固有モード、及び振幅最大時のひずみエネルギを求め(S1)、非定常流体計算手段により、非定常の流体計算を実施し(S2)、前記固有振動数及び固有モードにおける振動1サイクルの散逸エネルギを求め(S3)、減衰比算出手段により、前記散逸エネルギから減衰比を算出し(S4)、周波数応答解析手段により、減衰を考慮した周波数応答解析を実施し(S5)、対象とする振動に対する前記減衰比による応答量を求める(S6)。 (もっと読む)


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