説明

いすゞ自動車株式会社により出願された特許

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【課題】常時噛合い式の平行軸歯車機構式変速機において、変速機がニュートラル状態でエンジンがアイドル状態であるときの歯打ち音等を、簡易な装置により低減する。
【解決手段】平行軸歯車機構式変速機の噛合いクラッチCRに同期装置として設けられるシンクロナイザリングSRに、遊嵌歯車R2のコーン面CFの周囲を卷回する線状リング5を取付ける。噛合いクラッチCRが設置される軸は、変速機のニュートラル時には停止する軸であり、線状リング5の先端は、ニュートラル時においては、回転する遊嵌歯車R2のコーン面CFと接触して遊嵌歯車R2に回転抵抗を付与し、そのとき発生する歯打ち音を抑制する。変速機が動力伝達を行うときは、シンクロナイザリングSRが回転し、遠心力によって線状リング5の先端がコーン面CFから離れる。これにより遊嵌歯車R2の回転抵抗は解除され、動力伝達時の伝達損失が増加することはない。 (もっと読む)


【課題】トランスミッションケース内のミストの一部を噴射ノズルに循環させて新たに生成するミストの量を減らすことで、ミストの生成に必要なエネルギを低減する。
【解決手段】トランスミッションケース2内にミストを噴射する噴射ノズル11を備えたトランスミッションの潤滑装置であって、噴射ノズル11は、気体供給路14を介して供給される気体とオイル供給路15を介して供給されるオイルとからミストを生成するミスト生成部16と、トランスミッションケース2内のミストをトランスミッションケース2に接続されたリターン路26を介して取り込むミスト取込部27とを有し、ミスト生成部16で生成されたミスト及びミスト取込部27より取り込まれたミストをトランスミッションケース2内に噴射するものである。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック等の第1締結部材と、シリンダヘッド等の第2締結部材との間に押圧力伝達部材を配置することにより、締結面に開口するシリンダボア等の穴部の変形を低減できる締結構造と、この締結構造を用いてピストンの摩擦力とオイル消費量を低減できる内燃機関を提供する。
【解決手段】シリンダブロック2にシリンダヘッド3をヘッドボルト5により締結する内燃機関1において、前記シリンダブロック2の締結面に雌ねじ部2baを底部側に有するボルト挿入孔2bを穿設すると共に、前記シリンダブロック2の締結面に所定の深さD2のスペーサ挿入溝2cを設け、前記締結面より突出する厚みTを持つ押圧力伝達用スペーサ10を前記スペーサ挿入溝2cに配置し、前記ヘッドボルト5を前記雌ねじ部2baに螺合して前記シリンダヘッド3を前記シリンダブロック2に締結する。 (もっと読む)


【課題】上方が開口する荷台を有する車両において、荷台後部の構造の複雑化を伴うことなく、車両走行時の空気抵抗の低減を図ることが可能な車両の空気抵抗低減構造の提供を目的とする。
【解決手段】ピックアップ1は、キャブ2と荷台3と整流板10とを備える。キャブ2はピックアップ1の前部に配置され、車幅方向に沿って立設されるキャブ背面8によって後端が区画される。荷台3は、キャブ2の下部後方でキャブ背面8の上端9よりも下方に配置され、床13と床13の車幅方向両側で車両前後方向に沿って相対向して起立する一対の側壁14と床13の後端側で車幅方向に沿って起立するテールゲート15とを有する。整流板10は、テールゲート15の上端16よりも上方でキャブ背面8から車両後方に向かって延びる。 (もっと読む)


【課題】フリーピストン型スターリングサイクル機械において、パワーピストンとディスプレーサピストンとの位相差の調整を容易として、高性能な作動を維持するとともに、往復動に伴う振動の発生を防止する。
【解決手段】パワーピストン1を第1ばね5により往復動させるとともに、反転機構8を介して質量体7を連結し、質量体7に、パワーピストン1と位相差が180°となる往復運動を質量体に行わせる。そして、質量体7とディスプレーサピストン3とを第2ばね9によって連結し、ディスプレーサピストン3が質量体7に対して90°の位相遅れで往復動するように調整する。パワーピストン1とディスプレーサピストン3との位相差は、最適値である90°となり、エンジンは高性能な状態で作動する。また、パワーピストン1と質量体7の慣性力がバランスし、往復動に伴う振動が減少する。 (もっと読む)


【課題】一対の摩擦車式無段変速機を備えた変速装置において、ローディング装置の構成を簡易化し、かつ、各々の無段変速機の回転差による滑りの増大を防止する。
【解決手段】変速装置は、一対の摩擦車式無段変速機A、Bを備え、各々の摩擦車式無段変速機の出力リング4が中央部に位置するよう対称的に配置される。両出力リング4の中間部にはガイド部材7と転動体9とを設置し、ガイド部材7の外周に歯車を設けて変速装置の出力軸8と連結する。転動体9が挿入される貫通空間部72は、転動体9が周方向に変位すると径方向外方にも移動するような形状を有し、また、両方の出力リング4には、傾斜部を備えた円周溝42が形成されている。ガイド部材7に出力軸8の負荷が作用すると、転動体9は、径方向外方に移動して円周溝42の傾斜部を押圧し、無段変速機の摩擦伝動を行う部材の間に押付け力を付与するローディング装置として作動する。 (もっと読む)


【課題】排気ガス制御弁を過度に開閉することなく、固着防止を図ることができる排気ガス制御弁の固着防止装置および方法を提供する。
【解決手段】車両のエンジン10の排気ガスが流通する通路3に、該通路3の流量を調整するための排気ガス制御弁4が設けられ、その排気ガス制御弁4に上記排気ガス中の煤などの汚れが堆積して該排気ガス制御弁4が固着するのを防止するために、上記エンジン10を停止する際に上記排気ガス制御弁4に開閉動作を行わせる固着防止装置1において、上記エンジン10の運転状態または上記車両の走行状態を基に、上記排気ガス制御弁4に堆積した煤などの汚れを該排気ガス制御弁4から落とすために必要な開閉回数を算出する回数算出手段66と、上記エンジン10が停止する際に、上記排気ガス制御弁4を、上記回数算出手段66により算出された開閉回数だけ開閉動作させる制御手段66とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のEGR通路に導かれた排気ガス中の水分がEGRクーラで冷却されて発生する凝結水を、過給圧を利用して効率よく排気ガスの熱により蒸発処理できるEGRシステム及びEGRシステムの制御方法を提供する。
【解決手段】EGRクーラ20を備えたターボチャージャ付き内燃機関10のEGRシステム1において、EGR通路19のEGRクーラ20の下流側とEGR弁21の間に設けた凝結水貯留部22と排気通路15との間を凝結水排出通路23で接続し、排気通路15のターボチャージャ13のタービン13bの上流側と、前記EGR通路19のEGRクーラ20の下流側と前記凝結水貯留部22との間を連結して設けた高圧ガスバイパス通路26にバイパス開閉弁27を設け、このバイパス開閉弁27を、過給圧P5が増加して、前記ターボチャージャのウエストゲートバルブ13cを開弁する制御を行う前に、一時的に開弁する制御を行う。 (もっと読む)


【課題】ロッカーアームを機関弁が開弁状態となるように押さえる油圧ピストンを備えた可変動弁装置において、油圧ピストンの昇降により発生した油圧をエンジン駆動エネルギーとして回収する。
【解決手段】カムシャフト3の回転により機関弁(吸気弁2)を弁バネ5に抗して開弁するロッカーアーム6の上方に、油圧室12の油圧によりロッカーアーム6を押さえて吸気弁2を開弁状態に保持する油圧ピストン13と、油圧室12に逆止弁14を介して作動油を導入し油圧室12から電磁弁15を介して作動油を排出する油路16とを備えたブロック7を配置し、電磁弁15により油圧室12の圧力を保持・解放して吸気弁2の閉弁時期を制御する。カムシャフト3に油圧タービン20を設け、油圧タービン20とブロック7の油路16の排出ポート19とを油導入路21で接続し、油圧タービン20に油排出路22を接続する。 (もっと読む)


【課題】NOx浄化触媒又は触媒付きDPFの少なくとも一方を使用している排気ガス浄化システムにおいて、NOx吸蔵還元型触媒のNOx再生や触媒付きDPFのPM強制再生を、内燃機関の運転状態が低負荷運転状態であっても実施可能とする排気ガス浄化システム及びその制御方法を提供する。
【解決手段】内燃機関10の排気通路11の上流側から、排気管内直接噴射装置47と、酸化触媒31と、NOx浄化触媒32又は触媒付きDPF33の少なくとも一方を備えた排気ガス浄化システム1において、前記酸化触媒31の担体を金属材料又は金属材料の比熱以下の比熱を持つ材料で、排気ガスの混合機能を有する構造に形成する。 (もっと読む)


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