説明

株式会社ダイヘンにより出願された特許

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【課題】溶接欠陥を予防するための条件設定を簡単に行なえる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置の制御装置は、使用母材の種類と使用溶接ワイヤの種類と溶接条件とに基づいてデータベースを参照し溶接金属のニッケル当量およびクロム当量を算出する(S11)。そして、溶接金属のクロム当量およびニッケル当量に基づいて定まる点がシェフラーの状態図に基づいて定められた安全領域に属するか否かを判定し(S13)、判定結果が安全領域に属しない場合に溶接条件の変更候補を表示部に表示させる(S16)。特別な追加装置を必要とせず、現状の溶接装置の構成を大きく変えなくても、欠陥の発生しにくい溶接継手を作成する条件をユーザが簡単に溶接装置に設定できる。 (もっと読む)


【課題】給電チップ・母材間距離の変化に対して溶接電流値を一定に維持する送給制御方法において、アーク長の長短の設定に関わりなく制御系の過渡応答性及び定常安定性を良好にする。
【解決手段】溶接電流と予め定めた電流設定値とが等しくなるように溶接ワイヤの送給速度をフィードバック制御して溶接する消耗電極アーク溶接の送給制御方法において、単位時間当たりの短絡回数を検出し、この短絡回数検出値Ndを入力として予め定めたゲイン設定関数によってフィードバック制御系のゲインGrを設定する。これにより、アーク長と相関関係にある短絡回数検出値Ndに応じてゲインGrが適正化されるので、制御系の過渡応答性及び定常安定性を良好にすることができる。 (もっと読む)


【課題】作業効率を向上させて、被溶接物17において発生する分流回路に流れる無効電流を補正することができる抵抗溶接制御装置1を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗溶接制御装置1は、溶接離間距離設定器29が各溶接離間距離を設定し、電流増加度算出回路28が溶接離間距離設定器29の出力信号を入力として二次電流設定値の増加度を算出する。二次電流設定値加算回路30が、二次電流設定器22の出力信号と電流増加度算出回路28の出力信号を入力として、二次電流設定器22の設定値に増加度Gを加算させた信号を電流誤差増幅回路23へ出力する。電流誤差増幅回路23が二次電流検出器21の検出信号と二次電流設定値加算回路30の出力信号とを入力として誤差を算出し、インバータ駆動回路5が電流誤差増幅回路23の出力信号を入力としてインバータ回路4を制御する抵抗溶接制御装置1である。 (もっと読む)


【課題】フラッシュメモリが内蔵されたフラッシュマイコンを備える場合に、フラッシュメモリへの設定データの書き換えを常に適切に行うことができ、使い勝手の良い電磁誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】操作パネル3で設定された加熱条件に基づいて加熱手段2を制御する制御回路4を有するとともに、制御回路4の周囲温度を検出する温度センサ42を備え、制御回路4は、温度センサ42で検出される周囲温度がフラッシュメモリ413への設定データの書き換えに適合した仕様温度範囲から外れている場合には設定データのフラッシュメモリ413への書き換えを禁止することで、フラッシュメモリ413へ誤った設定データが書き込まれるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】電極先端電圧の算出に用いるインダクタンス値の測定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】先端電圧Vaの算出にかかる電極12の先端までの合計インダクタンス値Lの測定は、仮溶接モードの実溶接中の短絡期間に行われる。つまり、インダクタンス値Lの測定は電極12を短絡状態として行う必要があるが、実溶接中の短絡期間にて実施することで電極12を短絡させる作業が不要となる。 (もっと読む)


【課題】高周波電力を設定値に保つ出力制御と増幅回路を保護する保護制御とを、簡単な構成で、正確かつ安定に行わせることができる高周波電源装置を提供する。
【解決手段】電力増幅部6の出力から高周波検出部8を通して得た進行波検出信号Sf と高周波信号発生部4の出力を分波して得た基準高周波信号とを乗算する乗算部11の出力から直流分を検出することにより進行波電力の基本周波数成分を検出し、高周波検出部8から得た反射波検出信号Sr を検波することにより検出した全反射波電力成分から、反射波検出信号と基準高周波信号とを乗算する乗算部15の出力から直流分と基本周波数の2倍の周波数成分とを除去した信号を検波することにより検出したスプリアス周波数成分を減算することにより反射波電力成分の基本周波数成分を検出し、検出した進行波電力及び反射波電力成分の基本周波数成分を用いて電力増幅部6を制御するようにした。 (もっと読む)


【課題】パワーケーブルの敷設状態が変化する使用態様においても制御に用いる電極先端電圧を精度良く算出でき、溶接性能の更なる向上に寄与できる溶接システムを提供する。
【解決手段】溶接ロボットシステム50では、電極12側の可動に基づいてパワーケーブル14の敷設状態が変化する。こうした変化に対応すべく複数位置α〜γ毎に測定した電極12までの測定値(抵抗値Rα〜γ、インダクタンス値Lα〜γ)が記憶装置63に複数保持される。そして、位置α〜γ毎に保持される測定値が各位置α〜γでの溶接開始指令ASα〜γにて切り替えられ、電源装置11での先端電圧Vaの算出の際にその測定値にかかる電圧変化分を個別に補正した先端電圧Vaの算出が行われる。つまり、電源装置11の制御に用いる先端電圧Vaの算出にパワーケーブル14の敷設状態に応じた電圧補正が行われるため、その時々で精度の高い先端電圧Vaの算出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】塩害が生じたときに電気機器のケースに漏洩電流が流れるのを防ぐことができるようにしたブッシング端子カバーを提供する。
【解決手段】ヒンジ部400により開閉自在に連結された第1及び第2のカバー半部401及び402により、ブッシング端子1の端子導体103の端子部103aと該端子部に接続された電線3の端子部寄りの部分とを覆うカバー主部403aと、端子導体のフランジ部の外周を取り囲む環状のカバー端末部403bと、端子導体のフランジ部103bの軸線方向端面に係合して位置決めを図る位置決め部403cと、カバー主部403aより外方に導出される電線3の外周を覆う電線被覆部403dとを一体に有するカバー403を構成する。カバー端末部403bとブッシングの先端の傘部101aとの間に隙間が形成されるようにカバー端末部の軸線方向長さを設定する。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、溶接機の出力ケーブルの長さに影響されない良好なアークスタートを行う被覆アーク溶接の出力制御方法を提供する。
【解決手段】 溶接電源の出力電流値を検出し、前記出力電流値と予め定めた出力電流設定値との誤差を算出し、前記算出した誤差を予め定めた基準増幅率で増幅して誤差増幅値を算出し、前記誤差増幅値に基づいて前記溶接電源の出力電流を制御する被覆アーク溶接の出力制御方法において、前記出力電流のリップル値を算出し、前記リップ値が予め定めたリップル基準値未満のとき前記基準増幅率を予め定めた値に増加させる、ことを特徴とする被覆アーク溶接の出力制御方法である。 (もっと読む)


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