説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】老朽化した法面保護工を新たなロックボルトの設置作業を伴うことなく補修可能な、施工性の良好な補修方法を提供する。
【解決手段】ロックボルト1の頭部側に頭部部材2を螺合させて連結し、その頭部部材2の外面に形成した雌ネジに対して締付ナット6を螺合して法面上に設置する構造物12を締付け固定するとともに、補修時には、前記頭部部材2の内部に形成した雌ネジに対して延長ボルト4を螺合させて連結し、さらに前記構造物12上に補修用構造物14を構築した上、前記延長ボルト4に対して締付ナット16を螺合し、その延長ボルト4を介して補修用構造物14を締付け固定することにより補修する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部外周面にスタッドボルトを接合することを前提として、平板部を有するアンカー鉄筋を作業性良く接続することが可能であると共に、スタッドボルトのがたつきや片当たりを防止して杭頭部外周面に対し高い接合性能でアンカー鉄筋を接続することが可能であり、また種々の杭径に対して汎用性高く適用し得る杭頭接合構造を提供する。
【解決手段】杭頭部外周面1aに接合したスタッドボルト2に、スタッドボルトが貫通する挿通孔5を有するアンカー鉄筋3端部の平板部4を挿通し、スタッドボルトにナット7を螺着することで、アンカー鉄筋を杭頭部に接続する杭頭接合構造であって、挿通孔はスタッドボルトに対してルーズホールで形成され、杭頭部外周面に面する平板部表面4aには、内面が杭頭部外周面との間に隙間を空けた状態で一対の開口縁部が当該杭頭部外周面と当接すると共に挿通孔と連通される溝6が、アンカー鉄筋の長さ方向に形成される。 (もっと読む)


【課題】楔の個数を増やしたりスリーブの長さ寸法を延長する必要がなく、また簡易な組立作業で適切にスリーブの回転作用を抑制することが可能な棒鋼接合装置を提供する。
【解決手段】内周面が断面長円状の筒面で形成され、反対方向から挿入される一対の棒鋼2,3がその内部で重ねて配置されるスリーブ4と、スリーブに形成した挿通孔7を介してこれら棒鋼間へ圧入される楔5とを有し、楔でこれら各棒鋼をスリーブ内周面に押し付けることにより、これら棒鋼をスリーブから引き抜く引張力に対して接合保持するための棒鋼接合装置において、これら棒鋼に作用する引張力でスリーブに生じる回転作用を抑制するために、少なくともいずれか一方の棒鋼の外側に、スリーブ外方へ突出する長さ寸法を有して、当該スリーブ内周面に当接する回転抑制部材6を設けた。 (もっと読む)


【課題】より簡素な構成によって、軟弱な地盤に対しても土留板の支持力の不足が生じることなく、的確な土留作用を確保し得る使い勝手のよい客土用の土留技術を提供する。
【解決手段】略U字状又は略V字状に折曲げ形成した棒材からなる複数の支持部材5の各頂部を連結部材6にて連結し、その連結部材6を境に支持部材5の山側に多数の開孔部を備えた土留板7を支持するとともに、前記支持部材5の谷側の下端部に可撓性を有する接地板8を固着し、その接地板8を傾斜した地盤表面に接地させるとともに、前記土留板7の下部をアンカーピンにより地盤に対して固定した上、前記地盤上に植生用の客土を供給する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部外周面にスタッドボルトを接合することを前提として、スタッドボルトのがたつきや片当たりを防止して杭頭部外周面に対し高い接合性能でアンカー鉄筋を接続することが可能であり、また種々の杭径に対して汎用性高く適用し得る杭頭接合構造を提供する。
【解決手段】杭の杭頭部外周面1aを形成する鋼管にこれより外方へ向かって横向きに接合したスタッドボルト2に、スタッドボルトが貫通する挿通孔5及びアンカー鉄筋3の端部が接続される雌ネジ孔6を有する接続金物4を挿通し、接続金物を貫通させたスタッドボルトにナット10を螺着することで、接続金物を杭頭部外周面に当接させつつ、アンカー鉄筋を杭頭部に接続するようにした杭頭接合構造であって、挿通部はスタッドボルトに対してルーズホールで形成されるとともに、杭頭部外周面に面する接続金物表面4aが平坦面で形成される。 (もっと読む)


【課題】外径の異なる棒鋼であっても、適切に接合することが可能な棒鋼接合装置を提供する。
【解決手段】内周面4bが断面長円状の筒面で形成され、反対方向から挿入される一対の棒鋼2,3がその内部で重ねて配置されるスリーブ4と、スリーブに形成した挿通孔7を介してこれら棒鋼間へ圧入される楔5とを有し、楔でこれら各棒鋼をスリーブ内周面に押し付けることにより、これら棒鋼同士を接合する棒鋼接合装置1において、外径寸法が小さい第2の棒鋼3の外側に、外径寸法が大きい第1の棒鋼2の外径寸法に合致する外径寸法を有して、スリーブ内周面に当接される応力伝達部材6を設けた。 (もっと読む)


【課題】斜面の安定化のための受圧装置全体の軽量化を図り、とりわけ盛土斜面に適用した場合に起りやすい受圧装置の沈下の問題を解消するとともに、設置面における水の流通性を確保し、緑化にも適応できる斜面の安定化技術を提供する。
【解決手段】可撓性を有する下部網状部材3と、その下部網状部材3より剛性が高く、該下部網状部材3と同等以下の大きさで同形の外形からなる上部網状部材4との組合わせにより、斜面を押える網状部材からなる二重受圧面構造を形成するとともに、上部網状部材4より剛性が高く、その上部網状部材4の外形より小さい外径の略逆椀状からなり、中央部にアンカー6の挿通孔を形成した押圧部材5を介して、アンカー6に付与される緊張力を上部網状部材4へ伝達し、さらに下部網状部材3へ伝達して斜面2を押える。 (もっと読む)


【課題】支圧板の下方に対してグラウト材を隅々まで満遍なく的確かつ簡便に充填できるように改良し、その支圧板の下方に位置するロックボルトの頭部側周辺部に残留する空隙部をより確実に除去することによって、ロックボルトの頭部に対する防錆効果の向上を図ったロックボルトの施工方法を提供する。
【解決手段】当該設置孔10内に、ロックボルト3をその頭部側に内部にグラウト材の注入路を形成し外周面に締付ナット13に螺合可能な雄ネジを形成したグラウト充填用金具1を装着した状態に設置し、そのグラウト充填用金具1と設置孔10との間隙を介してグラウト材11を1次注入するとともに、グラウト充填用金具1の支圧板12から外部へ突出した突出部にグラウト材供給手段を接続してグラウト充填用金具1の内部に形成した注入路を介してグラウト材を2次注入することにより、支圧板12の下方の空隙部に対してグラウト材を充填する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部と基礎とを一体化する際に、杭頭側の中空部に充填した中詰めコンクリートとの結合強度を向上させた既製コンクリート杭を提供する。
【解決手段】既製コンクリート杭1は、円筒状からなるコンクリート体2の内部に、軸心方向に沿い且つ円周方向に等間隔で複数の異形鉄筋3が埋設されるとともに、コンクリート体2の内周面には略く字状に屈曲した鉄筋4の屈曲部5が、円周方向と軸心方向に所定の間隔で突出し、さらに両端部には端板6が一体に設けられた構成である。屈曲鉄筋4は、隣り合う異形鉄筋3間に跨るようにその両端部で溶接される。基礎と杭頭部とを一体化するために鉄筋籠をコンクリート体2の中空部に挿入し、中詰めコンクリートを充填すると、中詰めコンクリートが鉄筋4の屈曲部5を取り囲んだ状態で固化するので、屈曲部5のせん断抵抗力により両者の一体性が高まる。 (もっと読む)


【課題】基盤に立設された柱状部上に着生した海藻種苗を核として利用する藻場造成技術において、柱状部上に着生した海藻種苗をウニ類の食害から保護し得る移動規制装置とこれを用いた藻場造成用構造物を提供し、より確実な藻場の造成を図る。
【解決手段】基盤2に立設した円柱状部3の所定高さ位置に支持体4と多数の紐状体5とからなる移動規制装置6が設けられるとともに、この移動規制装置6よりも上方の外周面にはプラスチック製のリング状基体7と一体になった複数の海藻種苗8がリング状基体7を介して高さ方向に間隔をおいて取り付けられている。この場合、多数の紐状体5の下端部が基盤部2の上面にほぼ到達するように、支持体4の取付位置が設定され、ウニ類9の這い上がりを阻止する。移動規制装置6の支持体4の位置を境界とし、その上方の円柱状部外周面が海藻8の育成床として利用される。 (もっと読む)


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