説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】効率的な生産が可能であり、移植用の海藻種苗とした場合には移植後の定着率が良好で、そのまま造成用構造物に簡単に取り付けることができ、食用や餌料としての適用も可能な海藻種苗とその生産方法を提供する。
【解決手段】海藻種苗1は、片面側に鋸歯状突起が形成されループ状に湾曲可能な帯状部2を、内部に係止爪を備えた箱状の頭部3でループ状態に保持する結束バンド4の頭部3に、海藻の小藻体5を着生した構成である。結束バンド4のループ状保持機能を利用することにより、海藻養殖では従来の挟み込みに代えて養成用ロープに巻き付け、また藻場造成では造成用構造物のフックなどに巻き付けて使用する。その生産方法は、頭部3を上に向けた状態の結束バンド4を、海藻の生殖細胞を含む水槽内に設置し、新鮮な海水と空気を送り込むことで頭部3の表面に小藻体5を着生させる。 (もっと読む)


【課題】適宜数に分割した分割フープ筋と主筋との各交差部に対する結合手段として、その固定作業が比較的簡単かつ安価で鉄筋に対する熱影響の心配もなく、しかも緩みのない結合状態が的確に得られる結束線による結合手段を採用し、それに適した分割鉄筋籠の組立技術を提供する。
【解決手段】適宜数に分割した分割フープ筋4を、その円弧部内側を上方に開放した状態に、複数の板状支持部材2と横部材3とからなる架台の長手方向に沿って間隔をあけて複数配置するとともに、それらの分割フープ筋4に対して直交する方向に複数の主筋5を間隔をあけて並列配置し、それらの分割フープ筋4と主筋5との各交差部に対して、結束線をその両端部が分割フープ筋4の内側に位置するように内側から巻付けて緊締することにより分割鉄筋籠を組立て、この分割鉄筋籠を複数用いて鉄筋継手28により連結して円筒状の鉄筋籠を形成する。 (もっと読む)


【課題】梁主筋の座屈防止と貫通孔上下のコンクリートの圧壊防止を同時に達成することが可能で施工性が良好な梁貫通孔周囲の補強装置及び梁構造を提供する。
【解決手段】梁上端主筋4と梁下端主筋5との間に設置され、梁幅方向に形成される貫通孔14を補強する貫通孔補強部材10と、貫通孔補強部材の下部周面を取り囲む第1湾曲部分11cから第1湾曲部分の外形寸法よりも狭めた間隔で延出される上向き並行部分11dに亘る第1U字筋部11a及びこれら第1U字筋部を繋いで梁上端主筋に上方から係合させる第1座屈拘束筋部11bを有する第1補強鉄筋11と、貫通孔補強部材の上部周面を取り囲む第2湾曲部分12cから第2湾曲部分の外形寸法よりも狭めた間隔で延出される下向き並行部分12dに亘る第2U字筋部12a及びこれら第2U字筋部を繋いで梁下端主筋に下方から係合させる第2座屈拘束筋部12bを有する第2補強鉄筋12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】梁主筋の座屈防止と貫通孔上下のコンクリートの圧壊防止を同時に達成することが可能で施工性が良好な梁貫通孔周囲の補強装置及び梁構造を提供する。
【解決手段】梁上端主筋4と梁下端主筋5との間に設置され、梁幅方向に形成される貫通孔16を補強するための貫通孔補強部材10と、貫通孔補強部材の下部・上部周面をそれぞれ取り囲むための第1・第2U字筋部11a,12a及びこれらU字筋部をそれぞれ繋いで梁上端主筋・梁下端主筋それぞれに係合させるための第1・第2座屈拘束筋部11b,12bをそれぞれ有する第1・第2補強鉄筋11,12と、貫通孔補強部材上部・下部にそれぞれ接合するための上部・下部接合筋部13a,14a及びこれら上部・下部接合筋部それぞれから連続して梁上端主筋・梁下端主筋にそれぞれ係合させるための第3・第4座屈拘束筋部13b,14bをそれぞれ有する第3・第4補強鉄筋13,14とを備えた。 (もっと読む)


【課題】溶接開始時における通電端子あるいはフラックスとしての役割を担うアルミニウム球体等の良導電性材料からなる金属製塊状物が、スタッド本体の溶植側端面の中央部分にその一部を表面から突出した状態で固着されたスタッドにおいて、金属製塊状物の脱落防止を経済的に実現する。
【解決手段】スタッド本体10の溶植側端面の中央部分に凹部14が設けられるとともに、その開口周縁部分には内側に膨らむ環状の膨出部14aが形成される。そして、金属製塊状物13は、圧入により塑性変形しながら膨出部14aの裏側にも入り込んだ状態で凹部14内に充填されるので、衝撃等に対して脱落することがなくなる。膨出部14aは、凹部14の開口周縁部分付近の内周面を規制する突出部を先端側に備えた形状のパンチで押圧することで簡単に成形できる。 (もっと読む)


【課題】魚礁本体の一部が海面上に出た状態と、魚礁本体の全体が海面下に位置する状態との間で、潮流の速度に応じた位置をとるように浮力を調整し、さらに海面下に沈んでいるときの位置を海上の船舶から視認するための標識ブイを備え、該標識ブイが魚礁本体の周囲を回るような動きをした場合でも標識ブイの係留索が魚礁本体に絡みつくことのない浮魚礁を提供する。
【解決手段】海底に設置されたアンカーに結合する係留索を介して魚礁本体3が海面付近に係留される浮魚礁において、魚礁本体3の上面部に立設した安全柵9の外周に沿って適宜の取付用ブラケットを介して円環状部材11を設けるとともに、この円環状部材11に対して移動部材13をその周方向に摺動自在に装着し、さらに移動部材13にブイ係留索6の一方の端部を結合することにより、標識ブイが魚礁本体3の周囲を自由に回ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ブレースの端部位置で、ネジ部の引っ掛かりや局部座屈が生じることを防ぐことが可能であって、これにより芯材に適切に圧縮力や引張力を作用させ、高いブレース性能を発揮させることが可能な座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】木造建物や中低層鉄骨造建物の構造材に両端部が接合されて圧縮力や引張力を受ける芯材を有する座屈拘束ブレース1であって、分割芯材2を、これを補剛するための内管6内部に、内管端部から分割芯材端部が突出するように挿通すると共に、分割芯材端部に、転造によって分割芯材外径よりも太径な接合ネジ部2bを形成し、接合ネジ部の長さを、構造材に接合される端部カプラー5との螺合長さ寸法に、圧縮力による分割芯材の想定縮み代と引張力による分割芯材の想定伸び代とを加えた長さ(α+β+δ)を超える長い寸法を加え、内管の内部から外方に亘る長さに設定した。 (もっと読む)


【課題】材料コストや施工作業量の低減にも有効な既存RCラーメン構造における開口部の耐震補強技術を提供する。また、地震などの外力に対し、変形部におけるより均質な変形を実現して、より円滑で効率的なエネルギ吸収が得られる耐震補強技術を提供する。
【解決手段】既存のRCラーメン構造体1の開口部2に装着可能な矩形枠状の鉄骨フレーム3の四隅に、両側を取付部とし中間部分を蛇腹状に屈曲して変形部とした制振補強金物4を前記取付部を介して取付け、それらの矩形枠状の鉄骨フレーム3の四隅に設けた制振補強金物4によって開口部2を耐震補強する。前記制振補強金物4の中間部分の変形部を、交互に屈曲して蛇腹状に形成するとともに、それらの各屈曲部における屈曲角を屈曲線の全長においてほぼ一定の角度とし、各屈曲部の高さが前記隅部に近い方から外側へ向けて漸増するように構成する。 (もっと読む)


【課題】芯材端部が構造材との接合部周辺で塑性化したり、塑性ヒンジ状態になることを防ぐことが可能であると共に、簡単な構造で芯材端部を補強し得、芯材と構造材の接合部の必要剛性を低減し、接合部構造を簡素化することが可能な座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】木造建物や中低層鉄骨造建物の構造材に両端部が接合されて圧縮力や引張力を受ける芯材を有する座屈拘束ブレース1であって、分割芯材2を、これを補剛するための外管7内部に、その内面から空隙を隔てて遊挿し、外管の端部内方に、分割芯材よりも高剛性であって、分割芯材の端部と接合されかつ外管の内面に案内されて管軸方向へ移動自在な端部カプラー5を設け、端部カプラーを介して分割芯材の端部を構造材に接合した。端部カプラーと分割芯材の端部とは、螺合長さ調節可能にネジ結合される。 (もっと読む)


【課題】芯材、スペーサー及び管材の位置関係を適切に維持して、芯材の縮み代を確実に保持することが可能であって、これにより芯材の局部的な座屈を防止し、また、補剛材への圧縮力の伝達を抑制可能として、高いブレース性能を発揮させることが可能な座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】芯材を長さ方向に分割して形成した分割芯材2と、これら分割芯材同士を連結して繋ぐための中間連結部材3と、長さ方向に間隔を隔てて配設された複数のスペーサー10を外側に有し、内部に分割芯材が挿通されて中間連結部材の両側それぞれに配設される内管6と、スペーサーを含む内管及び中間連結部材が内部に挿入され、かつ中間連結部材が固定される外管7と、圧縮力による分割芯材の縮み代Q1を中間連結部材と内管との間に設定すると共に、引張時に分割芯材の変形に伴って生じる内管の移動を制限する内管移動制限手段14とを備えた。 (もっと読む)


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