説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】アンカーボルトによって引張方向だけでなく圧縮方向に対する振動エネルギも吸収させる形態の露出型柱脚構造に有効に適用することができ、双方向の振動に対してナットの緩みを的確かつ安定的に防止し得る、使い勝手の良好な露出型柱脚におけるベースプレートとアンカーボルトとの固定構造を提供する。
【解決手段】ベースプレート1に設けた複数のボルト挿通孔5に挿通した各アンカーボルト4に対して、ベースプレート1の上下から、座金6,7をそれらの座金6,7に形成したボルト挿通孔5より大きな凹部をベースプレート1との接触側に開放した状態に挟んだ上で螺合したナット8,9により前記ベースプレート1を締付け固定するとともに、座金6,7に形成した凹部、及びアンカーボルト4とボルト挿通孔5との間隙部に対して膨張性を備えるグラウト材を充填固化させることによって、ベースプレートとアンカーボルトとを強固に固定する。 (もっと読む)


【課題】アンカーボルトによる制振機能を改善して地震時に柱脚部に作用する振動エネルギの吸収能力を向上するとともに、柱脚構造としての基礎コンクリートに対して、より安定した継続性のある定着作用が簡便かつ的確に得られる、使い勝手の良好な露出型柱脚構造を提供する。
【解決手段】ベースプレート1の周辺部に設けた挿通孔に挿通したアンカーボルト4に螺合した上下のナットによりベースプレート1を締付け固定するとともに、基礎コンクリート3中に埋設されたアンカーボルト4の下部に周囲のコンクリートと付着する定着領域4aを形成し、さらに前記定着領域4aの上部にアンカーボルト4の外径より若干大径の内径からなる座屈拘束用スリーブ7を遊嵌した振動エネルギの吸収領域4bを形成する。 (もっと読む)


【課題】施工現場での溶接作業および杭頭部周囲の掘削作業が不要であり、鋼管杭と構造物との間の結合力を低下させることなく、鋼管杭に対する取付作業を向上させることができ、高止まりによって切断された杭頭部への適用が可能な杭頭接合用連結材を提供する。
【解決手段】杭頭接合用連結材20は、鋼管杭5の内径よりも幾分小さい外径で所要長さの鋼管体21の上端部に、その外径よりも大きい鋼製円板からなる定着部24を備えるとともに、中央部と下端部にそれぞれ鍔状部22と鋼製円板からなる封止部23を備えた構成である。鋼管杭5の上方から挿入された杭頭接合用連結材20は、鍔状部22が鋼管杭5の上端面に当接することで所定位置に係止され、鍔状部22にある注入孔から鋼管杭5の内周面との隙間に充填されたグラウト材6が固化することにより、鋼管杭5の杭頭部に対して強固に固着される (もっと読む)


【課題】地盤の沈下などによって生じる地盤側とアンカー部材側との間の間隙を、その間隙の大きさに関わらず簡便かつ的確に吸収することができる、使い勝手のきわめて良好な受圧装置を提供する。
【解決手段】支圧板3の挿通部を介して上方へ突出するアンカー部材1の頭部に螺合する締付ナット5と、アンカー部材1の上部に設置される上部支持部材13と、それらの締付ナット5と上部支持部材13との間に設置されるねじりコイルばね11を備え、ねじりコイルばね11の両側の各端部を前記締付ナット5と上部支持部材11に対してそれぞれ係止して、そのねじりコイルばね11のねじれ復元力によって締付ナット5を回転することにより、地盤2側とアンカー部材1側との間に生じる間隙を吸収する。 (もっと読む)


【課題】筒体の回転を防止して接合力を高める。
【解決手段】本発明に係る鉄筋の接合具1は、断面形状が長円状の筒体2と楔部材3とからなる。筒体2は、2本の鉄筋4a,4bが同一の直線上に直列に配置されるように該鉄筋の端部5a,5bを両端の開口6a,6bからそれぞれ挿入できるようになっている。筒体2は、一対の平板状壁部8,8と、該平板状壁部を一方の側で相互に接続する半円筒状壁部7と、他方の側にそれぞれ設けられた一対の屈曲部10,10とからなり、一対の平板状壁部8,8には、楔挿通孔9a,9a及び楔挿通孔9b,9bを形成してある。一対の屈曲部10,10は、平板状壁部8,8からそれぞれ延びており、それらの外周面で相互に当接された状態で溶接固定することにより、筒体2の材軸方向に沿って延設され該筒体の内側に向かって筒体2の内面から突出する内方突設部11を構成する。 (もっと読む)


【課題】改修工事などで、躯体に開口部を開けるときに、安価に躯体のヒビ割れ拡大を抑える。
【解決手段】環若しくは円弧の略円周方向に連続して並列する繊維糸2と、略半径方向へ伸びて並列する繊維糸3とを重ね合わせ、両者を一体化して環状若しくは円弧状の繊維製補強材1とする。コンクリート建物躯体に開口した開口部4周囲の壁5面に、繊維製補強材1を接着性材料によって接着する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成によって、鉄筋コンクリート用貫通孔補強部材の設置位置に関する融通性があり、かつ開孔用のスリーブの設置作業の作業性が良好で、しかも前記スリーブを的確に支持することができ、コンクリートの打設時に作用する圧力に対しても十分な支持強度を簡便に確保し得る鉄骨鉄筋コンクリート構造用の貫通孔補強構造を提供する。
【解決手段】開孔用のスリーブ10を、鉄骨用貫通孔補強部材9に形成した貫通孔8へ挿通して中間部を支持するとともに、その両側の外側部を鉄筋コンクリート用貫通孔補強部材11,12に形成した2個の内方へ突出した突出部13,14によって当接支持する。 (もっと読む)


【課題】木造軸組みに取付けた耐震ブレースが、地震時の振動が作用しても抜け落ち易くならない。
【解決手段】柱材1や梁2などの軸組みに取付ける取付具Aは、柱材1に固定する固定部6を有する垂直材固定体3と、梁2に固定する固定部6を有する水平材固定体4とから成っており、垂直材固定体3と水平材固定体4は、互いに一部を重ね合わせて角度が自在に可変であるとともに、共にブレース連結部8を備えている。方形軸組みの対角となる隅角部に、それぞれ取付具Aを固定するとともに、対角となる取付具A・Aには、それらブレース連結部8・8の間に引張材10を渡す。軸組みの変形を、固定体3・4の開き角度の変化によって吸収する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成によって、開孔用のスリーブ設置上の作業性に関する向上を図るとともに、貫通孔に対する補強効果に関しても、更なる改良を加えた鉄骨鉄筋コンクリート構造用の貫通孔補強構造を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート用貫通孔補強部材11,12の外側の輪郭を形成する外形の少なくとも一部を、鉄骨用貫通孔補強部材9の外側の輪郭を形成する外形より貫通孔8の半径方向外方へ突出するように形成するとともに、鉄骨1のフランジ部5,6とウェブ7との接合部から側方へほぼ45度の傾斜角で形成されるコーン状破壊面を越えて貫通孔8の半径方向外方へ突出するように形成することにより、鉄骨1のフランジ部5,6とウェブ7と鉄筋コンクリート用貫通孔補強部材11,12とによって囲まれる内側の部分(イ)のコンクリート4に対する拘束度合を高めて前記貫通孔8に対する補強作用を更に改良する。 (もっと読む)


【課題】地盤の沈下などによって生じる地盤側とアンカー部材側との間の間隙を、その大きさに関わらず簡便かつ的確に吸収することができ、しかも設置時に生じるアンカー部材の上方へ突出する不要な余長部分を排除ないし縮小可能な使い勝手のきわめて良好な受圧装置を提供する。
【解決手段】アンカー部材1側に設置される第1係合部材と支圧板3側に設置される第2係合部材とを前記第2係合部材が下方へのみ段階的に移動し得る状態に係合させる。前記第2係合部材と締付用のナット17側に設けられた受止部との間に弾性手段16を介在させ、第2係合部材を地盤2側との間隙を吸収するように付勢する。延長部材19の一端をアンカー部材1の頭部に螺着した状態において、前記ナット17によって弾性手段16を圧縮しながらその螺合位置をアンカー部材1側へ移行させた上で、前記延長部材19を取外す。 (もっと読む)


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