説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】鋼管杭等の既製杭と構造物との間の結合力を低下させることなく、既製杭に対する杭頭鉄筋の取付作業を向上させることができ、高止まりによって切断された杭頭部への適用が可能で、小型化が容易な杭頭鉄筋接続金具を提供する。
【解決手段】既製杭1の上端部に対して、一対の半円状の円弧状プレート21,21の組合せからなる円筒状の杭頭鉄筋接続金具2を宛がい、それらをボルト・ナットなどの適宜の緊締部材で縮径する方向に締め付ける。これにより、杭頭鉄筋接続金具2は、その内周面が既製杭1の外周面に圧接状態で強固に結合される。杭頭鉄筋3は、円弧状プレート21の外周面に固着されたカプラ等の鉄筋支持部材により立設状態に支持される。 (もっと読む)


【課題】法枠形成用の型枠の設置作業、とりわけ鉄筋の型枠への装着作業を改良して更なる作業の容易化を図り、しかもその鉄筋の有する強度を有効に活用して型枠としての剛性を確保し得る、法枠形成用の型枠施工技術を提供する。
【解決手段】網状型枠板に対する巻付け部を介して折畳み可能に構成された型枠を拡開した状態で、予め設置場所に置いた下部鉄筋12を跨ぐように地盤上に載置した上、前記下部鉄筋12を持上げて鉄筋外設用セパレータの縦線材4,5と鉄筋内設用セパレータの縦線材9,10との間に下方から挿入して係止用突部に係止させて仮支持し、さらに上部鉄筋11を前記縦線材間に上方から挿入して上部横線材上に載置する。前記巻付け部に伴う遊びによる型枠の柔軟性よって、下部鉄筋12及び上部鉄筋11の装着作業が容易化され、しかもその装着により両鉄筋が有する強度が有効に作用して組立て後の型枠に必要な剛性が確保される。 (もっと読む)


【課題】アワビやサザエなどの水産資源の増養殖と、藻場の造成に大きく寄与し、沿岸環境の改善に効果のある藻場礁を提供する。
【解決手段】藻場礁1は、中央部に上下方向に貫通する通水孔21を備える方形板状の基盤2に対して、その下面側に複数の支脚3を設けるとともに、上面側には複数本の柱体4を立設し、さらに基盤2の上面と側面に円盤体23a,23bを設け、上面には複数のトラフ体22を伏せた状態で、それらの開口部が通水孔21の軸心に向くようにほぼ放射状に配置された構造である。そして、柱体4と上面の円盤体23aには同じ種類の海藻種苗5aを取り付け、側面の円盤体23bには異なる種類の海藻種苗5bを取り付ける。海水は、基盤2の下面側から通水孔21を上昇して柱体4で生育している海藻種苗5aに揺動作用を与え、良好な光環境を確保するとともに、新鮮な海水を供給する。 (もっと読む)


【課題】より簡素な構成に基づいて受圧機能に必要な剛性が簡便に得られ、軽量化による施工性の向上にも有効であり、しかも個々のアンカー用受圧装置の組合わせにより簡便に面状の斜面安定化手段として使用可能な使い勝手のよいアンカー用受圧装置を提供する。
【解決手段】アンカー用受圧装置1の略中央部に位置するアンカー部材の挿通部を中心に放射方向に延びる腕部7を備え、その腕部7は、上下方向に間隔をあけて設置される上部棒状部材8と下部棒状部材9と、それらの上下部の棒状部材8,9間に波形状に配設される棒状間隔保持部材とからなる骨組み構造を採用し、少なくとも上部棒状部材8又は下部棒状部材9の一方の端部を介して隣接するアンカー用受圧装置1に直接又は中間部材を介在させて連結する。 (もっと読む)


【課題】アンカー部材の周囲に設置される法枠構成部材を有効に活用することにより、アンカー部材に作用する引張力をより広範囲に分散して地盤側へ効果的かつ的確に伝達し得るとともに、簡素な構成に基づいて必要な剛性が簡便に得られ、部材の軽量化による施工性の向上に有効で、しかも法枠の交点相互間の位置関係を簡便かつ的確に設定し得る使い勝手のよい法枠用交点ユニットを提供する。
【解決手段】法枠用交点ユニット1の中央部に位置するアンカー部材の挿通部を中心に放射方向に延びる腕部7を備え、その腕部7は、上下方向に間隔をあけて設置される上部棒状部材8と下部棒状部材9と、それらの上下部の棒状部材8,9間に波形状に配設される棒状間隔保持部材とからなる骨組み構造を採用し、少なくとも上部棒状部材8又は下部棒状部材9の一方を介して隣接する法枠形成用部材に直接又は中間部材を介在させて接続することにより法枠を形成する。 (もっと読む)


【課題】食用、餌料、化学品の原料、さらには藻場造成のための移植用海藻種苗としての適用も可能な海藻類の効率的な増殖方法を提供する。
【解決手段】海藻3の種の付着から、その後の生育に至るまでの基盤となる面状ロープ体1が、ほぼ水平状態で土のう2を介して海底4に設置される。面状ロープ体1は、長尺のロープを長手方向に対して交互に密接状態となるように折り返すことにより矩形の平板状に形成され、その近くに置かれた海藻3から生殖細胞3a等の種が表面に落下して着生する。そして、種が幼体になった段階で面状ロープ体1を展開して元の線状の長尺ロープとし、これを水平状態に保持して幼体をさらに育成する。 (もっと読む)


【課題】 鉄筋に対する締付け作業の向上を図り、しかも、より強固に鉄筋に固定できる、鉄筋とセパレータの接合金具を提供する。
【解決手段】 鉄筋aを挟持する第一、第二の挟持部片3,4をヒンジ部5を介して接続して成り、しかも、適所で接続手段によってセパレータbと接続する金具本体1と、該金具本体1の前記第一挟持部片3に一端を組付けたボルト材2とで構成する。そして、前記第二挟持部片4の自由端に、ボルト材2の他端側を嵌合する切欠8を設ける。また、該切欠8の前記ヒンジ部5側の奥端側の縁部を構成する前記第二挟持部片4の表面には、前記ボルト材2に螺合する締付けナット9が係合する凹入部11を設ける。 (もっと読む)


【課題】 テンドンの再緊張作業を円滑に行えるグラウンドアンカーを提供する。
【解決手段】 支圧板4を介して地盤又は受圧材3に重ね合わせた、アンカーヘッド等から成る定着材5に、該定着材5の内部に配置した弾性材より成る止水管11に通したテンドン1の頭部側端部を止着する。前記定着材5をジャッキで引っ張って前記テンドン1を再緊張したときに形成される、前記定着材5と前記支圧板4との間の隙間aに、再緊張維持用のシム13を係合するようにする。そして、前記シム13を、前記止水管11を内側に嵌め込む内径を備え、しかも、周方向に相対する両端間が前記止水管11の外径より狭い離開幅の欠円リング体で構成する。 (もっと読む)


【課題】乾燥収縮によるコンクリートのひび割れをより確実に抑制する。
【解決手段】本発明に係る鉄筋コンクリート構造物のひび割れ防止構造1は、RC壁2に形成された開口3の隅部4近傍に圧縮力導入機構5を埋設するとともに、該圧縮力導入機構の近傍に可撓性拘束部材としての拘束筋6を埋設してなり、圧縮力導入機構5及び拘束筋6は、本実施形態に係るひび割れ防止具21を構成する。拘束筋6は、両端を有するとともに、内方に包囲空間が形成されるよう、中心角がほぼ270度の円弧状に湾曲形成してあり、例えばD10程度の異形鉄筋を円弧状に加工形成して構成することができる。拘束筋6は、圧縮力導入機構5を構成する一対の定着板13a,13bによってコンクリート中に形成される圧縮応力領域31の内側に配置できるよう、その直径を設定しておく。 (もっと読む)


【課題】乾燥収縮によるコンクリートのひび割れをより高い精度で抑制する。
【解決手段】本発明に係るひび割れ防止具21は、RC壁2に形成された開口3の隅部4近傍に埋設され、圧縮力導入機構5と該圧縮力導入機構に取り付けられる可撓性拘束部材としての拘束部材6とからなる。拘束部材6は、可撓性材料である鉄筋等の鋼棒を半円形に曲げ加工することで内方に包囲空間が形成されるように構成してあるとともに、その各端部を面外方向に折り返すことで該各端部にフック22,22を形成してあり、該フックを圧縮力導入機構5の反力パイプ11a,11bに引っ掛けることにより、圧縮力導入機構5に着脱自在となるように構成してある。 (もっと読む)


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