説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】移植用の海草・藻類を用いた藻場造成において、成功率とその後の永続性が改善された藻場造成装置とそれを用いた藻場造成方法を提供する。
【解決手段】藻場造成装置1は、アマモ、ツルアラメ等の栄養繁殖性の海草・藻類2が着生した三次元網目状構造体からなる着生床3、フロート4、ロープ5およびアンカー6から構成され、着生床3上の海草・藻類2が光合成を行うのに十分な光量を確保できる水深に係留する。そして、海草・藻類2の成育に伴って周囲の水質が浄化された後に、着生床3の位置をさらに下げるから、生育環境の悪い海域に藻場造成装置1を適用した場合に、移植した海草・藻類2が藻場造成に不可欠な種子・胞子の供給源として機能する前に枯死することが減少する。 (もっと読む)


【課題】移植用海藻種苗や生長した海藻を藻食性魚類の食害から永続的に保護するとともに、その食害から保護された領域をアワビやサザエ等の藻食性の匍匐性水産生物に対する餌料場としても選択的に提供し得る藻場造成技術を提供する。
【解決手段】造成用基盤1に保護網4などの多孔状の保護カバーで囲んでカバー内の海藻を藻食性魚類から永続的に保護する保護空間を設けるとともに、藻食性魚類の侵入を阻止する一方、アワビやサザエ等の匍匐性水産生物のカバー内への進入を許容する通用部を設けて、前記保護カバー4内をアワビ6やサザエ等の藻食性の匍匐性水産生物に対する餌料場として提供する。 (もっと読む)


【課題】地震時に柱脚部や柱部が分担する負荷を総合的にバランスよく分配し、各構成部材の耐力を有効に活用して建物の倒壊に備えるように構成することにより、各構成部材を合理的に縮小化して材料コストの削減を図ることができ、しかも建物の急激な倒壊を回避し得る、各種の建物に広く適用することの可能な鉄骨造露出型柱脚構造を提供する。
【解決手段】鉄骨造露出型柱脚構造において、その柱脚構造を介して柱材1の反曲点高比が0.3〜0.6になるように設定するとともに、ベースプレート4と柱材1の下端部との間に、柱材1に作用する曲げモーメントに対してアンカーボルト5より先に降伏して塑性化する塑性化部材8を介在させ、かつベースプレート4の上面から塑性化部材8と柱材1との接続部9までの高さを柱材1の直径ないし一辺の長さの少なくとも1.5倍に設定する。 (もっと読む)


【課題】杭頭部と構造物側との接合構造として必要とされる接合強度を維持しながら、杭頭アンカーの埋設長を縮小して杭頭部と構造物側との接合部のコンパクト化を図り、周囲の構造物側の配筋やアンカーボルトなどとの干渉を軽減し、構造物側の設計の自由度の拡大も可能な、杭頭部と構造物側との接合構造を提供する。
【解決手段】杭頭部に設置する杭頭アンカー4の埋設長を、その杭頭アンカー4に設けた定着板5を中心に発生するコンクリートのコーン状破壊Sに基づく定着耐力が該杭頭アンカー4の引張耐力より小さくなるように短く設定するとともに、少なくとも杭頭アンカー4の外周側に縦筋8と横筋9からなる籠状鉄筋7を設置することにより、杭頭アンカー4の定着耐力が杭頭アンカー4の引張耐力以上となるように構成する。 (もっと読む)


【課題】より簡素な構成に基づいて受圧機能に必要な剛性が簡便に得られ、軽量化による施工性の向上にも有効であり、しかも根茎のからみつきも良好な、使い勝手のよいアンカー用受圧装置を提供する。
【解決手段】受圧装置1の略中央部に設置されるアンカー部材2の挿通部3を中心に放射方向に延びる腕部7を備え、かつそれらの腕部7の骨組みを、上下方向の間隔を設けて設置した上部棒状部材8及び下部棒状部材9と、それらの上下部の棒状部材間に波形状に配設した波形棒状部材10等の棒状間隔保持部材を用いて構成する。 (もっと読む)


【課題】地山に対する液状固結材の注入を確実に行え、構造的にも簡単で低廉な、地山固結用の液状固結材の地山注入装置を提供する。
【解決手段】地山2に設けた削孔3に吐出管1を嵌挿して前記地山内に埋設する。該吐出管1に嵌挿した注入管5の管壁に長手方向に適宜の等間隔を置いて注入口6を設ける。そして、各注入口6の近傍には、前記吐出管1の管壁に設け、しかも、前記注入口6からの液状固結材を吐出管1外部に吐出する吐出口7を配置する。また、前記吐出管1より突出する前記注入管5の基部を液状固結材注入用ポンプに連通させる。 (もっと読む)


【課題】より簡素な構成に基づいて受圧機能に必要な剛性が簡便に得られ、軽量化による施工性の向上にも有効であり、しかも内部空間に充填を阻害する障害物がなく、緑化基材等の充填基材の隅々までの的確な充填が容易であり、その内部空間へ充填された充填基材の一体化が害されることもなく、コストの削減にも有効な使い勝手のよいアンカー用受圧装置を提供する。
【解決手段】受圧装置1の略中央部にアンカー部材2の挿通部3を備えるとともに、そのアンカー部材2の挿通部3を中心に放射方向に延びる腕部7を備え、前記腕部7は、開口部8を有する両側の傾斜側板部9と、それらの傾斜側板部9間に配設される底板部10との組合わせから構成し、前記各板部の長辺部を接合してなる断面三角形状の骨組み構造を採用する。 (もっと読む)


【課題】従来技術を再考察して、耐震性向上のためのブレースの採用が可能であり、しかも施工性が良好で、コスト的にも割高にならないブレース付き露出型柱脚構造を提供する。
【解決手段】コンクリート8中に埋設して定着させたアンカーボルト1を用いて鉄骨柱12の下部に固着したベースプレート2を締付け固定する露出型柱脚構造において、アンカーボルト1とベースプレート2に形成したボルト挿通孔との間に間隙を設けて、その間隙部に無収縮性固化材からなるグラウト材13を充填する施工形態を積極的に採用するとともに、前記グラウト材13の全ての面を拘束して圧縮強度を強化した状態において、鉄骨柱12の下部又はベースプレート2の少なくともいずれか一方にブレース10の一端部を連結する。 (もっと読む)


【課題】より簡便な作業によって良好な設置精度が得られ、工事期間の短縮にも有効な免震装置の設置技術を提供する。
【解決手段】地盤側に設置される所要数の支持部材19と、該支持部材19によって支持される、少なくとも対向する両側の縁部に下方へ屈曲した屈曲片部5,6を形成した略コ字状断面からなり、下面に所要数のアンカー部材7〜9,13,14を設けたベースプレート1との組合わせから構成され、ベースプレート1の下方にコンクリートを打設し、そのベースプレート1上に免震装置を設置する。ベースプレート1の対向する両側の縁部に形成した屈曲片部5,6の一部をコンクリート中に埋設するようにすれば、それらの屈曲片部5,6による補強効果を更に高めることができる。 (もっと読む)


【課題】丸太材を上下に積重ねた状態に並設して形成される丸太型枠に対する足場板支持用の支持枠のより簡便で安定的な設置作業が可能となり、丸太材の軸方向の径の変化や個体間の径のバラツキに対しても容易に対応可能な丸太型枠用の足場形成技術を提供する。
【解決手段】上部を丸太型枠1側に係止するとともに下部を丸太材2の表面に当接する当接部を介して支持する複数の取付部材4を用い、それらの取付部材4を介して足場板支持用の支持枠9を設置する。すなわち、丸太型枠1に対して足場板支持用の支持枠9を直接設置するのではなく、丸太型枠1との間に取付部材4を介在させて足場板支持用の支持枠9を設置することにより、丸太材2から派生する型枠表面の凹凸の影響を解消して、支持枠9を簡便かつ安定的に設置し得るように改良する。 (もっと読む)


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