説明

岡部株式会社により出願された特許

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【課題】想定外の大きな水平力が作用し、免震領域外の異常変位に遭遇した場合には、その水平力を各免震装置に分散支持させることが可能であり、しかも前記水平力が解消された後の上部構造物の原点位置への復帰が簡便な免震技術を提供する。
【解決手段】想定外の外力による免震領域外での異常変位に対しては、上部受け部材5の下部受け部材に対する相対的な変位を許容しながら、前記変位に伴う球体6の転動によって生じる上部受け部材5の上方への変位により前記免震領域外の異常変位を抑制するという異常変位抑制手段を採用し、各免震装置の異常変位抑制手段の協働作用によって風等による想定外の外力を各免震装置に分散支持させる。 (もっと読む)


【課題】案内レールと球体を用いた免震層において、球体の位置に基づく案内レール側との接触圧の変動や回転率の変動を改善し、被支持体側と支持体側との相対的な位置関係に関わらずほぼ一定の免震性能が得られる安定した免震装置を提供する。
【解決手段】互いに離間して配設した一定の傾斜角からなる対向した傾斜面5,6を備え、それらの傾斜面5,6相互間の間隔が中央部より両外端部へ向けて徐々に小さくなるように構成した案内レール1と、この案内レール1のそれぞれの傾斜面5,6に対して内側から当接して転動する球体2とを備え、その球体2が傾斜面5,6に当接しながら中央部から外端部側へ転動する際に生じる該球体2自体の高さ方向の変位により復帰機能を付与する。 (もっと読む)


【課題】風などによる想定外の大きな外力が作用し、上部構造物と下部構造物との間に免震領域外の異常変位が生じる事態に遭遇した場合に、その外力を各異常変位抑制装置に分散させた状態で異常変位の抑制が可能であり、しかも前記外力が解消された後の上部構造物の原点位置への復帰が簡便な、免震構造における異常変位抑制技術を提供する。
【解決手段】免震装置とは別個に下部構造物と上部構造物との間に生じる免震領域外の異常変位を抑制する異常変位抑制装置1を3個以上設置する場合に、下部構造物と上部構造物との間の水平方向の変位を上下方向の変位に変換する変位方向変換用の傾斜面2を備えた異常変位抑制装置1を用い、それらの各傾斜面2に基づく変位抑制作用の協働作用によって上下構造物間の免震領域外の異常変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】より簡単な構成によってヨーイング現象を的確に防止できる免震装置を提供し、延いてはコストの削減や、適用上の自由度の拡大にも資することを目的とする。
【解決手段】少なくとも上方から見た平面視において直線的な案内機能を有する下部案内レール16及び上部案内レール17と、それらの上下の案内レール16,17の間に互いに離間した状態に配設された2個以上の球体18等からなる転動体を備え、それらの離間した転動体を介して作用する、上下の案内レール16,17相互間の水平方向の相対的な回動に対する抑制作用により、上部構造物3のヨーイング現象を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 経済性に優れかつ建物荷重による免震機能の阻害要因を取り除く。
【解決手段】本発明に係る免震装置1は、直動式の免震機構2,2を中間部材としての十字状部材3に取り付けてなる。十字状部材3は、2本のH形鋼4a,4bを直交させて構成してあり、免震機構2,2は、それらの据付け姿勢において十字状部材3の上下に位置するようにH形鋼4aのフランジ上面とH形鋼4bのフランジ下面にそれぞれボルトで取り付けてある。 (もっと読む)


【課題】 過大な地震動が入力したときの転動体走行部材の横ずれやそれに起因する転動体の飛び出しを防止する。
【解決手段】本発明に係る免震装置1は、直動式の免震機構2,2を中間部材としての十字状部材3に取り付けてなる。十字状部材3は、2本のH形鋼4a,4bをそれらのフランジが段違いになるように直交させて構成してあり、免震機構2,2は、それらの据付け姿勢において十字状部材3の上下に位置するようにH形鋼4aのフランジ上面とH形鋼4bのフランジ下面にそれぞれボルトで取り付けてある。ここで、免震機構2を構成する転動体走行部材21aには、案内板31,31を溝23の形成方向に沿ってかつ該案内板が転動体走行部材21bの横移動を拘束するように立設してある。 (もっと読む)


【課題】H形鋼柱に対してH形鋼梁を接合する柱梁接合部における補強構造を見直し、十分な接合強度や剛性を確保しやすく、しかもH形鋼柱の内部空間の有効利用が可能な柱梁接合構造を提供する。
【解決手段】H形鋼柱1の外周部に設置する外ダイアフラム2を介してH形鋼梁3,4を接合するとともに、そのH形鋼梁のフランジ部の幅Wfより外側に垂直スチフナ7,8を設置する。前記外ダイアフラム2とH形鋼梁3,4のフランジ部の板厚及び材料強度をほぼ等しく設定するとともに、H形鋼柱1のフランジ部5,6縁端の外側に位置する両側の外ダイアフラムの幅Waを加えた値をH形鋼梁3,4のフランジ部の幅より小さく設定する。さらに、H形鋼柱1のフランジ部5,6縁端の外側に位置する両側の外ダイアフラムの断面性能を加えた値をH形鋼梁3,4のフランジ部の断面性能の0.5倍以上1.0倍未満に設定する。 (もっと読む)


【課題】保管時や運搬時の取扱性がよく、梱包も容易であるとともに、現場での設置作業が容易であり、さらには、法面に設置したときの両側の網状側枠の地山への食込みを防止して所定の型枠断面積を容易に確保し得るとともに、現場での設置時に容易に位置調整や修正が可能な、施工性のよい法枠施工方法を提供する。
【解決手段】スペーサ5を網状側枠2に対して上下にスライド可能かつ回動可能に装着した法枠用型枠1を用い、スペーサ5を上限位置へスライドさせて網状側枠2の上下両縁の間に収まるように折畳んだ状態で、法枠用型枠1を施工場所に搬入し、しかる後、その搬入された法枠用型枠1を開き、前記スペーサ5を下限位置へスライドさせて縦棒7の下部を網状側枠2の下縁より下側に突出させ、予め地盤上に設置したラス金網等の金網に掛止させて法枠用型枠1を所定位置に位置決めした状態で法枠を形成する。 (もっと読む)


【課題】より簡単な構成によって施工性を向上できる斜面安定化施工における排水構造を提供し、もって作業負担の軽減や施工費の削減を図る。
【解決手段】地盤1に形成された削孔2の内壁と、その削孔2の底部に設置される定着部4を介して先端部が地盤1に定着された補強材3との間隙部に、上部が多孔状に形成された排水管6を補強材3の周囲に通水間隙を設けて外嵌した状態に設置する。また、排水管6に代えて、不織布やヘチマ等の通水部材を前記補強材3の周囲に付設した状態に設置するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】斜面に生えている立木類を残しながら地盤の安定化を図る斜面安定化工法において、より簡便に適切な削孔方式を選定し得る削孔方式の選定方法を提供する。
【解決手段】第1ステップS01では、立木類が存在するか否かを判断し、存在しない場合には対象外とする。第2ステップS02では、前記立木類の疎密度が予め定めた設定基準より密か疎かを判断し、疎の場合には対象外とする。第3ステップS03では、孔壁の不自立が明らかか否かを判断し、不自立が明らかな場合には二重管削孔方式を選定する。第4ステップS04では、前記孔壁の自立が明らかか否かを判断し、自立が明らかでない場合には自穿孔削孔方式を選定する。第5ステップS05では、削孔長が予め定めた設定値より長いか短いかを判断し、長い場合には自穿孔削孔方式を選定し、短い場合には単管削孔方式を選定する。 (もっと読む)


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