説明

曙ブレーキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】簡易にリターンスプリングの飛び出し、落下を防止することができ、ブレーキパッドの減りによる機能面の影響の少ないディスクブレーキ装置用リターンスプリングの配置方法を提供する。
【解決手段】折返し部とアーム部とを有し、ディスクブレーキ装置において対向配置されるブレーキパッドをロータから離間させるために、前記ブレーキパッドに対して前記ロータの回入方向と回出方向のそれぞれに配置されるリターンスプリングの配置方法であって、2つの前記リターンスプリングにおける前記折返し部を向かい合わせ、当該向かい合わせた2つの前記リターンスプリングにおける折返し部をそれぞれ連結させた状態で前記ブレーキパッドに配置し、連結した2つの前記リターンスプリングにおける前記アーム部の先端により前記ブレーキパッドにおけるライニング相当部の側面を挟持する。更にアーム部の先端が過度に拡開しないよう拡開抑制部をパッドクリップに設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プレッシャプレート6aの接着面とライニング7aとの接合強度を向上させられる接着方法を実現する。
【解決手段】前記プレッシャプレート6aを洗浄した後、このプレッシャプレート6aのうちで前記ライニング7aを接着すべき面である接着面に、スパッタエッチングにより微細な多数の円錐状突起を形成する。その後、この接着面に、リン酸塩処理を施してから接着剤を塗布した後、この接着面に前記ライニング7aを、加熱、加圧成形しつつ接着固定する。前記各円錐状突起により、大きなアンカ効果を得られるので、前記接合強度の向上を図れる。 (もっと読む)


【課題】コストの低減や組立性の向上を図ることができ、しかも、ディスクロータの周方向及び半径方向の変形に対して優れた追従性を有するディスクブレーキ用摩擦材組立て体を得る。
【解決手段】アンカプレート5に固定されるサポートプレート7上にロータ周方向に並べて配置される複数個の摩擦材セグメント9a〜9dは、裏板21上に固着される摩擦材23がロータ周方向に延びるスリットS1によって複数個の単位摩擦材ブロック31に分割され、且つ、各セグメントの内周側及び外周側の単位摩擦材ブロック31が、サポートプレート7上に隆起形成された着座部11に固着され、着座部11以外では、各セグメントの裏板21がサポートプレート7から浮いた状態に保持される。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金基複合材料製の表層部3bの内周縁に亀裂等の損傷が発生しにくい構造を実現する。
【解決手段】前記表層部3bの内周縁形状を、曲率半径が互いに異なる第一、第二の部分円弧7、8を連続させて成る複合円弧形状とする。そして、曲率半径が大きい前記各第一の部分円弧7、7の円周方向中央部位置と各切り欠き部4、4の円周方向中央部位置とを互いに一致させる。又、曲率半径が小さい前記各第二の部分円弧8、8の円周方向中央部位置と各取付部5、5の円周方向中央部位置とを互いに一致させる。更に、これら各第一、第二の円弧7、8の端部同士を滑らかに連続させる。この構成により、制動時に、前記表層部3bの内周縁のうちで、前記各切り欠き部4、4の奥辺部9、9に隣接する部分に生じる引っ張り応力及び熱応力を低減して、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】推力検出手段21の、組付性、配線の取り回しの容易性、耐熱性、検出精度の確保を図る。
【解決手段】キャリパ5aの底板部29の裏側面30に、前記推力検出手段21を設ける。この推力検出手段21を、温度変化に基づく検出値のずれを補正する為の温度補正用歪ゲージ32と、前記裏側面30の歪を検出する為の歪検出用歪ゲージ33、33とにより構成する。そして、前記温度補正用歪ゲージ32を、前記裏側面30に設けた凹部35に内嵌固定した柱状部材36の平坦面38に貼付する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シール溝を形成する際に特殊刃形状をした総形バイトを使用することにより、シール溝の寸法管理を容易に行なうことができるシール溝形成方法およびそれを使用してシール溝を形成したディスクブレーキを提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダ内面にピストンシール溝を加工する方法であって、前記シール溝4は、少なくとも溝部の軸方向の前後の何れか一方に段差6を形成する刃5を有するシール溝部加工用の総型バイトで加工することを特徴とするシール溝部加工方法である。 また前記段差は略深さ0.2mm、長さ2mm程度であり、段差は平面、曲面のいずれかで形成されていることを特徴とするシール溝加工方法である。さらに、ディスクブレーキ用のシリンダ内に加工されるピストンシール溝を、前記に記載したシール溝加工方法により加工したことを特徴とするディスクブレーキである。 (もっと読む)


【課題】車輪支持部に組み込み可能な現実的な大きさに抑えつつ、大きな制動力を得られ、且つ、十分な耐久性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】駆動源としての電動モータ9a側である前段側に、ボールランプ式の第一増力機構20を設ける。又、インナパッド2aを押圧するピストン状構造体23側である後段側に、カム・ローラ式の第二増力機構22を設ける。これら両増力機構20、22の増力比の積で前記ピストン状構造体23を押圧する為、大きな制動力を得られる。又、前記第一増力機構20に加わるスラスト荷重は、前記第二増力機構22の増力比分小さくなるので、この第一増力機構20の耐久性を確保できる。 (もっと読む)


【課題】推力発生機構7a、及び、予圧を付与した軸力センサ18を含む測定ユニットを、キャリパ4aに対して容易に組み付けられる様にする。そして、所望の制動力を安定して得られる構造を実現する。
【解決手段】電動モータ8aにより回転駆動される駆動スピンドルの中間部に設けた鍔部23と軸力センサ18との間に、スラスト転がり軸受24を設ける。これら鍔部23及びスラスト転がり軸受24をケースユニット26内に収納した状態で、弾性部材25により前記軸力センサ18を、前記スラスト転がり軸受24を介して弾性的に押圧し、この軸力センサ18に予圧を付与して軸力測定ユニット41とする。この軸力測定ユニット41は、広い場所で組み立ててから、前記キャリパ4aのシリンダ空間6a内に組み込む。 (もっと読む)


【課題】非制動時、制動時を問わず、キャリパ5aに対するインナ側、アウタ側両パッド10a、11aの姿勢を安定させて、非制動時だけでなく制動時にも、これら両パッド10a、11a部分で異音や振動が発生するのを防止する。
【解決手段】上記両パッド10a、11aと上記キャリパ5aとの間にパッドスプリング14aを組み付ける。そして、非制動時に上記両パッド10a、11aに加わるモーメントの方向と、上記パッドスプリング14aを構成する両付勢部33及び両係止部34から付与される力により上記両パッド10a、11aに作用するモーメントの方向とをそれぞれ同じとする。これにより、これら両パッド10a、11aの姿勢を非制動時と制動時とで同じ状態に保つ事ができて、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】耐摩擦特性、耐熱性に優れ、かつ製造コストが低く経済性に優れるブレーキ用ディスクロータを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金よりなるディスクロータ本体の表面に、高速フレーム溶射法によりCu合金の粉末をコーティングして形成した皮膜層を有し、該皮膜層のビッカース硬度が150以上300以下であり、皮膜層の厚さが50μm〜500μmであるブレーキ用ディスクロータ。 (もっと読む)


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