説明

栗田工業株式会社により出願された特許

1,521 - 1,530 / 1,536


【課題】 リン含有排水中のリンを流動床式晶析法で除去する脱リン装置において、流動床を均一に展開させて、或いは流動床内のpHを適正に制御して効率的な脱リン処理を行う。
【解決手段】 塔下部にリン含有排水の導入口が設けられ、塔上部に処理水の取り出し口が設けられ、塔内にリン酸カルシウムを含有するリン吸着材の流動床5が形成された反応塔4を有し、導入口から導入されたリン含有排水中のリンを、カルシウム化合物及び/又はアルカリ剤の添加により反応塔4内でリン酸カルシウム結晶として除去する脱リン装置。導入口から導入されたリン含有排水を流動床に均一に導入するためのディストリビュータ6を流動床5下部に有し、流動床5の展開を抑えるための押さえ板7を流動床5上部に有する脱リン装置。カルシウム化合物及び/又はアルカリ剤を流動床5内に供給する薬剤添加手段15を有し、添加手段15の供給口15Aが流動床5内で上下動可能に設けられている脱リン装置。 (もっと読む)


【課題】薬剤の使用量及び汚泥の発生量を減少し、使用する吸着樹脂の量の低減をはかり、回収水の再利用を可能とする、効率的なホウ素含有水の処理方法を提供する。
【解決手段】ホウ素含有水を濃縮する第一工程、第一工程からの濃縮水を多価金属イオン存在下に凝集沈殿処理する第二工程、第二工程からの処理水をホウ素吸着樹脂と接触させる第三工程から構成されることを特徴とするホウ素含有水の処理方法。 (もっと読む)



【課題】 槽内に浸漬配置した濾過体により生物汚泥を低動力で安定かつ効率的に分離する。
【解決手段】 汚泥粒子が通過し得る孔を有する濾布を備える濾過体4を用いると共に、槽内に繊維状物を供給する手段10を設ける。
【効果】 槽内に添加された微細繊維は濾布表面で阻止されて、濾布表面に繊維層を形成する。この繊維層で汚泥粒子が捕捉され、濾布表面に、微細繊維が絡んだ汚泥層よりなる濾過層が形成された状態で濾過が進行し、良好な処理水が得られる。汚泥層は圧密化され難いため、経時による濾過抵抗の上昇は殆どない。濾布の孔が大きいため、水位差のような小さい圧力差で濾過を行え、消費エネルギーが小さい。濾布の目詰りも大幅に低減する。 (もっと読む)


【課題】 生物反応槽内に浸漬配置された濾過体の濾過層の圧密化及びそれによる濾過速度の低下を容易に防止して、安定かつ効率的な濾過を継続する。
【解決手段】 生物反応槽1内の一側部に散気管2,他側部に濾過体3A〜3Cを設け、濾過体3A〜3Cの下方に設けた通気管10A〜10Cから、ガスを供給して濾過体表面の付着物層を剥離させる。濾過体を複数設け、剥離洗浄を順次切り換えて行うことで、濾過を継続したまま洗浄を行う。
【効果】 濾過体の下方に設けた通気管からガスを供給して、濾過体を気液混合流の掃流にさらすことにより、圧密化しつつある濾過層を効果的に剥離除去することができる。複数の濾過体を設けるため、濾過体の洗浄による水質の低下の影響は少ない。濾過体の洗浄は、濾過を継続したまま行うため、装置構成の複雑化、処理操作の煩雑化を引き起こすことはない。 (もっと読む)



【課題】 循環式硝化脱窒プロセスにおいて、改良された濾過装置を組み込み、最終沈澱池の負荷を低減あるいは最終沈澱池自体を省略し、且つ処理水質を向上させる。
【解決手段】 被処理水の流入側に無酸素域を、処理済水の流出側に好気域を有する反応槽を用い、該好気域内の硝化混合液の一部を該無酸素域へ循環させて該被処理水中の窒素を除去する循環式硝化脱窒プロセスにおいて、分離粒径20μm以上の目開きを持ち厚さが2mm以下である通水性の支持材で周囲壁の少なくとも一部を構成した中空状の濾過体を、該好気域内または後続の最終沈澱池内の少なくとも一方に浸漬配置し、該支持材上に硝化汚泥及び濁質からなる濾過膜を形成させ、後続槽との水頭差により該濾過膜を介して該濾過体内へ処理済水を流入させ且つ該濾過体内から該処理済水を引き抜く。 (もっと読む)


【課題】 生物反応槽内に浸漬配置された濾過体の濾過層の圧密化及びそれによる濾過速度の低下を有効に防止して、安定かつ効率的な濾過を継続する。
【解決手段】 生物反応槽内の一側部に散気管2,他側部に濾過体3を設け、間欠的に処理水の採水を停止すると共に濾過体3の下方に設けた通気管10からガスを供給して濾過体3表面の付着物層を剥離させる。
【効果】 濾過体の下方に設けた通気管から間欠的にガスを供給して、濾過体を気液混合流の掃流にさらすことにより、圧密化しつつある濾過層を効果的に剥離除去することができる。 (もっと読む)


【課題】 下水の造粒凝集に用いる両性有機高分子凝集剤の添加量を低減する。
【解決手段】 下水に無機凝集剤を添加して攪拌した後、両性有機高分子凝集剤を添加して攪拌した後、又は、両性有機高分子凝集剤と共に、造粒凝集槽7の下部に導入し、上部から処理水を取り出す。両性有機高分子凝集剤を造粒凝集槽7の中間部にも注入する。両性有機高分子凝集剤として、特定組成のジメチルアミノエチルメタクリレート四級化物/ジメチルアミノエチルアクリレート四級化物/アクリルアミド/アクリル酸ナトリウム共重合体を用いる。
【効果】 下水をスラッジブランケット法で固液分離するに当り、特定の両性有機高分子凝集剤を、下水とスラッジブランケットが混合する箇所とスラッジブランケット層の中間部付近とに添加することにより、凝集剤添加量の低減、処理水水質の向上が図れ、下水を低コストで効率的に処理できる。 (もっと読む)


【目的】 膜面に付着した非濾過物質を膜面から効果的に剥離する。
【構成】 処理槽10の液中に膜ユニット11を浸漬し、膜を透過した濾過処理水を得る浸漬膜装置において、複数の膜ユニット11A,11Bを液中の仕切板14で隔てゝ槽内液中に配置すると共に、その個々の膜ユニットの下方に個々に散気装置15A,15Bを設け、散気装置を交互に作動可能にする。 (もっと読む)


1,521 - 1,530 / 1,536