説明

株式会社クレハにより出願された特許

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【課題】光学材料として用いる場合に優れた透明性が得られるとともに、高い耐熱性を得ることもできる近赤外線吸収剤を提供する。
【解決手段】式(1)で表されるホスホン酸化合物と、モノポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル化合物類及びジポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル化合物類の少なくとも一方と、銅イオンとを含有する近赤外線吸収剤。


[式中、Rは、−CHCH−R11で表される1価の基であり、R11はH、C1〜20のアルキル基、又はC1〜20のフッ素化アルキル基を示す。] (もっと読む)


【課題】顔料の分散性と光学特性に優れたポリ塩化ビニリデン樹脂組成物とその製造方法、並びに該樹脂組成物からなる成形品を提供すること。
【解決手段】
ポリ塩化ビニリデン樹脂、顔料、及び水酸基含有脂肪酸のマグネシウム塩を含有するポリ塩化ビニリデン樹脂組成物;ポリ塩化ビニリデン樹脂の粉体レジンに、顔料と水酸基含有脂肪酸のマグネシウム塩とを添加しブレンドするポリ塩化ビニリデン樹脂組成物の製造方法;並びに該ポリ塩化ビニリデン樹脂組成物を溶融成形してなる成形品。 (もっと読む)


【課題】香気成分に対するバリア性が十分に高く、特に高湿度条件下においても保香性に優れた香気成分バリア性フィルムを提供すること。
【解決手段】 ポリグリコール酸系樹脂を含有することを特徴とする香気成分バリア性フィルム。 (もっと読む)


【課題】高温高湿処理を契機としてガスバリア性を向上させる方法を提供する。すなわち、高温高湿処理する前ではイオン結合反応の進行を抑制し、高温高湿処理によってイオン結合反応を進行させて、ガスバリア層前駆体をガスバリア層にする方法である。
【解決手段】本発明に係る積層体のガスバリア性向上方法は、支持体と、カルボン酸系重合体を含有する層と多価金属化合物を含有する層とがイオン化制御樹脂からなる層を介して積層されてなるガスバリア層前駆体とを備えた積層体に、高温高湿処理を施し、前記多価金属化合物を含有する層から供給される多価金属イオンを、高温高湿処理中に、前記イオン化制御樹脂からなる層、さらには前記カルボン酸系重合体を含有する層に移動させ、前記カルボン酸系重合体を含有する層の中のカルボキシル基と前記多価金属イオンとの間にイオン結合反応を起こさせて、前記ガスバリア層前駆体をガスバリア層とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】空孔率が高く、ろ水処理膜を初めとする分離用多孔膜として有用なフッ化ビニリデン系樹脂多孔膜の製造方法を提供する。
【解決手段】フッ化ビニリデン系樹脂と有機液状体との混合物の膜状成形体(a)をハロゲン化溶媒に浸漬して有機液状体を抽出除去してその抜け跡の空孔中にハロゲン化溶媒を含有する膜状成形体(b)を形成し、これを実質的に乾燥させることなく、フッ化ビニリデン系樹脂に対して膨潤性を有さない溶媒に浸漬してハロゲン化溶媒を置換させ、その後、乾燥させることを特徴とするフッ化ビニリデン系樹脂多孔膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な透水量維持性能と透水量の大なる、フッ化ビニリデン系樹脂多孔膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一表面側に孔径が小さい緻密層を有し、前記一表面から逆側表面にかけて連続的に孔径が拡大する非対称網目状傾斜構造を有し、下記(a)〜(c)の条件を満たすフッ化ビニリデン系樹脂多孔膜:(a)緻密層の表面から連続する厚さ5μmの部分の空孔率が60%以上、(b)前記一表面の表面孔径が0.30μm以下、(c)差圧100kPa、水温25℃の条件で試長L=200mmでの透水量の全層空孔率A2=80%への換算値Q(m/day)と、前記一表面の表面孔径P1の4乗値P1(μm)との比、Q/P1が5×10(m/day・μm)以上。フッ化ビニリデン系樹脂に相溶性を有する可塑剤とフッ化ビニリデン系樹脂との溶融混練押出膜を、片側から優先的に冷却し、固化後、可塑剤を抽出する方法により製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた特定波長光の吸収特性又は発光特性を有しつつ、従来に比して成形加工性を向上できる光学材料を提供する。
【解決手段】本発明の近赤外光吸収性組成物は、エチルホスホン酸、ビニルホスホン酸等のホスホン酸化合物、又は、ジメチルホスフィン酸、ジフェニルホスフィン酸等のホスフィン酸化合物と、銅イオン、希土類金属イオン等の金属イオンとが溶媒又は樹脂中に含有されて成ることを特徴とする。これにより、特定波長光の吸収特性又は発光特性を有し、しかも、従来よりも熱分解が生じ難くなる。 (もっと読む)


【課題】ガスバリア性に優れたイオン架橋ポリカルボン酸重合体フィルムを含む単層または多層のガスバリア性フィルムを提供すること、及び水系重合性単量体組成物を用いて、該イオン架橋ポリカルボン酸重合体フィルムからなる単層または多層のガスバリア性フィルムを、簡単な方法により製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】α,β−不飽和カルボン酸単量体と該α,β−不飽和カルボン酸単量体のカルボキシル基の10〜90%を中和する量の多価金属イオンとが、組成物全量基準で20〜85重量%の水に、溶解または分散して含有されている水系重合性単量体組成物の塗膜を重合処理し、該重合処理により形成された硬化塗膜を熱処理して形成された、温度30℃及び相対湿度80%の高湿条件下で測定した酸素透過度が50×10-4cm3(STP)/(m2・s・MPa)以下のイオン架橋ポリカルボン酸重合体フィルムを含むガスバリア性フィルムおよびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】制電性に優れかつ、従来の制電性樹脂組成物よりも強度に優れる制電性樹脂組成物を提供することが可能な、グラフト重合体粒子を製造する方法および該製法により得られるグラフト重合体粒子を提供する。
【解決手段】グラフト重合体粒子の製造方法は、アクリル酸エステルおよび共役ジエンから選ばれる少なくとも1種の単量体を重合し、ゴム状幹重合体を得る工程(A)と、ゴム状幹重合体の存在下で、少なくとも前記アクリル酸エステルおよび共役ジエンから選ばれる少なくとも1種の単量体と、アルキレンオキサイド鎖およびエチレン系不飽和結合を有する単量体とを重合し、多段型ゴム状幹重合体を得る工程(B)と、前記多段型ゴム状幹重合体に、エチレン系不飽和単量体をグラフト重合し、グラフト重合体粒子を得る工程(C)とを有する。 (もっと読む)


【課題】安定な懸濁重合を通じて、良好な初期着色性に加えて、優れた耐酸着色性を有するフッ化ビニリデン重合体を得る。
【解決手段】フッ化ビニリデンを主成分とするモノマーを懸濁剤を含む水性媒体中に分散させて懸濁重合を行うに際して、エチレンオキサイド含量が75〜85重量%であるポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール・ブロック共重合体を懸濁剤として用いることを特徴とするフッ化ビニリデン重合体の製造方法。 (もっと読む)


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