説明

新神戸電機株式会社により出願された特許

61 - 70 / 518


【課題】量産性に優れ、しかも長寿命な鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】枠部21と、枠部の内側に格子22を形成する横格子骨23及び縦格子骨24とを備えた格子板20に活物質を充填して極板を構成した鉛蓄電池において、横格子骨23を、枠部と厚みが等しい太横骨23bと、太横骨よりも幅及び厚みが小さい細横骨23aとにより構成し、縦格子骨24を、枠部よりも厚みが小さく、厚み方向の一端が枠部の厚み方向の一端と同一平面上に配置された太縦骨24bと、太縦骨よりも厚み及び幅が小さい細縦骨24aとにより構成して、細横骨及び細縦骨の厚み方向の一端側の端面を枠部の厚み方向の一端側の端面よりも厚み方向の内側に位置させ、細横骨及び細縦骨の厚み方向の他端側の端面を枠部の厚み方向の他端側の端面よりも厚み方向の内側に位置させた。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池における極板の集電耳部の折損懸念を簡単な手段で解消する。そのような鉛蓄電池を提供し、また、鉛蓄電池用集電体の製造法を提供する。
【解決手段】鉛合金スラブを冷間圧延により製造した長尺の鉛合金シートをエキスパンド加工又は打抜き加工して集電耳部を一体に設けた集電体を用いて極板が構成され、前記極板の集電耳部にキャストオン方式によりストラップが形成された鉛蓄電池を対象とする。集電耳部2の表面に一方面の窪みに対応して他方面に膨出した極板高さ方向に長い1以上の突条3を有している。前記突条3がストラップの内部からストラップの外部にまで連続して延びている。突条3は、極板高さ方向と交差する方向に集電耳部が変形されようとする力に抗してリブとしての補強作用を発揮する。特に、ストラップ形成時に金型へ注いだ鉛溶湯の輻射熱を受けて曲げ強度が低下しやすいストラップの下面から直ぐの集電耳部を補強する。 (もっと読む)


【課題】活物質保持機能を長期間維持すると共に、格子骨の表面に不動態膜が形成されるのを防いで、電池の長寿命化を図ることを可能にした鉛蓄電池用格子板を提供する。
【解決手段】枠部と、枠部の内側に格子を形成する縦格子骨及び横格子骨とを備えた鉛蓄電池用格子板において、縦格子骨及び横格子骨を、枠部よりも厚さが小さい太骨と、太骨よりも幅及び厚さが小さい細骨とにより構成し、太骨に隣接する骨が細骨となるように太骨及び細骨を配置して、太骨の側方に活物質の流動を容易にするためのスペースを確保する。太骨の厚さ方向の両端を枠部の厚さ方向の両端面よりも内側に配置し、細骨の厚さ方向の一端側の端部を太骨の厚さ方向の一端側に偏った位置に配置することにより、格子板の裏面側への活物質の充填を容易に行わせる。 (もっと読む)


【課題】キスパンド格子が上下方向に伸張しても、集電部の付け根部分への応力集中がなく、折れの生じない鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】電槽と、この電槽内にセパレータを介して交互配置される複数の正極板及び複数の負極板とで構成された極板群を備え、前記極板群は電槽内で挟持される。前記負極板の下端の辺は電槽底面に設けられた鞍に載置され、前記正極板の下端の辺は、前記鞍の上方にあり鞍に接していないことを特徴とする鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の長寿命化を図る。
【解決手段】Mnを含む正極活物質を有する正極と、黒鉛を含む負極活物質を有する負極と、電解質を含む非水電解液を備えたリチウムイオン二次電池において、電解液にLiBF4とLiPF6を共存させたことを特徴とする。特に、電解液に含まれるLiPF6の量がLiBF4の量よりも多いことが好ましい。また、さらに、ヨウ化物塩を混合することが好ましい。その結果、正極上にリン,ホウ素の酸化物が析出し、正極に含まれるMnの溶出を防止する。これらの電解質の量は、リン,ホウ素,ヨウ素の順で小さくすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 電極群の中に配置した金属リチウム板を溶解させて生成したリチウムイオンを負極板の負極活性物質に確実にドープすることが可能なリチウムイオン蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】
導電性遮蔽材33は、集電用金属箔35の少なくとも一方の面上に負極活物質層37が形成された構造とする。金属リチウム板31と正極板17との間に導電性遮蔽材33が存在することとなり、金属リチウム板31は、負極板19と導電性遮蔽材33の集電用金属箔35に形成された負極活物質層37とに挟まれることとなる。そのため、金属リチウム板がセパレータを突き破って正極板と接触することがなく、短絡防止をすることができる。 (もっと読む)


【課題】電池異常時の安全性を確保し高率放電特性の低下を抑制することができるリチウムイオン二次液電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池1は、正極活物質を含む正極合剤が集電体に形成された正極板2と、負極活物質を含む負極合剤が集電体に形成された負極板3とが多孔質セパレータ4を介して捲回された電極群5を有している。正極板2の正極合剤に難燃化剤が配合されており、水銀ポロシメータで測定される、正極合剤に形成された細孔径の最頻値が0.5〜2.0μmの範囲に設定されている。充放電時にリチウムイオンの移動経路および電子の移動経路が同時に確保される。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池に用いられる電解液の難燃性を向上させるとともに、リチウムイオン電池の寿命特性を改善する。
【解決手段】正極,負極,非水電解液を備えたリチウムイオン電池において、非水電解液にエチレンカーボネートとジメチルカーボネートを特定の量で使用し、かつリン酸トリメチルを添加する。具体的には、非水電解液は60体積%以上の割合でエチレンカーボネート(EC)およびジメチルカーボネート(DMC)を有し、ECとDMCの和に対するDMCの体積比率が0.3〜0.6であり、非水電解液の総重量に対し3〜5重量%のリン酸トリメチル(TMP)を含有するものとする。このような非水電解液は、自己消火性を高める効果を有し、リチウムイオン電池の安全性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】電池異常時に安全性の高いリチウムイオン電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン電池には、非水電解液を形成する混合溶媒にエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとの2種類の有機溶媒が用いられており、非水電解液には、ジエチルカーボネートと同様の官能基であるエトキシ基を有するホスファゼンAの液体状難燃剤が添加されている。リチウムイオン電池を長期間に亘り放置したときに、ホスファゼンAが有機溶媒と官能基置換反応を起こすことがなく、難燃剤としての性質が維持されることで、電池異常時に非水電解液の難燃性が十分に発揮され、電池の安全性を確保できる。 (もっと読む)


【課題】電圧特性を平坦化し電池異常時の安全性を確保することができる非水電解液電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池20は、正負極板が捲回された電極群6を有している。非水電解液には、ECおよびDMCの混合溶媒にLiBFが添加されている。正極板は、アルミニウム箔W1の両面に、正極活物質を含む正極合剤層W2が形成されている。正極活物質にはスピネル結晶構造を有したリチウムマンガンマグネシウム複酸化物が用いられている。正極合剤層W2の表面にはホスファゼン化合物を含む難燃化剤層W6が形成されている。負極板は、圧延銅箔W3の両面に、負極活物質を含む負極合剤層W4が形成されている。負極活物質には黒鉛の表面が熱分解炭素で被覆された黒鉛材が用いられている。ホスファゼン化合物が難燃性を発揮し、黒鉛材により電圧特性が平坦化される。 (もっと読む)


61 - 70 / 518