説明

株式会社河合楽器製作所により出願された特許

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【課題】操作部材の全操作範囲にわたり、操作部材の操作量に応じてタッチ重さを増減することができ、タッチ重さの調整を容易に行うことができる鍵盤楽器のタッチ重さ調整装置を提供する。
【解決手段】前後方向に移動自在のスライダ11と、支軸26を中心としてウェイト支持レール22に回動自在に支持されるとともに、ウェイト載置ピン7に載置された複数のウェイトレバー12と、移動自在に構成され、鍵盤2のタッチ重さを調整するために操作される操作ダイヤル13と、この操作ダイヤル13とスライダ11の間に設けられ、操作ダイヤル13の操作に連動してスライダ11を前後方向に移動させるとともに、操作ダイヤル13の操作量に対するスライダ11の移動量の変化度合が、ウェイトレバー12の支軸26がウェイト載置ピン7に近づくにつれ、より小さくなるように構成されたスライダ駆動機構14と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でかつ比較的低コストで製造でき、アコースティックピアノに近似したレットオフ感を、長期間にわたり安定して得ることができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供する。
【解決手段】複数の鍵2と、各々が係合突起11bを有し、対応する鍵2に連動して回動する複数のハンマー5と、不動のホルダ28と、弾性材料で構成され、押鍵時および離鍵時におけるハンマー5の回動の途中に、係合突起11bが一時的に係合し、押鍵時に鍵2のタッチ感にレットオフ感を付与する複数のレットオフ部品6と、を備え、複数のレットオフ部品6の各々は、ホルダ28から、ハンマー28が回動する際の係合突起11bの回動経路Kに向かって延び、ハンマー5の回動に伴って係合突起11bが係合することにより、押鍵時に圧縮され、離鍵時に撓ませられるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】 各メモリを外部に接続するのに比べてチップのピン数が少なくて済み、且つマイコンと音源を1チップに集積化しても、マイコンの処理スピードが犠牲にならない電子楽音発生器を提供する。
【解決手段】 電子楽器の電源投入時に、マイコン110は、ブートROM150に記憶された起動プログラムを実行し、マイコン110自身により、プログラム/波形データメモリ130に記憶されている制御プログラムをDRAM140転送させた後、次に、自分自身の動作制御を、該DRAM140に記憶された前記制御プログラムを元にした制御に移行させると共に、前記プログラム/波形データメモリ130へのアクセスタイミングを音源100に占有させるように制御する。 (もっと読む)


【課題】自然楽器に近い広がり感と音質感が得られる電子楽器を提供できるようにする。
【解決手段】複数の鍵の操作状況を検出し、操作者の該鍵に対する弾鍵操作に応じて楽音を発生する電子楽器に、前記弾鍵が行われた際に、前記複数の鍵のうち、前記弾鍵された鍵と所定の音程差を備える別の鍵が既に押鍵状態とされているかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段が押鍵状態を検出した鍵に対応して、前記弾鍵された鍵に応じて発生される前記楽音の音量と前記音程差とに応じた音量で、前記弾鍵された鍵に応じて発生される前記楽音に対応する共鳴音を別途発生する共鳴手段と、前記楽音及び前記共鳴音を放音する放音手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】 部品点数が少なく、簡単な回路で構成でき、複数の楽音信号を1本の信号経路で送信又は受信できる楽音信号送信装置及び楽音信号受信装置を提供する。
【解決手段】 1ビットA/D変換部1L及び1Rにより、電子楽器などから入力された複数のアナログ楽音信号は各々1ビットデジタル信号に変換され、重み付け部2L及び2Rによりこれらの各1ビットデジタル信号は重み付け加算されて、出力部3により出力されることになると共に、受信部4により受信された重み付け加算信号は、分離部5により各1ビットデジタル信号に分離変換され、さらにD/A変換部6により、アナログ信号に復調されることになる。 (もっと読む)


【課題】木製の鍵盤材を用いた鍵を備える鍵盤楽器の鍵盤装置において、加工工程の簡略化による製造コストの低減および品質の安定化を図ること。
【解決手段】筬中本体15aの黒鍵用バランスピン12b前方には凹部15fが形成されている。この凹部15fは、押鍵時に黒鍵3bが黒鍵用の鍵下限ストッパ18bに当接するまで前方向に回動した際に、押鍵時の黒鍵3bの下面(図中に一点鎖線で図示)と当接せずに対向するよう設定された面(対向面)15gを有する。なお、対向面15gは、筬中15が下シャーシ2aに取り付けられた際に、押鍵時の黒鍵3bの下面と略平行となるように設定されている。また、凹部15fは、図2(b)に示すように、左右の壁面15h,15iの間の幅寸法が黒鍵3bの幅寸法よりも若干大きく設定されている。このことにより、この凹部15fは、押鍵時の黒鍵3bの下部を内包可能である。 (もっと読む)


【課題】消音演奏モード中、ストッパレールを打弦阻止位置に確実に保持できることで、消音演奏モードによる演奏を適切に行うことができるピアノの消音機構を提供する。
【解決手段】消音機構1では、演奏モードが消音演奏モードに設定されるのに伴い、押圧レバー37が、レバー支点41を中心として回動し、駆動レバー32を押圧することにより、駆動レバー32が駆動ロッド25とともに、レバー支点41の軸線と平行な軸線上のロッド支点RPを中心として回動する。その結果、駆動ロッド25の押圧部26がストッパレール21を押圧することによって、ストッパレール21は、打弦阻止位置に移動し、保持される。また、ストッパレール21が打弦阻止位置に保持されている状態において、ロッド支点RPと、押圧レバー37との駆動レバー25の接触点TPとを結ぶ直線L1、および、レバー支点41と接触点TPとを結ぶ直線L2が互いにほぼ直交している。 (もっと読む)


【課題】演奏時における指の感触および外観に高級感を呈するとともに表面に汚れが付着しにくい鍵盤楽器の鍵を提供すること。
【解決手段】鍵盤材10aの前部上側を覆う白鍵カバー11は、例えばアクリル樹脂の射出成形品で構成されており、板状の基部11aと基部11aの先端から垂直下方に延出する前垂れ部11bとからなる略L字形状を有している。また、白鍵カバー11の基部11aの表面には、象牙の板目模様14を形成する多数のドット状の凸部がシボ加工によって形成されている。なお、これら凸部13は、象牙の板目模様14の各板目14aの中心線から外縁側へ近づくに従ってその密度が小さくなるように白鍵カバー11の表面に形成されている。 (もっと読む)


【課題】ハンマーの上方の空間が狭い場合でも、ハンマーにシャッタを支障なく取り付けることができるとともに、発音すべき楽音を適切に制御することができるグランド型ピアノの楽音制御装置を提供する。
【解決手段】このグランド型ピアノ2の楽音制御装置1では、ハンマーシャンク6aの長さ方向に沿って配置された第1〜第3光センサ51〜53のうち、第1光センサ51の検出信号SI1に基づいて、鍵5の押鍵の有無を判定し、第2光センサ52の検出信号SI2に基づいて、ハンマー6の回動方向を判定し、さらに、第3光センサ53の検出信号SI3に基づいて、ハンマー6の回動速度Vを算出する。そして、判定された鍵5の押鍵の有無およびハンマー6の回動方向、ならびに算出されたハンマー6の回動速度に基づいて、発音すべき楽音を制御する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、消音機構を精度良く容易に組み立てることができ、ストッパレールの安定した適正な動作を確保できるとともに、調整やメンテナンスを容易に行うことができるグランド型ピアノの消音機構を提供する。
【解決手段】本発明によるグランド型ピアノの消音機構1は、筬4に、回動自在に設けられた複数のレール支持部材22と、複数のレール支持部材22に支持され、打弦許容位置と打弦阻止位置に移動可能なストッパレール21と、筬4に、複数の鍵5の並び方向に互いに間隔を隔てて設けられた複数のロッド支持部材27と、複数のロッド支持部材27に回動自在に支持されるとともに、複数の押圧部26を有する駆動ロッド25と、駆動ロッド25を駆動することにより、ストッパレール21を、打弦許容位置と打弦阻止位置に移動させる駆動機構31と、を備える。 (もっと読む)


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