説明

株式会社河合楽器製作所により出願された特許

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【課題】厚いクリア塗膜を有する木質化粧板を、効率的且つ低コストに、しかも高度な意匠性をもって有利に製造し得る方法を提供する。
【解決手段】上型34と下型36との型合わせにより収容部44を形成すると共に、上型34に取り付けられた被塗膜形成材28を収容部44内に収容せしめて、収容部44内に塗膜形成キャビティ62を形成し、その後、注入孔50を通じて、塗膜形成キャビティ62内にクリア塗料70を注入して、塗膜形成キャビティ62内を排出孔52に向かって流動させ、それに伴って、塗膜形成キャビティ62内の空気を排出孔52から外部に排出させつつ、クリア塗料70を塗膜形成キャビティ62内に充填して、硬化せしめることにより、被塗膜形成材28の意匠面24上にクリア塗膜を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】1つの鍵の複数弦相互の共鳴、弦相互の共鳴、弦と響板などとの共鳴を実現する。
【解決手段】1つの鍵の3つの共振回路20…で共振された3つの各初期衝撃信号は、1つの鍵11の中の他の共振回路20…に相互に入力され、弦同士の相互の共鳴が実現される。この各初期衝撃信号は、他の鍵11の3つの共振回路20…にも入力され、鍵11…相互にわたる弦同士の相互の共鳴が実現される。この相互共鳴は、ダンパーの無い鍵11…の共振回路20…とダンパーのある鍵11…の共振回路20…との間でも実現され、ケース27及び響板26などと鍵11…との間でも実現される。上記ケース27及び響板26などによる空間共振/空間共鳴及び共振回路20…の弦(発音体)相互の共振/共鳴によって、エンベロープにおけるアタック、ディケイ、サスティーン、リリースの楽音が形成される。 (もっと読む)


【課題】 加熱により改質された所望の物性を有する響板を、精度良く製造することができる響板の製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明による響板の製造装置は、響板8の素材となる木質の響板材1の湿度を予備調整する予備調湿手段と、予備調湿された響板材1を収納する加熱室2と、加熱室2内の響板材1の表面側および裏面側にそれぞれ配置され、響板材1を加熱する第1および第2ヒータ5a、5bと、響板材1の表面および裏面温度T1、T2をそれぞれ検出する第1および第2温度センサ6a、6bと、検出された響板材1の表面および裏面温度T1、T2がそれぞれ第1および第2所定温度TREF1、TREF2になるように、第1および第2ヒータ5a、5bをそれぞれ制御する制御手段7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】演奏の際に、良好な外観を確保しながら、演奏者が安定した状態で座ることができるとともに、運搬の際に、容易に移動させることができる楽器用椅子を提供する。
【解決手段】楽器の演奏時に演奏者が座るための楽器用椅子1であって、座部2と、この座部2から下方に延びる複数の脚部3と、複数の脚部3の下端部にそれぞれ設けられ、下面が開放する複数のキャスタ収容部8と、複数の脚部3の下端部にそれぞれ設けられ、各々が、対応する脚部3に対し、キャスタ収容部8に収容される収容位置と、キャスタ収容部8の下面よりも下方に突出する突出位置との間で出没自在の複数のキャスタ4と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 響板の音響特性を向上させることができる響板の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による響板の製造装置は、響板1の素材となる木質の響板材2を所定の含水率に調湿する調湿手段と、響板材2を所定の温度で加熱する加熱手段11と、響板材2に振動を加える加振手段21と、を備える。また、本発明による響板の製造方法は、響板1の素材となる木質の響板材2を、所定の含水率に調湿する調湿工程と、調湿された響板材2を、所定の温度で加熱する加熱工程と、加熱された響板材2に振動を加える加振工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】被衝撃体で弦の初期衝撃をシミュレーションする鍵盤装置において、ダンパーによる共鳴状態の変化を電気信号上において実現する。
【解決手段】鍵11のオン操作による被衝撃体1からの初期衝撃信号は、共振回路20で共振されて楽音として出力され共鳴が付加される。ダンパーペダル61のダンパー操作量データ、鍵11の鍵操作量データ、ダンパー微細動信号、音楽的ファクタデータがコンバータ39で演算合成されて、操作量データ回路30から上記共振回路20に共振パラメータとして供給される。これにより、ダンパーの操作 量、ハーフ操作、ダンパーの微細振動、鍵操作量、音楽的ファクタに応じて、共振帯域及び共振の大きさが変化し、これらの要素に応じて複合的に変化する共鳴が実現される。またクリッピング回路40ではダンパー微細動信号によって上記共振信号のクリッピング値が変化されダンパーの微細動が実現される。 (もっと読む)


【課題】 木質部材の割れなどの損傷を防止することによって、楽器の円滑で安定した動作を確保するとともに、楽器の良好な外観を長期にわたって維持することができる楽器用の木質部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による楽器用の木質部材は、あらかじめ加熱処理、冷却処理および調湿処理されることによって、少なくとも外表面付近に圧縮の内部応力が残留している。また、本発明による楽器用の木質部材の製造方法は、木質材11を、所定の温度で加熱する加熱工程(ステップ2)と、加熱された木質材11を、冷却する冷却工程(ステップ3)と、冷却された木質材11を、木質材11の少なくとも外表面付近に圧縮の内部応力が発生するように調湿する調湿工程(ステップ4)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】タブ譜を含む楽譜を従来よりも正確に認識することができるようにする。
【解決手段】タブ譜302の音符のノートナンバと、当該タブ譜302の音符と対になっている五線譜301の音符のノートナンバとの差を算出する。算出したノートナンバが閾値NoteDiffThrよりも大きい場合に、当該五線譜301の音符のノートナンバから、当該タブ譜302の音符に適用されるタブ譜チューニング情報408を減算した値を、当該タブ譜302の音符の新たな数字NewNumTabとする。 (もっと読む)


【課題】 五線消去を行っても、タブ譜に表記されている数字を従来よりも正確に認識することができるようにする。
【解決手段】 矩形ラベル401内の画素値を読み取り、読み取った画素値が、辞書マッチングにより認識されるタブ譜上の数字に応じて予め設定された条件のどれに合うかを判定することにより、当該矩形ラベル401内の図形がどの数字に該当するかを判別する。したがって、五線消去を行っても、タブ譜(の数字)を従来よりも正確に認識することが、辞書マッチングの手法を変えることなく実現できる。 (もっと読む)


【課題】導管開口部が意匠面に存在する突板が樹脂製の基材に固着されてなる木質化粧板を、導管開口部を潰すことなく、迅速且つ効率的に製造し得る技術を提供する。
【解決手段】突板12の意匠面22に、塗膜層36を、導管開口部を埋めない厚さで形成する一方、突板12の裏面24に、裏打ちシート20を貼着して、インサート品15を形成した後、かかるインサート品15を、突板12の意匠面22がキャビティ面48に接触位置するように、成形キャビティ52内に収容し、その後、成形キャビティ52内に、溶融樹脂材料62を射出、充填して、固化せしめることにより、基材を成形すると共に、それら基材と突板12とを、裏打ちシート20を介して固着するようにした。 (もっと読む)


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