説明

株式会社河合楽器製作所により出願された特許

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【課題】 鍵の連打性を向上させ、深いストローク位置からでも連打による演奏を行うことができるアップライトピアノのアクションを提供する。
【解決手段】 押鍵に伴い、ハンマー3を回動させることにより打弦を行わせるアップライトピアノのアクション1であって、鍵4の離鍵状態において、ハンマー3のバットに係合位置で係合するジャック7と、ジャック7から上方に延びるジャック側係合部30と、ジャック側係合部30に前方から対向するようにキャッチャー23から下方に延びるキャッチャー側係合部32と、を備え、キャッチャー側係合部32およびジャック側係合部30の少なくとも一方は板ばねで構成され、打弦後に復帰回動するハンマー3がバックチェック9に係止されたときに、ジャック側係合部30にキャッチャー側係合部32が係合することによって、ジャック7を係合位置側に付勢する。 (もっと読む)


【課題】各種パラメータを設定するためのスイッチやホイールなどの操作子のうち無効にしたい操作子を部分的に容易に無効に設定でき、操作子の機能を適宜選択して活用しつつ意図しない楽音が発生されるのを防ぐ。
【解決手段】ロックスイッチ3−8は、ロックを設定/解除(オン/オフ)するためのロックスイッチ3−8と、複数のロックタイプの中から必要なロックタイプを選択するパラメータ値選択用アップ/ダウンスイッチ(VALUE)3−13を有する。ロックタイプにはホイールロック、パネルロック、エックスプレッションペダルロック、フットスイッチロックなどがある。どのタイプのロックを有効とするかはパラメータ値選択用アップ/ダウンスイッチ(VALUE)3−13で選択される。現在のロックタイプはLCD3−12で表示される。
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【課題】鍵盤を備えた電子ピアノにおいて、押鍵或いは離鍵されてから実際に発音或いは消音されるまでの時間差を低減させることにより、演奏者に演奏時の違和感を与えることのない電子鍵盤楽器を提供する。
【解決手段】鍵10の裏面にマーク30を設け、このマーク30を、光ファイバケーブル34を介してCCDカメラ76により周期的に撮像する。そして、この撮像画像の変化に基づいて、鍵10の位置、速度、加速度を検出する。このような鍵10の動作の検出方法によると、その検出結果から鍵10の動きを予測することができるので、予測に基づいて押鍵或いは離鍵処理を開始するタイミングを早めることができる。したがって、押鍵或いは離鍵されてから実際に発音或いは消音されるまでの時間差を低減することができることから、演奏者に演奏時の違和感を与えることのない電子鍵盤楽器を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 単純な構成で、良好なタッチ重さおよびタッチ感が得られるとともに、鍵の連打性を向上させることができるアップライトピアノのアクションを提供する。
【解決手段】 鍵4の押鍵に伴って作動し、ハンマー3を回動させることにより打弦を行わせるアップライトピアノのアクション1であって、ハンマー3に係合し、ウィッペン6の回動に伴い、ハンマー3を突き上げるとともに、当該回動中、ウィッペン6に対して所定ストロークRS、回動したときに、ハンマー3から離脱するジャック7と、ジャック7を、離脱後にハンマー3に係合した状態に復帰させるために付勢するジャックスプリング10,11、31とを備え、ジャックスプリング10,11、31は、ウィッペン6に対するジャック7の回動ストロークが所定ストロークRSを上回っているときには、所定ストロークRSを下回っているときよりも、ばね定数が大きくなるような非線形特性を有している。 (もっと読む)


【課題】アコースティックピアノにより近い鍵タッチが得られる鍵盤装置を提供する。
【解決手段】ゴムスイッチ70は、ハンマー20のテール部21の下側の面である押下面21aに対向する回路基板90a上に配置されており、ハンマー20のテール部21の動作から押鍵を検出する機能を有する。また、ゴムスイッチ80は、鍵10の突起12に対向する回路基板90b上に配置されており、鍵10の動作から離鍵を検出する機能を有する。さらに、上述の回路基板90aおよび回路基板90bは、一体に構成されており(回路基板90)、ハンマー20のテール部21の下側の面である押下面21aに対向するシャーシ30上に取りつけられている。 (もっと読む)


【課題】筐体を利用して音響空間が構成された電子鍵盤楽器において、その音響空間からの音漏れを防ぐこと。
【解決手段】筐体10は、仕切板13の両端部13a,13bを筐体本体11の一対の案内溝11d,11eにそれぞれ差し入れるとともに、その際に筐体本体11における左右方向の両端それぞれに形成される一対の開口部10b,10bを一対の側蓋16,16によってそれぞれ塞いだことによって、その内部に音響空間10aが形成されている。このことにより、筐体本体11と仕切板13との接合部に隙間が生じにくく、音響空間10aからの音漏れを防ぐことができる。また、これにより、低音域から高音域まで良好な音質、制動の効いた反応(レスポンス)のよい音質を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】広い入力レベル範囲にわたって心地よい歪み音を簡単な構成で得ることができるようにしたディストーション装置を提供すること。
【解決手段】入力Xに対して歪みが付与された出力Y=AX+BSX(ここで、A,Bは定数であり、Sは、入力Xの符号に応じて+1または−1となる値である。)を出力させる。このための演算手段の一実施形態は、入力Xの絶対値を求める絶対値演算部30と、入力Xと絶対値演算部30の出力を乗算する乗算部26と、入力Xに定数Aを乗算する乗算部27と、乗算部26の出力に定数Bを乗算する乗算部28と、乗算部27の出力と乗算部28の出力を加算する加算部31を有する。
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【課題】 ペダルを備えた電子楽器において、ペダルから音源に至る信号線により外観が損なわれるのを防止し、しかも、電子楽器組み立て時の作業性を向上する。
【解決手段】ペダルユニット3に、赤外線を出射する発光ダイオード19を設け、さらに電子鍵盤楽器1本体部には、赤外線を受光するフォトダイオード22を設ける。また、ペダルユニット3を構成するケース16内部には、ペダル14の操作または操作量を検出する検出回路が備えられている。検出回路がペダル14の操作または操作量を検出すると、その検出結果が発光ダイオード19により赤外線で出射され、この赤外線はフォトダイオード22により受光される。そして、この受光信号は、電子鍵盤楽器1が備える電子音発生装置に入力され、ペダルの操作または操作量が電子音に反映される。 (もっと読む)


【課題】アコースティック楽器の共鳴音を擬似的に発生するための音響システムにおいて、複数の振動板を用いることにより、アコースティック楽器の音により近い共鳴音を発生できるようにすることを目的とする。
【解決手段】響板26とアクチュエータ24からなる2つの音発生部22と、各響板26の板面同士がなす角度に応じて、各響板26上のアクチュエータ24に入力する楽音信号の位相を各々制御可能な位相制御部20とを備え、各楽音信号の位相を変化させることでこれらの響板26を各々最適な状態で振動させ、互いに効果的に共鳴させることができるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】従来製品に比べて製造工数が少なく、デザイン的に不恰好にならず、部屋の壁から離して設置された場合でも倒れにくい電子楽器のスタンドを提供すること。
【解決手段】滑り止め部材18,19の案内溝18c,19cを貫通させたビス20を、側板14の取付孔14d,14eに取り付けることにより、滑り止め部材18,19を電子楽器1の前後方向に移動可能に構成した。この場合、滑り止め部材18を電子楽器1の前方(演奏者側)へ突出させることによって電子楽器1の前方へは電子楽器1を転倒しにくくすることができ、一方、滑り止め部材19を電子楽器1の後方(演奏者側とは反対側)へ突出させることによって電子楽器1の後方へは電子楽器1を転倒しにくくすることができる。 (もっと読む)


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