説明

サンデン株式会社により出願された特許

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【課題】圧縮機の駆動軸の小径部位における応力集中を抑制する。
【解決手段】車両用空調装置用の圧縮機1の駆動軸8と、これが内嵌される電磁クラッチのアーマチュアボス151とを互いに締結する締結構造として、アーマチュアボスの他端部151bと駆動軸8の径方向膨出部8bとが圧入嵌合する圧入部32と、駆動軸8に対するアーマチュアボス151の回転を規制するスプライン嵌合部31とを備える。径方向膨出部8bの外径は15mm以下である。圧入部32の圧入代aはa=(圧入嵌合前の径方向膨出部8bの外径)−(圧入嵌合前のアーマチュアボスの他端部151bの内径)で表される式で定義され、圧入部32の軸方向の長さが圧入長さbとして定義される。また0.01[mm]≦a×b[mm]≦0.40[mm]を満たすように圧入部32の圧入条件が設定される。スプライン嵌合部31は軸回りに所定のガタ量を有する。 (もっと読む)


【課題】可変容量圧縮機の斜板に作用するバネ付勢力を調整する。
【解決手段】
駆動軸110、ロータ112、斜板111の組立体を回転可能に支持し、図中右方向からバネ支持部材116を押圧して移動させ斜板111に両バネの付勢力がバランスしている状態で斜板111を回転させ、非接触式の変位計測装置mで斜板111の軸方向の変位SMを計測し、該変位SMが、予め設定された斜板111の傾角θTに相当する変位STに近づくようにバネ支持部材116の位置を調整する。 (もっと読む)


【課題】電流の応答遅延を考慮して印加電圧の指示値を設定できる同期モータの制御技術を提案する。
【解決手段】この提案に係る印加電圧電気角設定方法は、同期モータMの印加電圧及び電流を検出し、これら検出値に基づいて電流波高値Ipを算出すると共に現在の印加電圧位相αを算出し、目標値設定部20において電流波高値Ipに基づき目標電流位相βtargを算出してから該目標電流位相に相当する目標印加電圧位相αtargを算出し、電圧電気角指示値設定部10において、現在の印加電圧位相α及び目標印加電圧位相αtargの差を同期モータの応答時定数L/Rにより補正した変化角度Δθvと、印加電圧及び電流に基づき算出した回転速度ωと、前回の印加電圧電気角指示値θvtargと、に基づいて、新しい印加電圧電気角指示値θvtargを算出する。 (もっと読む)


【課題】ケースの脱着用開口部と同じ高さにフィルタ部材を装着させつつ、脱着時にインストルメントパネルやグローブボックスなどとフィルタ部材とが干渉することを抑制することができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】空調空気の通路を形成するケース3は、脱着用開口部32と、脱着用開口部の高さの装着位置にフィルタ部材31を支持する下ガイド部33a、33bと、フィルタ部材の高さを規制する上ガイド部35a、35bとを備える。上ガイド部は、奥側に設けた装着位置の高さの装着ガイド部36a、36b、及び、フィルタ部材の傾きをガイド及び規制する傾きガイド部37a、37bからなる。フィルタ部材の脱着過程において、装着ガイド部を脱した領域では、傾きガイド部で規制される角度内でフィルタ部材の傾きが許容される。これにより、フィルタ部材を傾けた状態で脱着できる。 (もっと読む)


【課題】吸入ガスの過熱度を抑制しつつ、軸受、リップシールおよびスラストプレート等の摺動部分を潤滑することができるスクロール型圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機筐体の一の部分を形成しつつ主軸の軸受を保持するハウジングに、被圧縮ガスが吸入される開口部と、該開口部から圧縮機内部側に柱状に延びる吸入空間と、該吸入空間から主軸の回転軸方向に向けて延びる第1のガス通路と、第1のガス通路と主軸の軸受が配置される空間とを連通する第2のガス通路とが形成され、圧縮機筐体の他の部分を形成しつつ上記ハウジングと締結されるシェルに、第1のガス通路と圧縮機構の内部空間とを連通する第3のガス通路が形成され、第1のガス通路と第3のガス通路とが、可動渦巻体の底板の可動領域よりも主軸の回転半径方向外側の領域において連通することを特徴とするスクロール型圧縮機。 (もっと読む)


【課題】端子部材の圧入による結線構造において、電磁コイルの材料として、端子部材の材料とは異種の金属材料を用いつつ、温度変化に対して、端子部材における導通を安定的に維持できる電磁連結装置を提供する。
【解決手段】電磁コイル5の巻線の端部5a,5bを端子ケースの溝に嵌め込む一方、前記溝に交差する溝に端子部材19a,19bを圧入することで、端子部材19a,19bに保持したリード線18a,18bと巻線の端部5a,5bとを導通させる。アルミニウム線で構成される電磁コイル5の巻線の両端に、エナメル銅線で構成される端子配線51a,51bを接続し、この端子配線51a,51bを巻線の端部5a,5bとして、端子部材19a,19bの黄銅製接続片29a,29bに接続させる。端子配線51a,51bと接続片29a,29bとは、熱膨張率の近い同種の金属材料で構成されるから、温度変化によって導通不良が発生することを抑制でき、また、電磁コイル5の巻線をアルミニウム線とすることで、電磁連結装置を軽量化できる。 (もっと読む)


【課題】室外熱交換器において吸熱量を最適に調整することで、暖房運転中の放熱器における最適な放熱量、除湿暖房運転中の放熱器における最適な放熱量および吸熱器における最適な吸熱量を得ることのできる車両用空気調和装置を提供する。
【解決手段】暖房運転中の場合に所定値Aが設定され、除湿暖房中の場合に車室外の温度Tam及び吸熱器14の目標温度Tetに基づいて算出された値が設定される目標過熱度SHtと、室外熱交換器22における冷媒の圧力Pおよび室外熱交換器22から流出する冷媒の温度Thexに基づいて算出された冷媒の過熱度SHと、から第1膨張弁27aの弁開度を制御している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、スラストプレート及び自転阻止機構の両方の耐久性向上、及び騒音低減を実現することができるスクロール型流体機械を提供する。
【解決手段】可動スクロールの渦巻体が立設される端板の背面側において可動スクロールを公転旋回可能に支持する支持部材と、端板と支持部材との間に配され、可動スクロールのスラスト荷重を受けるスラストプレート70と、端板と支持部材との間に配され、可動スクロールの自転を阻止する、ピン78、及び、ピンが遊嵌される遊嵌部からなる自転阻止機構42とを備え、スラストプレートは、ピンが貫通して係合される係合孔76を有し、係合孔は、ピンが接触することによりスラストプレートの移動を規制する規制部82、及び、ピンが非接触となる非接触部84を有する。 (もっと読む)


【課題】起動モードにおいて負荷の変動に追従した回転制御を実行するモータ制御装置を提案する。
【解決手段】この提案のモータ制御装置は、相電流Iu〜Iwに基づいて電流波高値Ip及び電流電気角θiを検出する検出手段4と、相電流Iu〜Iwと印加電圧Vu〜Vwとに基づいて誘起電圧波高値Ep及び誘起電圧電気角θeを検出する検出手段5と、θm=θi−β−90°又はθm=θe−γ−90°を使用してロータ位置θmを検出するロータ位置検出手段6と、そのθmに基づいて回転速度ωを検出する速度変動検出手段15と、起動用電圧指示値Vp及び起動用電圧位相指示値θvを出力し、同期モータMの回転速度を所定の加速度で上昇させると共に、速度変動検出手段15で検出される回転速度ωをθvに反映させる起動手段10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】過渡時におけるロータ位置の検出精度を向上させる。
【解決手段】同期モータ12のロータ位置をセンサレスで検出する機能を備えたモータ制御装置10であって、誘起電圧波高値Ep、電流電気角θiから誘起電圧電気角θeを減じた減算値(θe−θi)の2つのパラメータで規定される電流位相βを予め記憶する位相記憶部と、これに記憶されたβを参照することにより、電流極座標変換部26で検出されたθi、並びに、誘起電圧極座標変換部28で検出されたEp及びθeに基づいて、βを選定する位相選定部と、このβを第1の変数とし前記検出されたθiを第2の変数とするロータ計算式からロータ位置θmを算出するロータ位置演算部と、を含むロータ位置検出部30を備えて成る。そして、位相選定部においてβを選定するときに、前記検出されたEp及びθeを、コイルに流れる電流の変化に応じて補正する補正部32を更に備えたものである。 (もっと読む)


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