説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

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【課題】 碍子数の異なる2つの別方式の架線支持装置に共用でき、またロックボルトのような打設位置にばらつきの生じるアンカボルトに柔軟に対応できる碍子取り付け金具を提供する。
【解決手段】 碍子取り付け金具1は、碍子接続部6を有するベース金具2と、これを架線の延長方向の両側部においてトンネルTの天井面に固定する一対のアンカボルト3とを具備する。ベース金具2は、両側部にアンカボルト3を挿通させるボルト孔列4,5を有する。各ボルト孔列4,5を構成する複数のボルト孔4a,5aは、架線の延長方向に相互間隔を置いて設けられ、一方のボルト孔4aは、架線の延長直交方向に長い長孔であり、他方のボルト孔5aは、架線の延長直交方向に長い長孔である。ベース金具2は、ボルト孔4a,5aの間に、架線の延長方向に相互間隔を置いて並ぶ3つの碍子接続部6を有する。 (もっと読む)


【課題】比較的小さな左右方向への変位で、架線のカント角調整を行え、トンネル壁面と架線支持金具との絶縁離隔を確保しやすい架線支持装置を提供する。
【解決手段】トンネル用架線支持装置1は、トンネルTの天井の下面に上部を固定される一対の柱状碍子4と、それの下端間を結合する碍子支持板5と、それの中央上部に台座7を介して支持される架線支持板6と、碍子支持板5、台座7および架線支持板6を締め付けるボルト7とを具備する。碍子4は架線の延線方向に所定の相互間隔を置いて設けられる。台座7は、上面が架線の延線方向に軸心を沿わせた円柱面7aとされる。架線支持板6は、中央部を台座7上に支持され、架線の延線直交方向である左右に延び、左右対称位置の下部にそれぞれ剛体架線41を支持する。架線支持板6は、台座7の円柱面7aに面接触する円弧凹面6aを有すると共に、締め付けボルト8を遊びを持って貫通させるボルト孔6cを有する。 (もっと読む)


【課題】端末板等の疲労破断による折損を生じさせず、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができる小型軽量のコネクタ金具を提供する。
【解決手段】コネクタ金具は、吊架線Mを挟持する一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続するリード線3とを具備する。クランプ1は、把持部4とボルト7で締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。イヤ2は、把持部8と、ボルト11で締め付けるための接合部8と、接続筒部10とを具備する。リード線3は、接続筒部6,7に両端部が挿入され、スペーサ板12と共に圧縮接続される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部6,10から延出して湾曲することにより、リード線3との間に間隔を形成する。この間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。 (もっと読む)


【課題】取り扱いが容易で、効率よく、安全かつ確実に軸受の抜取を行うことができる装置を提供する。
【解決手段】軸受抜取装置は、油圧シリンダ1と、支持フレーム3と、押出部材5とを具備する。支持フレーム3は、シリンダ本体2に固着され制振装置の引手Eを所定位置に保持する。押出部材5は、油圧シリンダのロッド6に結合され支持フレーム3にガイドされて当該支持フレーム3に保持された引手Eの軸受Bを当該引手Eから押し出し可能に往復動する。支持フレーム3は、ロッドガイド部材6と、エンド部材7と、受け部材8と、位置決め部材9,10,11とを具備する。ロッドガイド部材6は、結合部12と、受容部13とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 引っ張り方向の強度が大きく、地震時に架線に上下方向の大きな揺れが生じても、破壊されないハンガイヤを提供する。
【解決手段】 ハンガイヤ1は、吊架線Mに掛けられるハンガバー2と、その下端部に取付けられ、両者間にトロリ線Tを把持する一対のイヤ片3,4と、両イヤ片間を締め付けるボルト5と、ハンガバー2の両端部間を開閉する閉じ片10とを具備する。ハンガバー2は、金属製丸棒材をほぼU字状に屈曲させたフック部6を上部に有し、一端部7は一方のイヤ片3に固着され、他端部には、水平方向に屈曲して先端が外側に向いた係合部8が設けられる。閉じ片10は、挿通孔10aにハンガバー2の一端部7を通した状態で、ハンガバー2の他端部との間を開放でき、フック部6を吊架線Mに掛けてからハンガバー2の他端部を長孔10bに通せばフック部6を閉じ、係合部8が抜け止めする。 (もっと読む)


【課題】 装着時にトロリ線を傷つけず、仮止めが容易で、不安定な高所でも施工容易であり、大きな弾性力で緩みなくトロリ線を把持できるハンガイヤを提供する。
【解決手段】ハンガイヤ1は、吊架線Mに掛け止められるハンガバー2と、ハンガバー2の下端部に固着される第1のイヤ片3と、第1のイヤ片3との間にトロリ線Tを把持する第2のイヤ片4と、イヤ片3,4の上部間を互いに圧接させる方向に弾性的に連結する連結ばね5と、イヤ片3,4間に軸線方向に打ち込まれるくさびピン6とを具備する。相互の下部間にトロリ線Tを挟んだ状態で、イヤ片3,4間にくさびピン6が打ち込まれると、連結ばね5のばね力に抗してイヤ片3,4の上部間が押し開かれ、下部の把持部3f,4f間でトロリ線Tを弾性的に締め付ける。 (もっと読む)


【課題】 引っ張り方向の強度が大きく、地震時に架線に上下方向の大きな揺れが生じても、破壊されることがないハンガイヤを提供する。
【解決手段】 ハンガイヤ1は、吊架線Mに掛けられるハンガバー2と、その下端部に取付けられ、両者間にトロリ線Tを把持する第1、第2の一対のイヤ片3,4と、両イヤ片間を締め付けるボルト5とを具備する。ハンガバー2は、金属製丸棒材をほぼU字状に屈曲させてなり、フック部6を上部に有し、一端部7は、直線状に垂下して、第1のイヤ片3の接続部10に固着され、他端部には、水平方向に屈曲して先端が外側に向いた係合部8が設けられる。イヤ片4は、ハンガバーの係合部8を係合させる対応係合部14を具備する。係合部14は、ボルト5を緩めれば、係合部8との係合が外れ、係合部8との間を開放できる。 (もっと読む)


【課題】 カテナリ吊架式電車線路のエアセクション箇所におけるアークの熱によるトロリ線の破断を防止するための電車線装置を提供する。
【解決手段】 カテナリ吊架式電車線路のエアセクション箇所Sにおけるトロリ線Tの上部の所定長さの部分に沿って接触するように高熱伝導性の放熱剛体2を設け、この放熱剛体2のトロリ線Tの軸線方向両端部を固定手段3にてトロリ線Tに固定し、それによって、当該トロリ線Tにかかる張力を放熱剛体2に負担させる。放熱剛体2は、ハンガ5によって、上方の吊架線Mに吊支する。ハンガ5には、放熱剛体2の外周を把持する一対のイヤ片と、下端部において当該一対のイヤ片に結合され、上端部において吊架線Mに掛け止められるハンガバーとを具備させる。 (もっと読む)


【課題】 絶縁部材の摺動面へのカーボン粉の付着を最小限に止め、また付着したカーボン粉の除去が容易なセクションインシュレータを提供する。
【解決手段】 電車線路用セクションインシュレータ1は、絶縁部材2に、カーボン粉難付着性樹脂で形成された難付着部材5が、その表面をカーボン摺板との摺動面2aと一致させて埋設される。難付着部材5は、細長板状に構成され、絶縁部材2の軸線に対して傾斜して、複数が互いに平行に相互間隔を置いて配置される。 (もっと読む)


【課題】 トロリ線の接地作業における接地線のトロリ線への接続操作を吊りロープの昇降操作によって簡単かつ楽に行える検電接地装置を提供すること。
【解決手段】 検電接地装置1の絶縁操作棒2の上端部にトロリ線Tに引っ掛ける支持フック5及び、吊りロープ6を掛ける支持プーリ7を設ける。絶縁操作棒2の途上にトロリ線Tの電圧の有無を知らせる検電警報器8を設ける。吊りロープ6の一端に吊り下げたフック金具3は接地金具4につながり、支持フック5の下方に配置され、他端で昇降操作できる。フック金具3は、吊りロープ6が連結する固定杆10と可動杆11とを相互に下方が開閉可能に設ける。可動杆11はバネ16によって固定杆10側に引かれる。可動杆11の下端部には、カム部材17を上方へ回転可能に設ける。カム部材17は可動杆11の内側に受け入れたトロリ線Tが押し上げて可動杆11に係合し、固定杆10との間隔が狭められる。 (もっと読む)


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