説明

三和テッキ株式会社により出願された特許

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【課題】 簡易な構造により、トロリ線の張力を一定に保持しつつ伸縮を広い範囲で許容するするばね式テンションバランサを提供すること。
【解決手段】 支柱Pに固定したばねケース1に、一端をばねケース1の上端に、他端をばね受け板3に当接させた縦方向に圧縮変形するばね2を収容させる。回転アーム6は、ばねケース1に固定したフレーム5に枢軸6aで枢着し、リンクロッド4を枢軸6bで連結し、トロリ線につながるテンションロッド7を枢軸6bで連結し、トロリ線に張力を付与するようにばね力で回転付勢する。トロリ線の伸縮の許容範囲内で、枢軸6aから6bまでの短腕部Lを水平を挟んで上下に回転変位させ、短腕部Lのばね2に直交する方向の長さをほぼ一定とし、枢軸6aから6cまでの長腕部Lを上方の傾斜位置を挟んで回転変位させ、長腕部Lのトロリ線に直交する長さの変化をばね2の伸縮の変化にほぼ比例するように設定する。 (もっと読む)


【課題】 線路上に電車線を引き止めて延長の無駄を省くと共に、周囲環境の景観に影響を与えることが少なく、また省スペースを図ること。
【解決手段】 電車線Tの端部は線路を挟んで対向する鋼管支柱1,1間に渡されたビーム2に支持する。鋼管支柱1及びビーム2は円筒鋼管で構成する。第1滑車4はビーム2の内部の電車線Tの対応位置において垂直軸周りに回転自在に支持する。第2滑車5は鋼管支柱1のビーム2の結合部内側に水平軸周りに回転自在に支持する。ワイヤロープ3はヨークY及び碍子Iを介して電車線Tに連結し、第1滑車4に掛けて線路方向からビーム2内を通し、第2滑車5に掛けて鋼管支柱1内に引き込む。張力調整手段6は、鋼管支柱1内で錘6aをワイヤロープ3に吊り下げて構成する。 (もっと読む)


【課題】 比較的小型のばねを用いて所望の電線挟持力が得られ、小型化が可能な電線の分岐装置を提供する。
【解決手段】 分岐装置1は、本体2と、カバー3と、両者を締め付ける締め付け部材4とからなる。カバー3は、本体2との間に架空電線Wを把持可能に本体2に枢着される。本体2は、把持部材5と分岐スリーブ6とを有する。分岐スリーブ6に分岐線W1を挿入して圧縮接続する。把持部材5は把持凹部5cを持つ。カバー3は、一端側において把持部材5に枢着され、把持凹部5cと対向して架空電線Wを受ける把持凹部3cを持つ。締め付け部材4は、ボルト8とばね9とを有する。ボルト8は、把持部材5とカバー3とを貫通し、一端側がカバー3に係合離脱自在である。ばね9は、一端が把持部材5に、他端が締め付けボルト8の他端に係止される。カバー3は、てこの作用で、強力に架空電線Wを把持する。 (もっと読む)


【課題】 トロリ線に長距離にわたって油を効率よく自動的に塗布して、トロリ線の摩耗を防止すること。
【解決手段】 駅構内の区間の吊架線Mの上方に並行する一対の吊下げ線2を架設し、複数の塗油器3を走行ローラ5で吊下げ線2に沿って移動できるように設ける。塗油器3には停止列車のパンタグラフPに油を噴き付けるためにタンク6と油噴射器7とを具備させる。油噴射器7を本体3aの所定の原位置からトロリ線T近傍まで上下移動させる昇降手段8と、油噴射器7の作業位置を線路方向に微調整ができる位置調整手段9と、油噴射器7の下方の画像を検知する撮像センサと、距離センサとを備えたセンサ部10とを設ける。コントローラ11にパンタグラフPの舟体P1及び進路方向の相対位置並びに油噴射器7と舟体P1との距離を把握させる。構内コントローラ11は塗油器3を制御して、列車のパンタグラフ対応位置で油噴射作業を行わせる。 (もっと読む)


【課題】 鉄塔の組立作業において、迅速な組立ができ、迅速な撤去を行うことができる鉄塔組立・解体用デリック及びその撤去方法を提供する。
【解決手段】 ブーム3はマスト2に対して旋回部材14を介して取り付けられ、マスト2は旋回部材14の位置で切断され、上側のマスト2aは、旋回部材14とともに回転可能であり、ブーム3の先端には吊上げワイヤーロープ8を介してフック7が備わり、吊上げワイヤーロープ8は、ガイドローラ9を通ってマスト2内に通され、ブーム3の先端近傍には起伏ワイヤ11が取り付けられ、起伏ワイヤ11は起伏ワイヤ用滑車12を通り、起伏ワイヤ11の他方の端部はマスト2に対して周方向に回転可能に固定され、マストガイド4,5及びマスト基台6には、固定ロープ16が連結され、マスト基台6には、揚重工具21が連結され、マストガイド4,5は2個備わる。 (もっと読む)


【課題】 作業性が良く、安価な柱状構造体の制振装置を提供する。
【解決手段】 柱状構造体の制振装置において、柱状構造体(1)の基礎地際部に取り付けられる下部の柱状構造体バンド(3)と、前記柱状構造体(1)の所望の高さに取り付けられる上部の柱状構造体バンド(4)と、前記柱状構造体(1)に対応して配置される粘弾性体を有するセンタープレート(7)及びこのセンタープレート(7)を挟み込んだサイドプレート(8,9)とを備えた板状体とを具備し、前記センタープレート(7)を前記下部の柱状構造体バンド(3)又は上部の柱状構造体バンド(4)のいずれか一方で固定し、前記センタープレート(7)を挟み込んだサイドプレート(8,9)をイヤープレート10を介して前記上部の柱状構造体バンド(4)又は前記下部の柱状構造体バンド(3)のいずれか一方で固定するようにした。 (もっと読む)


【課題】 遠隔位置にある昇降機を呼び寄せる一方、乗っている作業者の操作を優先的に受け付けて昇降機を所望の乗降位置に移動できること。
【解決手段】 昇降装置1を、昇降対象構築物に沿って縦方向に固定したガイドレール2と、ガイドレール2にモータ13駆動の駆動スプロケット4を噛み合わせると共に上下のガイドローラ5,5 を係合させて昇降する昇降機3とで構成する。昇降機3には内部で昇降操作するための操作ボックス10を有する。昇降機3には内部の作業者Pを検知する人感センサ16を固定する。ガイドレール2の乗降位置には、昇降機3を呼び寄せるための呼出スイッチ19a,20aを備えた操作盤19,20を設ける。制御回路21は呼出ボタン19a(20a)がONすると呼出された乗降位置に昇降機3を昇降制御するが、昇降機3内に作業者がいることを人感センサ16により検知すれば、昇降機3内の昇降操作を受け付けるように制御する。 (もっと読む)


【課題】 トロリ線と吊架線との上下間隔が狭い箇所でトロリ線の吊り位置を上下に調整できる吊架線保護カバーを提供する。
【解決手段】 吊架線保護カバー1は、吊架線Mの半径方向に相対向して係合される第1及び第2の係合部材2,3からなる。係合部材2,3は、係合状態において全体としてほぼ糸巻き状をなす。第1の係合部材2は、半円筒形胴部6と鍔片7とを具備する。半円筒形胴部6は、吊架線Mを受け入れる断面半円弧状の凹部6aを有する。鍔片7は胴部6の両端外周に形成される。第2の係合部材3は、半長円筒形胴部8と鍔片9とを具備する。半長円筒形胴部8は、第1の係合部材の凹部6aと対向して吊架線Mを受け入れる断面半円弧状の凹部8aを有する。鍔片9は胴部8の両端外周に形成される。吊架線Mに対して第1の係合部材2又は第2の係合部材3の何れを上方に配置して装着するかにより、胴4に掛けられるハンガイヤの吊り位置を上下に変更する。 (もっと読む)


【課題】隧道の壁面に対する絶縁間隔を容易に調整できる小型で構造簡単なき電線支持装置を提供する。
【解決手段】電線支持装置1は、隧道の側壁Tに固着される取付座2と、これに枢支される可動台座3と、これを取付座2に角度調整自在に支持する調整部材4と、可動台座3上に固着される碍子5と、これの上端部に固着されるき電線把持部材6とを具備する。取付座2は、水平の第1軸7と、その上部の水平の第2軸8とを具備する。調整部材4は、一端側において第1軸7に枢支され、中間において可動台座3を貫通するねじ棒4aと、これに螺合されて可動台座3を固定する一対のナット4bとからなる。可動台座3は、一端側において第2軸8に枢支され、ねじ棒4aを貫通させる長孔を具備し、この長孔にねじ棒4aを貫通させてナット4bにて角度調整可能に固定される。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、安価に得られ、小型化が可能で、架線工事の現場での使用に適するハンガの曲げ加工装置を提供する。
【解決手段】成形ボス6と保持部材7との間に金属線材Wを保持し、駆動軸9にアーム3の嵌合部を嵌合させて回転させることにより、成形ボス5と成形ローラ18との間で第1湾曲部と第2湾曲部を形成する。第1成形ボス5と第2保持部材8との間に、第1、第2湾曲部を形成済みの金属線材Wを保持し、駆動軸10にアーム3を嵌合させて回転させることにより、成形ボス6と成形ローラ18との間で第3湾曲部を形成する。次に、アーム3を駆動軸9に嵌合させて回転させることにより、成形ボス5と成形ローラ18との間で第4湾曲部を形成する。 (もっと読む)


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