説明

昭和電工株式会社により出願された特許

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【課題】扁平な炭素系ナノ構造物質、すなわち、薄く、かつ高アスペクト比である薄片状黒鉛微粒子の低温製造方法を提供する。
【解決手段】粒状黒鉛を、アルカリ性反応剤又はアルカリ性反応剤を含む混合物の存在下で、機械的摩耗処理し;挿入用溶媒が黒鉛の炭素層間へ浸透するように、黒鉛粒子を挿入用溶媒に曝し;ナノ構造物質の形成に十分な時間、超音波エネルギーを黒鉛粒子の分散液に供給する:工程を含む扁平な炭素系ナノ構造物質の製造方法。この方法で得られる炭素系ナノ構造体(CBNS)は、厚さが4〜20nmで、アスペクト比が500〜7000で、および様々な表面化学的性質を有し、また、高機能黒鉛材料として広範囲の用途、特にバッテリーおよび燃料電池における電気化学的用途に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】中空欠陥や介在物の少ないSiC単結晶及びその製造方法、このようなSiC単結晶から製造されるSiCウェハ及び半導体デバイス、並びに、中空欠陥や介在物の少ないSiC単結晶の製造に適したSiC単結晶製造用原料を提供すること。
【解決手段】{0001}面に略垂直な面を成長面とする種結晶を用いて、前記成長面上にSiCを成長させることにより得られる単結晶からなり、前記単結晶の成長方向に略平行に伸びる中空欠陥の密度が600個/cm2以下であるSiC単結晶、並びに、これを用いたSiCウェハ及び半導体デバイス。このようなSiC単結晶は、SiC粉末の質量の2%以上を予備昇華させることにより得られるSiC単結晶製造用原料を用いて、a面成長基板上に単結晶を成長させることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】冷却流体の洩れを防止しうるとともに、冷却効率の低下を抑制しうるパワー半導体モジュール冷却装置を提供する。
【解決手段】IPM冷却装置1は、内部に冷却流体通路5が設けられた冷却器2と、冷却器2に固定されかつIPMIを冷却器に取り付ける取付器3とを備えている。冷却器2の内面が冷却流体通路5に臨んだ壁部分の外面全体のうち少なくとも一部に、IPMIを搭載する搭載部19を設ける。取付器3は、熱伝導性材料からなりかつ冷却器2の搭載部19に沿わされてろう付された伝熱板21と、伝熱板21よりも硬質の材料で形成された板状頭部23およびおねじ部24からなる。板状頭部23を、伝熱板21の下面21aに圧入することにより、下面21aに凹所28を形成する。凹所28内に、板状頭部23を、下面21aから冷却器2側に突出せずかつおねじ部24の軸線回りの回転が阻止されるように嵌め入れる。 (もっと読む)


【課題】導電性、耐熱性、耐水性、基材との密着性及び熱伝導性に優れる導電性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】フェノール樹脂(A)及び溶解性パラメーターが9〜12である有機化合物(B)を含む樹脂成分と、アスペクト比が10〜15,000であるカーボンナノチューブ(C)、及び平均繊維径がカーボンナノチューブ(C)の3分の2以下であるカーボンナノチューブ(D)を含む炭素成分とを含有する導電性樹脂組成物であって、前記樹脂成分中のフェノール樹脂(A)の含有量が30〜95質量%であり、前記樹脂成分100質量部に対してカーボンナノチューブ(C)を20〜70質量部、カーボンナノチューブ(D)を1〜15質量部それぞれ含有することを特徴とする導電性樹脂組成物である。 (もっと読む)


【課題】光吸収の低減された発光ダイオード、製造方法、ランプ、照明装置を提供する。
【解決手段】基板1上に設けられた発光層24を含む化合物半導体層10と、基板1と化合物半導体層10との間に設けられたオーミックコンタクト電極7と、化合物半導体層10の基板1の反対側に設けられたオーミック電極11と、オーミック電極11の表面を覆うように設けられた枝部12bと枝部12bに連結されたパッド部12aとを含む表面電極12と、発光層24のうちパッド部12aと平面視で重なる領域に配置されたパッド下発光層24aと、パッド部12aと平面視で重なる領域を除く領域に配置された発光層24との間に設けられ、パッド下発光層24aに供給される電流を妨げる電流遮断部13とを備える発光ダイオード100とする。 (もっと読む)


【課題】絶縁基板とアルミニウムからなる回路層および緩衝層との接合界面に余剰ろう材が残存しない電子素子搭載用基板を提供する。
【解決手段】絶縁基板(11)の一方の面に電子素子を搭載するアルミニウム回路層(12)がろう付され、他方の面にアルミニウム層(13)がろう付された電子素子搭載用基板(1)であって、前記アルミニウム回路層(12)およびアルミニウム層(13)の少なくとも一方は、母材(20)(22)の絶縁基板側にアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる微細結晶層(21)(23)がクラッドされたクラッド材で構成され、ろう付後の前記微細結晶層(21)(23)の結晶粒の平均粒径が10〜500μmとなされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高容量で良好な放電レート特性を有する、正極活物質と繊維状炭素とを含むリチウム二次電池正極用複合材料の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のリチウム二次電池正極用複合材料の製造方法は、正極活物質と繊維状炭素と水とを含む混合物に、5μmより大きく320μmより小さい振幅の超音波を照射してスラリーを得る工程と、スラリーを乾燥させて複合材料を得る工程とを含み、式(1)で定義される正極活物質の濃度が0.01質量%以上50質量%以下であり、式(2)で定義される、繊維状炭素の濃度が0.01質量%以上10質量%以下であるリチウム二次電池正極用複合材料の製造方法;(1)正極活物質の濃度(質量%)={(正極活物質の質量)/(正極活物質の質量+水の質量)}×100、(2)繊維状炭素の濃度(質量%)={(繊維状炭素の質量)/(繊維状炭素の質量+正極活物質の質量)}×100、である。 (もっと読む)


【課題】冷熱サイクルにおいてアルミニウム回路層の電子素子搭載面に発生するしわが抑制される電子素子搭載用基板を提供する。
【解決手段】絶縁基板(11)の少なくとも一方の面に電子素子(18)を搭載するアルミニウム回路層(12)がろう付された電子素子搭載用基板(1)であって、前記アルミニウム回路層(12)は、母材(20)の電子素子搭載面側に高強度層(21)が一体に積層された積層材で構成され、前記高強度層(21)の引張強さX(N/mm)と母材(20)の引張強さY(N/mm)とがX/Y≧1.1の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で製造することができる、曲げ強度や曲げひずみなどの機械特性と、導電性、寸法精度が良好な燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】片面または両面にガス流路が形成された流路部と、流路部を取り囲むように形成された外周部とからなる燃料電池用セパレータであって、熱可塑性樹脂100質量部に対し130〜3200質量部の炭素質材料を含む領域Aと、熱可塑性樹脂100質量部に対し3〜280質量部の炭素質材料を含み、該炭素質材料のうち50〜100質量%が繊維状炭素である領域Bとを有し、流路部の体積の70%以上が領域Aであり、かつ、流路部の表面に前記領域Bまたは繊維状炭素を有し、セパレータの端部は領域Bのみからなる、燃料電池用セパレータ。 (もっと読む)


【課題】絶縁基板とアルミニウム層との接合界面に余剰ろう材が残存せず、かつ非対称形状に起因する熱ひずみを低減しうる電子素子搭載用基板を提供する。
【解決手段】絶縁基板(11)の一方の面に電子素子(18)を搭載するアルミニウム回路層(12)がろう付され、他方の面にアルミニウム層(13)がろう付された電子素子搭載用基板であって、前記アルミニウム層(13)の少なくとも絶縁基板(11)側の層が、ろう付後の結晶粒の平均粒径が10〜500μmとなされ、かつ引張強さが130N/mm以下となされたアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されている。 (もっと読む)


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