説明

住友軽金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】軽量で高剛性を有すると共に、交通事故時における歩行者の頭部障害を軽減することも可能となる車両用エンジンフードを提供すること。
【解決手段】台形形状断面をもつと共に、車両前後方向において該台形形状の頂部の幅が漸次変化する突条の複数の突条のうちの一つを、中央骨部14として中心線上に配置し、残りの突条を、該中央骨部14の両側に、所定距離を隔てて、前記中心線に対して傾斜した形態とされた側方骨部16として配置したアルミニウム合金製のインナーパネル10と、アルミニウム合金製のアウターパネルとを閉断面構造において重ね合わせて、車両用エンジンフードを構成した。 (もっと読む)


【課題】剛性向上効果の極めて高い凹凸部パターンを有する板材を提供し、また、そのような板材を用いた有用な車両パネルや積層構造体を提供すること。
【解決手段】仮想の正方形の多数が縦横に組み合わされて、板面が構成されると共に、その板面に凹凸形状が形成されてなる板材において、かかる仮想の正方形に第一領域MとZ型の第二領域Nとが形成されている基本形状とそれから派生した各種の基本形状のうちの複数を、それぞれの周縁部に位置する第一及び第二領域M,Nが相互に一致するように突き合わせた形態において組み合わせて、板面の全体形状を構成すると共に、第一領域Mを上方に突出させる一方、第二領域Nを下方に凹陥せしめるか、或は、第一及び第二領域M,Nのうちの何れか一方又は両方を、上方に突出又は下方に凹陥せしめることにより、板面全体に凹凸形状が形成されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金接合部材の陽極酸化処理による皮膜において、反対面接合部相当部分とそれ以外の部分との間で発生する色調差を解消する。
【解決手段】摩擦撹拌接合により接合部を形成して接合してアルミニウム合金接合部材とするアルミニウム合金材を、Mg:4.0質量%(以下、「%」とする。)超え6.0%以下、Cu:0.2%以下、Si:0.1%以下、Fe:0.1%以下、残部Al及び不可避的不純物とし、該アルミニウム合金中に分布する第二相粒子の粒径を5μm以下とすることで、アルミニウム合金接合部材の接合部相当部分ではそれ以外の部分と比較しても第二相粒子は均一に分布しているので、陽極酸化皮膜における色調差を解消することができる。 (もっと読む)


【課題】一体に接合したアルミニウム合金材の表面に形成される陽極酸化皮膜において、接合部に相当する部分とそれ以外の部分に相当する部分との間で色調差が発生することを防止する。
【解決手段】一体に接合する各々蓋材2及び側材3のアルミニウム合金材は、粒径が5μm以下の第二相粒子の分布密度vが10000≧v(個/mm)としてなる5000系合金であって、その端部による継手部5に対して、ツール8におけるショルダー10の直径dを3≦d≦8(mm)、ツール7の回転数rを6<r≦20(回転/mm、接合長さ1mm当りのツールの回転数)として摩擦撹拌接合を行うことで、接合部とそれ以外の部分との間で第二相粒子の分布はほとんど相違せず、表面の陽極酸化皮膜における色調差の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】車両用ドアの剛性を確保しつつ、その重量を効果的に低減できるとともに、熱膨張率が異なる材料で構成されたアウタパネルおよびインナパネルを有する車両用ドアの塗装焼付工程、特に電着塗装後の焼付工程でドア本体部が変形するのを簡単な構成で効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】アウタパネル3とインナパネル4とを有する車両用ドアであって、上記アウタパネル3がインナパネル4よりも熱膨張率が大きい素材で形成されるとともに、該アウタパネル3とインナパネル4との熱膨張差に起因した相対変位を許容し、該インナパネル4の下辺部の少なくとも一部を係合するオープンヘム加工部5が上記アウタパネル3に設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】車両用ドアの剛性を確保しつつ、その重量を効果的に低減できるとともに、熱膨張率が異なる材料で構成されたアウタパネルおよびインナパネルを有する車両用ドアの電着塗装後の焼付工程でドア本体部が変形するのを簡単な構成で効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】アウタパネルとインナパネルとを有する車両用ドアであって、上記アウタパネルを構成する材料の熱膨張率がインナパネルを構成する材料よりも大きい素材で形成され、上記アウタパネルの下辺部5およびその両端部から上方に延びる両側辺部6が上記インナパネルの端部を抱持するように折り返されたヘム加工部8が形成されるとともに、該ヘム加工部8におけるアウタパネルとインナパネルとが上記車両用ドアの電着塗装後の焼付温度よりも50℃以上低い温度で硬化する接着剤で接合された。 (もっと読む)


【課題】摩擦撹拌接合したアルミニウム合金材の表層部に陽極酸化処理により形成される被膜において、該アルミニウム合金材の撹拌部に対応する部分及びその周囲部分に対応する部分との間で色調差が発生することを防止する。
【解決手段】アルミニウム合金材の蓋材2と側材3を摩擦撹拌接合により形成される撹拌部6及びその周囲部分7に対して、端面に凹湾曲面状の凹陥部11’を形成した円柱状のピン無し回転ツール11により色調差の発生を防止したい範囲内で表面摩擦撹拌を行って表面摩擦撹拌層8を形成することにより、その後面削し、陽極酸化処理により被膜9を形成しても、両者における第二相粒子の分布状態の相違は小さくなって均質化するので、被膜において色調差が発生することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】管軸方向に走行する金属管の偏肉状態を、渦電流方式を利用して精度良く測定し得る方法を提供し、また、そのための装置をも提供すること。
【解決手段】一対のコイル28a,28bと抵抗34a,34bとによってブリッジ回路を構成すると共に、該一対のコイルが金属管22を中心にして対称的に位置した形態において、該一対のコイルに交流電流を流しつつ、かかるブリッジ回路全体を該金属管22の周りに回転せしめることにより、該金属管22の肉厚全体に発生させた渦電流が該金属管22の肉厚に応じて変化して生じた該一対のコイル28a,28b間のインピーダンス差を検知し、そしてこのインピーダンス差に基づいて該金属管22の偏肉状態を測定するようにした。 (もっと読む)


【課題】面倒な接続作業の省略等による生産性の向上及びコスト削減を実現し、加えて、熱交換効率の向上や短尺化を可能と為し得ると共に、圧力損失も可及的に低くされ得るように、改良された給湯用熱交換器を提供すること。
【解決手段】冷媒流路管を、水流路管の外周に、螺旋状に巻き付けて熱的接合体を形成し、かかる熱的接合体を渦巻き状に巻くことによって構成される熱交換ユニットを、上下方向に複数段配置すると共に、各段における水流路管及び冷媒流路管を相互に連通せしめることにより、最上段と最下段の熱交換ユニットに、水出入口や冷媒出入口が位置せしめられるように構成されてなる給湯用熱交換器において、水流路管は、水入口から水出口まで、また冷媒流路管は、冷媒入口から冷媒出口まで、それぞれ継手を介して接合されることなく、連続した1本の管体にて、一体に構成する。 (もっと読む)


【課題】歩行者保護評価試験においてインパクターがエンジンフードの後方に衝突した場合において、衝突初期に高い初期加速度を発生させ、インパクターの持つ初期エネルギーの大部分を吸収することにより、インパクターストロークを小さくし、且つ頭部障害値(HIC)も小さくする自動車のエンジンフード後端部の補強部材を提供する。
【解決手段】自動車のエンジンフード補強部材は、前記エンジンフード10の後端部においてアウターパネル11及びインナーパネル12の間に車幅方向の略全幅に延びて設けられ、前記インナーパネル12側に沿った下側フランジ部と下側縦壁部とからなる下側部材と、前記アウターパネル側に沿った上側フランジ部と上側縦壁部とからなり、前記下側縦壁部と前記上側縦壁部とは、それぞれの先端部近傍において点接合されており、かつ、歩行者保護評価に使用される頭部インパクターの衝突方向と略平行に設けられる。 (もっと読む)


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