説明

第一製薬株式会社により出願された特許

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【課題】生体試料中のグリコサミノグリカンを高感度かつ簡便に測定し、ムコ多糖症を正確に診断するための方法の提供。
【解決手段】下記(1)及び(2)のステップを少なくとも含む、ムコ多糖症(mucopolysaccharidoses)の診断方法。
(1)(a)生体試料を限外濾過フィルターで濾過し、フィルター上でグリコサミノグリカン特異的酵素による消化を行なうか、又は(b)生体試料をグリコサミノグリカン特異的酵素による消化を行ない、得られた消化物を限外濾過フィルターで濾過した後、
得られた消化物を遠心分離して得られた濾過液又は得られた濾過液を液体クロマトグラフィー/質量分析計へ注入し、グリコサミノグリカン由来の二糖について分析するステップ。
(2)(1)の測定結果である定量濃度及び二糖組成を用いて、ムコ多糖症の診断、ムコ多糖症の治療効果の化学診断、又はムコ多糖症の各疾患の判別鑑定を行なうステップ。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、新規なインフルエンザウイルス感染症の予防および/または治療剤を提供するものである。
【解決手段】 本発明は、従来、胃炎・胃潰瘍治療剤として使用されていたセトラキサートまたはその塩が、強力な抗インフルエンザウイルス作用を有することを見出したことによるものである。本発明のセトラキサートまたはその塩を含有するインフルエンザウイルス感染症の予防および/または治療剤は、インフルエンザウイルスに感染した患者やインフルエンザウイルスに感染する怖れのある患者に投与することにより、優れた効果を発揮するので、有用である。 (もっと読む)


【課題】 癌細胞の増殖を促進する生体内分子を同定し、その分子メカニズムに基づく抗癌剤の同定方法及び抗癌剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 Rho―GEF遺伝子の発現を阻害する二重鎖ポリヌクレオチド。該二重鎖ポリヌクレオチドを用いることを特徴とする、Rho―GEF遺伝子の発現阻害方法、Rho―GEFの阻害方法、細胞増殖抑制方法、又は、癌の予防及び/又は治療方法。Rho―GEF遺伝子の発現及び/又はRho―GEFの機能の阻害を指標とする、細胞増殖抑制剤又は抗癌剤の同定方法。 (もっと読む)


【課題】糖新生関連遺伝子の転写因子のリン酸化阻害方法およびリン酸化阻害剤を提供する。
【解決手段】転写因子であるヘパトサイトヌクレアーファクター4α(HNF−4α)がRSKBによりリン酸化され、糖新生関連遺伝子のプロモーター領域への結合を促進させることを見出し、RSKBによるHNF−4αのリン酸化方法;リン酸化阻害方法;リン酸化阻害剤;HNF−4αが転写因子として作用する遺伝子の遺伝子産物産生阻害剤および産生阻害方法;RSKBによるHNF−4αのリン酸化に起因する疾患の防止剤および/または治療剤並びに防止方法および/または治療方法;RSKBによるHNF−4αのリン酸化を阻害する化合物の同定方法;該同定方法で得られた化合物;さらに、RSKB、HNF−4α、HNF−4αをコードするポリヌクレオチド、該ポリヌクレオチドを含有するベクターを含んでなる試薬キットを提供した。 (もっと読む)


【課題】共通に単球を起源とするDC1およびDC2を効率よく生産する方法を提供すること、創薬標的となるDC由来のTh1またはTh2応答への偏向誘導因子の同定方法を提供すること、また、該同定方法により同定された遺伝子を用いたTh1またはTh2応答への偏向誘導阻害剤の同定方法を提供すること。
細胞内の化合物量を簡便かつ精度良く測定できる方法を提供すること。
【解決手段】単球由来の未成熟DCをリポポリサッカライドおよび抗CD40抗体存在下で培養することにより、共通に単球を由来とする、Th1応答への偏向を誘導する活性を有する細胞またはTh2応答への偏向を誘導する活性を有する細胞を生産できることを見出した。さらには、得られた細胞の発現遺伝子解析を行い、それぞれの細胞において優位に発現している遺伝子を明らかにするとともに、該遺伝子を用いたTh1またはTh2応答への偏向誘導因子阻害剤の同定方法を確立した。 (もっと読む)


【課題】遷移金属錯体からなる触媒において不斉環境を提供することができ、かつ触媒的不斉反応において高い化学収率及び立体選択性を与える触媒を調製可能な光学活性配位子を提供する。
【解決手段】固相担体に結合された下記の一般式(I):


(Aはアミノ酸残基、又はペプチド残基を、nは0又は1を、R1は水素原子、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基を、X1及びX2は−N(Rx)−、O、又はSを、Yはアルカンジイル基、アルケンジイル基、アルキンジイル基、又はアリールジイル基を、Z1及びZ2はアルキル基又はアリール基を示す。)で表される化合物。 (もっと読む)


【課題】 癌細胞の増殖を促進する生体内分子を同定し、その分子メカニズムに基づく抗癌剤の同定方法および抗癌剤を提供することを目的とする。さらに、本発明は、リンパ性白血病および悪性リンパ腫の診断方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ユビキチン特異プロテアーゼ20(Ubiquitin specific protease20; USP20)の阻害を指標とする、細胞増殖抑制剤の同定方法。披験リンパ球が白血病由来のリンパ球であるか否かを判定する方法であって、該披験リンパ球におけるユビキチン特異プロテアーゼ20(Ubiquitin specific protease20; USP20)の発現量を測定する工程を含む判定方法。 (もっと読む)


【課題】グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して広範で、且つ、強力な抗菌活性を示し、しかも高い安全性を有するキノロン系合成抗菌薬および感染症治療薬の提供。
【解決手段】下記の式(I)で表わされる化合物、その塩、またはそれらの水和物。


[式中、R1およびR2は、水素原子等を示し;R3は、炭素数1から6のアルキル基等を示し;R4およびR5は、水素原子、炭素数1から6のアルキル基等を示す。] (もっと読む)


【課題】ペルオキシソーム増殖薬活性化受容体α/γアゴニストとして有用な新規化合物を提供する。
【解決手段】一般式(I)で表される化合物、その塩およびそれらの溶媒和物{式中、X、Y及びZは各々窒素原子又は炭素原子、mは0〜3の整数、nは1〜3の整数、Qは、水酸基、ハロゲン原子、低級アルケニル基等1又は2個の基で置換されてもよいベンゼン環、R1は、水酸基、ハロゲン原子、低級アルケニル基等の1又は2個の基で置換されてもよいフェニル基、ナフチル基または5若しくは6員の芳香族複素環基、R2は低級アルキル基、カルバモイル基、フェニル基又は5もしくは6員の芳香族複素環基、R3及びR4は、各々水素原子又は低級アルキル基、R5は水素原子、低級アルキル基又はベンジル基、R6は水素原子、水酸基、ハロゲン原子、低級アルケニル基等を示す。}
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【課題】腫瘍疾患の発生・増悪に関与する可能性がある蛋白質をコードする遺伝子を見出し、該蛋白質の作用調節手段および該蛋白質の異常に起因する疾患の防止・治療に有用な手段を提供すること。
【解決手段】腫瘍組織で発現が亢進しているDNAを見出し、該DNAによりコードされる蛋白質が、脱リン酸化活性を示すこと、CSE1Lと結合してこれを脱リン酸化すること、細胞増殖に関与することを見出し、これらに基づき、該蛋白質の発現および/または機能を阻害することを特徴とする細胞増殖阻害方法および阻害剤、CSE1Lの脱リン酸化阻害方法および脱リン酸化阻害剤、腫瘍疾患の防止・治療方法および防止・治療剤、細胞増殖を阻害する化合物・該蛋白質とCSE1Lの結合を阻害する化合物・該蛋白質によるCSE1Lのリン酸化を阻害する化合物の同定方法、該DNAの組織発現量の測定による腫瘍組織の判定方法、試薬キットを提供する。 (もっと読む)


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