説明

株式会社ダイセルにより出願された特許

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【目的】 各種塗料用ビヒクルに相溶性が高く、寒冷地、冬季においてもペイント中で分散剤が結晶化する事がなく、塗膜外観に影響を与えず、かつ金属面との密着性も損なわなうことのない、分散性能に優れた構造の顔料分散剤を開発する。
【構成】 (a)下記式(I)R1−OH (I)《式中のR1は炭素数1〜24の直鎖状、分岐状、脂環式、芳香族の炭化水素基等で表される置換基を示す》で表される一級のアルコール成分とラクトン化合物とヒドロキシカルボン酸から誘導される末端にヒドロキシル基を有するポリエステルと1分子中にイソシアネート基を2以上有するイソシアネート化合物との反応により得られる末端にイソシアネート基を有する化合物および(b)数平均分子量100〜20000のポリアミン化合物を反応させることを特徴とする顔料分散剤の製造方法。 (もっと読む)


【目的】 中空糸膜モジュールにより、有機溶剤を比較的高温で膜分離する。
【構成】 低密度ポリオレフィンワックス5〜99重量%と、メルトインデックス50以上の低密度オレフィンポリマー95〜1重量%とを含む溶融した樹脂組成物中に、中空糸膜の集束体の少なくとも一方の端部を浸漬し、ケーシングに封止固定する。前記ワックスおよびポリマーにはポリエチレンなどが含まれる。前記ワックスの密度は0.94g/cm2 以下、粘度法による分子量は20000以下である。前記ワックスとポリマーとを併用すると、中空糸膜との接着性、耐熱性が比較的高く、耐溶剤性に優れる封止固定部を備えた中空糸膜モジュールが得られる。 (もっと読む)


【目的】 高活性で反応選択性が高く、安定性に優れ、しかも安価で腐蝕性が小さい炭酸エステル合成用触媒を得る。
【構成】 (a)(1)銅原子、(2) ハロゲン原子及び(3) ホウ酸根、又は、(b) ハロゲン化銅及びホウ素原子を含む炭酸エステル合成用触媒。前記触媒は、さらにアルカリ金属原子及び/又はアルカリ土類金属原子を含んでいてもよい。また、前記触媒は、活性炭などを担体とする固体触媒であってもよい。前記触媒は、塩化第一銅などのハロゲン化銅と、ホウ酸又はホウ酸塩などとを組合わせて構成してもよい。前記触媒の存在下、アルコールと一酸化炭素と酸素とを反応させることにより、炭酸エステルを、長期間安定して工業的に効率よく製造できる。 (もっと読む)



【目的】他の熱可塑性樹脂との混和性に優れたブタジエン系の水添ブロック共重合体を開発すること。
【構成】「(A) 1,2−ビニル結合含量が20%以下であるポリブタジエンブロックセグメント、(B) ポリブタジエンあるいはビニル芳香族化合物/ブタジエン共重合体であって、ブタジエン部分の1,2−ビニル結合含量が30〜95%であるブロックセグメントからなり、かつブロック構造がA−(B−A)または(A−B)《ただし、nは1以上、mは2以上》で表される直鎖状あるいは分岐状のブロック重合体のブタジエン部分を90%以上水素添加してなるポリスチレン換算重量平均分子量が3万〜60万の水添ブロック重合体に、ポリラクトン化合物が0.01〜10モル%付加されたことを特徴とする変性水添ブロック共重合体」および「上記変性水添ブロック共重合体と他の熱可塑性樹脂とブレンドされた熱可塑性重合体組成物」
【効果】ラクトンユニットを導入することにより他の熱可塑性樹脂との混和性に優れたブタジエン系の水添ブロック共重合体を開発することができた。 (もっと読む)


【目的】 光学活性な種々の医薬農薬の合成原料として有用なD−乳酸の製造方法として安価な原料であるL−2−クロロプロピオン酸及びD−2−クロロプロピオン酸に作用し、いずれの光学異性体からも光学活性なD−乳酸を生成しうる微生物及び酵素を提供する。
【構成】 下記の理化学的性質を有する新規酵素。
(1) 作用及び基質特異性各種ハロ化合物に作用し、脱ハロゲン化する。L−2−クロロプロピオン酸及びD−2−クロロプロピオン酸に作用し、いずれの基質からもD−乳酸を生成しうる。
(2) 至適pH:9.5 付近(3) 安定pH範囲:8〜11(4) 至適温度:55〜65℃(5) 熱安定性:75℃以下で安定(pH9.5 、処理時間20分)
(6) L−2−クロロプロピオン酸に対するミハエリス定数(Km値):0.37mMD−2−クロロプロピオン酸に対するミハエリス定数(Km値):20mM(7) 分子量:54,000(ゲル濾過法)、27,000(SDS 電気泳動法)
(8) 阻害剤:p−クロロ水銀安息香酸 (もっと読む)


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