説明

ダイワボウホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】不織布製造中およびフィラーを固着させる際の加工性に優れた、表面状態の良好な湿熱ゲル化繊維を含む不織布を提供する。
【解決手段】 湿熱収縮性を有する第2繊維層(2)の両面に、湿熱ゲル化樹脂が繊維表面の少なくとも一部を占める繊維を含む第1繊維層(1)および第3繊維層(3)を配置して、積層ウェブを作成し、このウェブに例えば高圧柱状水流を噴射して、3つの繊維層を一体化させて、積層不織布を得る。さらに、この積層不織布に、フィラーを固着させるために湿熱処理を施すと、第1および第3繊維層が均一に収縮して、フィラーが均一に固着された、フィラー固着シートが得られる。 (もっと読む)


【課題】 光がなくとも酸化作用を有し、菌などの増殖抑制効果、有害なガス、微細液滴を消臭、無害化する無効化効果を発揮する機能を持ったナノ粒子を、バインダーを用いることなく担持させた有機材料および繊維集合物を提供する。
【解決手段】 平均一次粒子径が1nmを超え100nm未満であり、粒子表面が親水性無機化合物で被覆された機能性ナノ粒子を含み、機能性ナノ粒子の少なくとも30質量%は親水性無機化合物で被覆された酸化チタン系ナノ粒子を含む懸濁液を、有機材料の少なくとも一部の表面に付与して、前記機能性ナノ粒子を吸着し、固着・担持させた後、前記酸化チタン系ナノ粒子に過酸化物を付与することにより、優れた機能を有するナノ粒子が表面に露出した有機材料および繊維集合物を得る。 (もっと読む)


【課題】異種物体に対して湿熱接着性が高く、熱収縮率が低く、熱加工時の寸法安定性が高い湿熱接着性複合繊維を提供する。また本来の繊維の性質を保持したまま、繊維表面にフィラーを有効に固着したフィラー固着繊維及び繊維構造物を提供する。
【解決手段】 湿熱ゲル化樹脂70mass%以上94mass%以下で含み、ロジン、ロジンエステル、テルペンベース化合物、ピペリレンベース化合物、及び炭化水素ベース化合物から選ばれる少なくとも一種類であり、軟化点が70℃以上150℃以下の接着促進剤を6質量%以上30質量%以下含む混合物からなる湿熱ゲル化成分と、繊維形成性成分を含む複合繊維であって、前記湿熱ゲル化成分を用いることにより、異種物体に対する接着性が高い湿熱接着性複合繊維を得る。また、前記湿熱接着性複合繊維の湿熱ゲル化樹脂をゲル化したゲル化物によって、フィラーを繊維表面に固着させたフィラー固着繊維及び繊維構造物を得る。 (もっと読む)


【課題】柔軟で、拭き取り対象面及び汚れ物体に対して密着性が高く、汚れ除去性の高いワイパーを提供する。
【解決手段】本発明のワイパーは、異なる2種類以上の繊維形成性樹脂成分を含む複合繊維を構成成分として含む繊維構造物であって、前記複合繊維を構成する繊維形成性樹脂成分のうち少なくとも一成分は、ロジン、ロジンエステル、テルペンベース化合物、ピペリレンベース化合物、及び炭化水素ベース化合物から選ばれる少なくとも一種類であり、軟化点が70℃以上150℃以下の範囲内にある粘着付与剤を6質量%以上30質量%以下の範囲内で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】ポリブテン−1を含む成分、およびポリエステル樹脂を含む成分を、構成成分として含み、紡糸中に融着が生じることなく良好に紡糸可能で、分割性が良好な分割型複合繊維を提供する。
【解決手段】(i)ポリブテン−1を60質量%以上含み、アマイド系ワックスを0.1質量%以上10質量%以下含む成分と、(ii)ポリエステル樹脂を含む成分とを、複合紡糸して、繊維の断面において、成分(i)と成分(ii)とが隣り合っている繊維断面構造を有する、分割型複合繊維を得る。アマイド系ワックスは、好ましくはステアリン酸アマイドである。 (もっと読む)


【課題】対象物に当てて擦ったときにヨレが生じにくく、拭き取り性が良好で柔軟な風合いを有する不織布を提供する。
【解決手段】ポリブテン−1を60質量%以上含み、ワックス成分を0.1質量%以上10質量%以下含む成分を構成成分として含む分割型複合繊維を含む繊維ウェブに、水流交絡処理を施し、繊度0.9dtex以下である極細繊維を形成するとともに、繊維同士を交絡させることにより一体化させた後、ポリブテン−1の融点よりも低い温度にて乾燥処理に付して、柔軟で緻密な不織布を提供する。この不織布は、特にワイパーとして使用するのに適している。 (もっと読む)


【課題】温調機能が高く、繊維製造時、布帛加工時の工程性がよく、さらに安価に製造できる遅効性熱伝導を有する繊維とその製造方法及びこれを用いた繊維構造物を提供する。
【解決手段】遅効性熱伝導機能を備えたポリオレフィン樹脂を50質量%以上含むポリオレフィンを芯成分とし、鞘成分が融解ピーク温度(Tpm)100℃以上の熱可塑性重合体である複合繊維であって、前記遅効性熱伝導機能を備えたポリオレフィンは、JISK7121で規定される、示差走査熱量(DSC)測定法より測定される、補外融解開始温度(Tim)が20℃以上45℃以下であり、ASTM D4001で測定される数平均分子量(Mn)が15000以上200000以下である複合繊維及びその繊維を用いた繊維構造物。 (もっと読む)


【課題】洗剤等を含浸させて細かな泡を立てながら、汚れを拭き取るワイパーとして用いるのに適した、不織布を提供する。
【解決手段】潜在捲縮性繊維を50質量%以上含む第1繊維ウェブを、親水性繊維を含む第2繊維層の片面または両面に配置し、これらのウェブを水流交絡処理により一体化した後、熱処理に付して、潜在捲縮性繊維において立体捲縮を発現させることにより、立体捲縮により適度な空隙が形成された第1繊維層と、保液性に優れた第2繊維層とから成り、不織布の表面が実質的に平坦であり、かつ実質的に開孔を有しない積層不織布を構成する。 (もっと読む)


【課題】 繊維表面に固着されたガス吸着性フィラーの脱落を防止し、フィラーの機能性を十分に発揮することができる繊維構造物を提供する。
【解決手段】 本発明の繊維構造物(1)は、繊維と、その表面の湿熱ゲル化樹脂と、前記湿熱ゲル化樹脂に固着されたフィラーとを含むフィラー固着繊維を有しており、前記フィラーが前記湿熱ゲル化樹脂を湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されているフィラー固着層(3)と、フィラー固着層(3)の表面及び側面の少なくとも一部を覆うように表面繊維層(2)が積層され、表面繊維層(2)同士が例えば圧着部(5)により接合して一体化されて耳部(4)を有している。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維成分に他成分又は空隙が微分散されており、繊維の断面形状は膨らんでいて、消臭性が高く、軽量であり、保温性、保液性があり、剛性が高くコシのあるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のレーヨン繊維は、レーヨン繊維内にオレイン酸又はその塩が混合されているレーヨン繊維であって、前記レーヨン繊維とオレイン酸又はその塩とは非相溶状態で、かつ前記オレイン酸又はその塩は微分散されており、前記レーヨン繊維の断面形状は、無定形でかつ膨らんでいる。 (もっと読む)


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