説明

ダイワボウホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】ビスコースレーヨン製造工程中にアルカリ及び/又は酸などに曝されても失活及び/又は低下を生じさせずに、アルカリ及び/又は酸に対する耐薬品性の劣る茶由来成分を含有させ、茶由成分により付与される機能性を有し、かつ付与した機能性の耐久性に優れるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レーヨン繊維内に脂肪酸及び/又はその塩(以下、脂肪酸という)と茶由来成分とが含まれ、レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸とは非相溶状態であり、かつ脂肪酸は微分散されてセル状領域を形成し、茶由来成分はセル状領域中に含まれている。脂肪酸を含む水溶液に、アルカリ金属の水酸化物、界面活性剤及び茶由来成分を順番に添加・混合して乳化液を調整し、セルロースを含むビスコース原液に、乳化液を添加・混合してビスコース液を調整し、ビスコース液をノズルより押し出して紡糸し、凝固再生することによりレーヨン繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】ビスコースレーヨン製造工程中に、機能剤の機能の失活及び/又は低下を生じさせずに、機能剤を含有させ、それにより付与される機能性を有し、かつ付与した機能性が耐久性に優れるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レーヨン繊維内に脂肪酸及び/又はその塩(以下、単に脂肪酸という)と機能剤(但し、脂溶性の抗酸化剤及び茶由来成分を除く)とが含まれ、上記レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸とは非相溶状態であり、上記レーヨン繊維内において、上記脂肪酸は微分散されてセル状領域を形成し、上記機能剤は上記セル状領域中に含まれているレーヨン繊維。脂肪酸を含む水溶液に、機能剤を添加・混合して混合液を調整し、セルロースを含むビスコース原液に、上記混合液を添加・混合してビスコース液を調整し、上記ビスコース液をノズルより押し出して紡糸し、凝固再生するレーヨン繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】密着性に優れ、柔らかい触感を有する、化粧料含浸皮膚被覆シートを提供する。
【解決手段】潜在捲縮性繊維を含む繊維ウェブを、ニードルパンチ処理に付して、繊維同士を交絡させ、繊維交絡処理後の繊維ウェブを加熱して、立体捲縮を発現させて、不織布を得た後、当該不織布にプレス加工を施し、さらに当該不織布に、化粧料を含浸させて、化粧料含浸皮膚被覆シートを得る。このシートは、繊維密度が高いにもかかわらず、繊維同士が過度に交絡されていないため、柔らかな触感およびしっとりとした密着感を、使用者に与える。 (もっと読む)


【課題】めっきが剥離し難く、かつめっきムラが少ない金属めっき繊維構造物を提供する。
【解決手段】本発明の金属めっき繊維構造物は、繊維表面に金属がめっきされてなる繊維構造物であって、前記繊維構造物を構成する繊維は繊維表面の少なくとも一部にエチレン−ビニルアルコール共重合体が露出している繊維を含む。 (もっと読む)


【課題】熱接着性に優れ、高温で熱加工しても構成繊維同士の接着点が縮小しない繊維構造物が得られる捲縮性複合繊維及びその製造方法、並びにこれを用いた繊維構造物を提供する。
【解決手段】第一成分1と第二成分2とを含む複合繊維10であって、第一成分1は、ポリブテン−1と、エチレン−エチレン性不飽和カルボン酸共重合体とを含み、第一成分1に対してエチレン−エチレン性不飽和カルボン酸共重合体は5〜20質量%であり、第二成分2は、ポリブテン−1の融解ピーク温度よりも20℃以上高い融解ピーク温度を有するポリマー、又は融解開始温度が120℃以上であるポリマーであり、繊維断面から見たとき、第一成分1は複合繊維表面10の少なくとも20%を占めており、第二成分2の重心位置は複合繊維10の重心位置からずれており、複合繊維10は顕在捲縮、又は潜在捲縮であることを特徴とする捲縮性複合繊維。 (もっと読む)


【課題】ウイルスを不活化させるに有効な抗ウイルス剤、抗ウイルス剤を担持した繊維製品、並びに繊維構造物を提供する。
【解決手段】抗ウイルス剤は、インフルエンザに対して有効な抗ウイルス剤であって、下記I式
【化1】


で示される金属フタロシアニン誘導体からなる。この抗ウイルス剤は繊維に担持される。 (もっと読む)


【課題】ウイルスを不活化させるに有効な抗ウイルス物質、抗ウイルス物質を担持した繊維製品、並びに繊維構造物を提供する。
【解決手段】抗ウイルス物質は、重合鎖中にモノマー単位としてのマレイン酸成分を含む高分子からなり、鳥インフルエンザウイルスに有効である。この共重合高分子と、セルロースとを混合し紡糸して抗ウイルス繊維が製造される。 (もっと読む)


【課題】特に天井裏にて良好な通気性を確保する建築資材シートを提供する。
【解決手段】太さ0.1〜10mmの線条により網目が規則的に繰り返されているネット状物が成型されて、高さ5mm以上の複数の凸部を含む建築資材シートとする。前記建築資材シートは一般的な建築物において使用可能であり、敷設箇所において通気性を高める効果がある。特に、野地板と瓦の間の天井裏敷設材や外壁と内壁の間に敷設する壁面用敷設材、床材と床下下地材との間に敷設する床下敷設材として有効である。 (もっと読む)


【課題】十分な防滑性と視線誘導効果を有し、さらにシートに対して傾斜した方向からの視線に対しても十分に視認できるだけの輝度を発する視線誘導シートを提供する。
【解決手段】シート状基材3に、接着剤6を介して無機粒子4と蓄光性発光粒子5を担持してなるものであり、無機粒子4を透光性あるものとし、無機粒子の60容量%以上が蓄光性発光粒子の径の2倍以上の径を有するものとし、シート状基材表面における無機粒子を担持する面と蓄光性発光粒子を担持する面の面積比が30〜90:70〜10であるものとした。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸とエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる分割型複合繊維、繊維構造物及び不織布を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸を50質量%以上含む第1成分1と、エチレン−ビニルアルコール共重合体を50質量%以上含む第2成分2とからなる複合繊維であって、繊維断面から見て前記第1成分1又は前記第2成分2が2以上のセグメントに区分され、前記第1成分1および第2成分2の少なくとも一部が前記複合繊維の表面に露出している分割型複合繊維。優れた分割性を有しており、この繊維及びこの繊維を含む繊維構造物および不織布は、極細繊維に起因する柔軟な風合いを有する。 (もっと読む)


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