説明

トキコ株式会社により出願された特許

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【目的】 油圧緩衝器のピストンロッドの作動周波数が高いとき、減衰力特性を自動的にソフト側に切換える。
【構成】 シリンダ1にピストンロッド3を連結したピストン2を嵌装する。シリンダ上室1aとシリンダ下室1bとを連通するバイパス通路7にスプール弁19を設ける。スプール21の一端側の室20a を連通路22を介して、他端側の室20b をオリフィス通路23を介してシリンダ下室1bに連通させる。室20b 内にはガス室29を設ける。減衰力は、比例ソレノイドアクチュエータ11でスプール21を駆動することにより調整できる。また、ピストンロッド3の作動周波数が低いときは、オリフィス通路23による圧力損失が小さいので室20a と室20b とは同圧力となりスプール21に軸方向の推力が作用しない。作動周波数が高いとオリフィス23による圧力損失で室20a よりも室20b が低圧となり、この圧力差によりスプール21が移動して減衰力特性が自動的にソフト側に切換わる。 (もっと読む)


【目的】 減衰力調整式油圧緩衝器において、伸び側/縮み側でソフト/ソフト、ソフト/ハードおよびハード/ソフトの減衰力特性の組合わせを選択できるようにする。
【構成】 シリンダ2にピストンロッド4が連結されたピストン3を嵌装する。ピストン3に主油液通路6(減衰力大)を設ける。ピストンロッド4に沿ってバイパス通路9(減衰力小)を設け、バイパス通路9に逆止弁14,15を設ける。シャッタ20により、孔18,19を開くと、逆止弁14,15がバイパスされてバイパス通路9が常時連通され伸び縮み側共にソフト特性となる。孔18を開き孔19を閉じると、バイパス通路9が逆止弁15を介して連通されて逆支弁15が開く伸び側でソフト特性、逆止弁15が閉じる縮み側でハード特性となる。孔18を閉じ孔19を開くとバイパス通路9が逆止弁14を介して連通されて逆支弁14が開く縮み側でソフト特性、逆止弁14が閉じる伸び側でハード特性となる。 (もっと読む)



【構成】 給油ノズルにより油液を供給する給油対象タンク内の油蒸気を吸引する吸引手段と吸引手段により吸引された油蒸気を排出させ油蒸気検出手段をクリーニングする排出手段とを加熱し保温する加熱保温手段42,46を設けてなる。
【効果】 加熱保温手段42,46が吸引手段および排出手段を加熱し保温することになるため、寒冷地における使用に際しても、これらが受ける温度低下による影響を排除することができ、吸引手段の吸引性能および排出手段の排出性能を低下させることがない。したがって、低温時における吸引手段および排出手段の性能低下を防止でき、低温時における給油作動開始までの遅延を防止しかつ油蒸気検出手段のクリーニングを十分に行うことができることになる。 (もっと読む)


【構成】 給油対象タンク内の油蒸気を吸引する吸引手段と、吸引した油蒸気を検出する油蒸気検出手段と、油蒸気を排出させ油蒸気検出手段をクリーニングする排出手段とを具備し、電源起動時および給油ノズルの非使用状態が予め設定された所定時間以上となった時に、吸引手段および排出手段をそれぞれ所定時間空運転させる制御手段を設けてなる。
【効果】 吸引手段および排出手段は、電源起動後は常に暖機状態が維持されることになるため、給油作動がいつなされてもこれらの吸引性能および排出性能を低下させることがない。したがって、低温時においても、電源起動後は常に正確な油種判定を行うことができるとともに給油作動開始を即座に行うことができかつ油蒸気センサのクリーニングを十分に行うことができる。 (もっと読む)



【目的】 本発明は風圧及び地震に応じた振動に適応した制振制御を行う制振装置を提供することを目的とする。
【構成】 制御装置4は、センサ15aによって検出された地表面レベルのビル2の変位の検出信号がサーボアンプ19aを介し、ハイパスフィルタ33によってビル2の一次固有振動数以上の周波数の検出信号が入力される。この検出信号の分析の結果、制震装置4によって制振し得ない超過大地震波であると判定された場合には、サーボドライバ29への電源供給を断つべくスイッチ32を開成する。これによって同時に付加質量6は電磁ブレーキによって制動され、停止される。 (もっと読む)


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