説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】硬化成形体の内部にボイドが生成しにくいプリプレグを提供すること。
【解決手段】溶媒中にイミドオリゴマー粉末を分散させてなる懸濁液に強化繊維1を浸漬した後、その強化繊維を加熱して溶媒を揮発させ、次いで、イミドオリゴマー粉末を加熱溶融して強化繊維に含浸し、さらに、冷却固化してプリプレグ7を得る。 (もっと読む)


【課題】内外共に精度のある表面を有する中空又は中実のFRP製成形品の、簡便な成形方法を提供すること。
【解決手段】上型と下型と中子からなる金型を用いて中空又は中実のFRP製成形品を成形するに際し、プリプレグを巻回・積層した中子を、上型と下型で押し代、例えば、0.2−2mmの隙間を残して型締めし、更に上型及び/又は下型に接して熱膨張部材、例えば、耐熱性のゴムを配置し、この熱膨張部材を介して金型を外枠で固定し、その後、金型を加熱・硬化炉で加熱することからなる中空又は中実のFRP製成形品の成形方法。 (もっと読む)


【課題】炉心筒下部側に対して炉心筒上部側の温度を下げられる範囲を広げることが出来る炭素化炉の炉上部炉心筒を提供する。
【解決手段】炉内を鉛直方向に上方から下方に走行する原料繊維4を焼成して炭素繊維にする炭素化炉の原料繊維入口部に形成されてなる炉上部炉心筒2を、その外側面6a、6bにヒーター10a〜10fを設置し、外側壁のヒーター非設置部分に放熱用切欠き溝12a〜12xを設置して形成させる。この構成にすることにより、炉上部炉心筒2の外側壁6a、6bの表面積を大きくすることができ、炉上部炉心筒2の外側壁6a、6bからの放熱量を、炉下部炉心筒からの伝熱による蓄熱量よりも多くすることができ、炉心筒下部側に対して炉心筒上部側の温度を下げられる範囲を広げることが出来る。
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【課題】 特殊な薬剤や成形条件を必要とせず、適正な樹脂含有量で且つ内部にボイドを生成しにくいプリプレグを提供すること。
【解決手段】アミド酸オリゴマーをマトリックス樹脂とし、溶媒中に均一に分散させたアミド酸オリゴマーが強化繊維に含浸され、この強化繊維がサイジング剤として耐熱サイジング剤を含有する。 (もっと読む)


【課題】内外共に精度のある表面を有するFRP製中空部材を、内圧成形法で容易成形する方法を提供すること。
【解決手段】
FRP製中空部材を内圧成形法により成形するに際し、中空部材の外表面の賦形用の成形型に沿って敷設・配置されたFRP材料、例えば、プリプレグと加圧用バッグの間に、中空部材の内表面の賦形用の補助型を挿入して用いることを特徴とするFRP製中空部材の内圧成形法。 (もっと読む)


【課題】軽量化、強度特性、美観等の面で優れたFRP製のコンテナ構成部材、及びそれを用いて組立てられた軽量コンテナを提供すること。
【解決手段】プリプレグ等のFRPから構成されたフレームと、可撓性を有するプラスチックシート、好ましくは、可視性を有するラミネートクロスから構成された外壁パネルが、一体的に結合成形されてなるFRP製のコンテナ構成部材であり、外壁パネルはFRP製のロッドで補強されていても良い。また、かかる構成部材を、コンテナの側壁及び天井のうちの少なくとも一面に用いて組立てられた軽量コンテナ。 (もっと読む)


【課題】角部に歪や変形のないFRP製筐体を、プレス成形法により生産効率良く成形する方法を提供すること。
【解決手段】角部を有するFRP製筐体をプレス成形法により成形するに際し、下型に敷設するプリプレグにおいて、筐体の側壁部を形成するプリプレグの側壁構成部を筐体の側壁部よりも長い寸法とし、そして互いに隣り合い角部を形成するプリプレグの側壁構成部の端部同士を、一部重なり合わせて下型に敷設することからなるFRP製筐体のプレス成形法。 (もっと読む)


【課題】FRP製成形品あるいはその部品として使用される、発泡体コアを有するFRP製成形品を、生産効率良く成形する方法を提供すること。
【解決手段】発泡体コアを有するFRP製成形品を成形するに際し、(1)目的とする成形品の成形型と相似な縮小型を用いて、発泡体コアを加圧・圧縮法によって作成する工程、(2)前記成形品の成形型の内表面に沿ってプリプレグを敷設した後、このプリプレグ上に発泡性シートを重ねて配置し、次いで、(1)で得られた発泡体コアを、前記成形品の成形型内部に、前記プリプレグ及び発泡性シートを介して配置する工程、(3)前記成形品の成形型内部を減圧して後又は減圧しながら、成形型を加熱し、前記発泡性シートを発泡させると共にプリプレグを硬化させる工程からなる成形法。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維を提供する。
【解決手段】 樹脂含浸ストランド強度が6100MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm3以上であり、且つ繊維軸方向に配向する襞を表面に有する炭素繊維とする。このは、走査型プローブ顕微鏡で2μmの範囲で測定した襞の間隔aが0.1〜0.3μm、走査型プローブ顕微鏡で5μmの範囲で測定した自乗平均面粗さRms(5μ)が20〜40nm、視野0.5μmの範囲で測定した自乗平均面粗さRms(0.5μ)が2〜12nmであることが好ましい。
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【課題】FRP製の長尺薄物を上型と下型とからなる金型を用いて成形するに際し、金型のたわみを防止する方法を提供すること。
【解決手段】FRP製の長尺薄物を上型と下型とからなる金型を用いて成形するに際し、プリプレグを敷設し型締めした金型を複数段に配設し、これら複数段に配設された金型を、例えば、ボルトとナットからなる固定具で固定し、次いで、固定された複数の金型を加熱・硬化炉で加熱及び/又は加圧することからなるFRP製の長尺薄物の多段成形方法。 (もっと読む)


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