説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】 強度及び弾性率といった力学特性が良好であり、かつ耐疲労性にも優れたゴム補強用複合コードを提供する。
【解決手段】 1本または複数本の炭素繊維束が下撚された炭素繊維コードと、1本または複数本のアラミド繊維束が下撚されたアラミド繊維コードとが、上撚されてなるゴム補強用複合コードとし、その際、T1を炭素繊維コードの撚数(回/m)、D1を炭素繊維束の総繊度(dtex)、T2をアラミド繊維コードの撚数(回/m)、D2をアラミド繊維束の総繊度(dtex)、T3を複合コードの撚数(回/m)、D3を複合コードの繊度(dtex)としたとき、下記式(I)〜(III)を満足させる。
1500≦T1×(D11/2≦4500 (I)
8000≦T2×(D21/2≦20000 (II)
0.8×T3×(D31/2≦T2×(D21/2≦1.2×T3×(D31/2 (III) (もっと読む)


【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、清掃の作業効率が高く、生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路10と、下方流路12と、熱風循環路14と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、スライド機構により炉内外へ出し入れ自在に形成されてなることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】 前駆体繊維ストランドの耐炎化処理を均一に行うことができ、品質を低下させることなく生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路8と、下方流路10と、熱風循環路12と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、熱処理室4内の前記熱風循環路12側から前記熱風循環路12と対向する外壁16側にかけて複数に区分された各区画22、24、26の開口率を有し、その開口率が区画により変化していることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】プリプレグを用いたオートクレーブ成形法等で、液漏れ等のない緻密で、且つ、軽量の、一面が開口したFRP製の中空の直方体を得ること、及び、その方法を提供すること。
【解決手段】一面が開口したFRP製の中空の直方体であって、該直方体の相対する表面と裏面にはプリプレグが用いられ、該直方体の左右面と底面には、該直方体の厚さ方向に、短冊状に切断されたプリプレグの小片が所望の厚さに積層して配置されているFRP製の中空の直方体において、該プリプレグの小片の積層端面の少なくとも片面に、繊維強化樹脂シートが、該積層端面を覆う様に配置して成形されていることを特徴とする一面が開口したFRP製の中空の直方体。かかる直方体は、一体成形によって、又は、互いに面対照な二つの部材を成形し、その後、接着あるいはボルト締めによって接合して得られる。 (もっと読む)


【課題】 前駆体繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理時においてストランドを構成する単繊維相互の接着が少ない耐炎化繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 耐炎化炉8内外に設けた折返しローラー12a、12b、12c、12dを介して折り返し、耐炎化炉8内外に出入すると共に複数段のパス10を形成して水平走行する炭素繊維前駆体ストランド4を酸化性雰囲気下で熱処理し、耐炎化熱処理の進行に伴って前駆体繊維の比重を徐々に増加させて耐炎化繊維を製造するに際し、前記ストランドのであり、前記ストランドが炉内から出て折返しローラーに接触する前に、前駆体繊維ストランドに温度15〜30℃、風速50〜150m/sの空気を吹付けることにより、前記ストランドの変形及び冷却処理を行う。
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【課題】繊維強化プラスチック(FRP)成形品の層間物性を低下させず、形状安定性に優れた、樹脂トランスファー成形法又はレジンフィルムインフュージョン成形法用のプリフォーム基材又はプリフォームを提供すること。
【解決手段】例えば、エポキシ樹脂を主成分としたサイズ剤で収束された炭素繊維束であって、JIS L1096(B法)に規定する剛軟度が25℃で60〜200gf・cmの範囲であり、60℃以上で剛軟度が30gf・cm以下に低下する炭素繊維束を含有するFRP用織物を、単独で又は他のFRP用織物と組合わせて、複数積層し、且つ、各層間に更に接着剤層を配置して得られた積層体からなるプリフォーム基材、又はそれを60〜150℃の賦形温度で加熱賦形して得られるプリフォーム。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、平滑な表面(意匠性表面)を有する繊維強化プラスチック成形品を得るための、複合シート及びそれを用いた複合材料を提供することにある。
【解決手段】本発明の目的・課題は、多軸織物基材と、少なくともその一面に積層された、樹脂により一時的に接着・拘束された一方向配列強化繊維シート(層)が、この強化繊維シート方向に配列したステッチ糸により縫合一体化されていることを特徴とする複合シートによって達成される。そして、また、かかる複合シートに含浸せしめられた、マトリックス樹脂とからなる平滑な表面を有する複合材料によって達成される。 (もっと読む)


【課題】 前駆体繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理時においてストランドを構成する単繊維相互の接着が少ない耐炎化繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 耐炎化炉6内外に設けた折返しローラー8a、8b、8c、8dを介して折り返し、耐炎化炉6内外に出入すると共に耐炎化炉6内を複数段のパス7を形成して水平走行する前駆体繊維ストランド4を酸化性雰囲気下で耐炎化熱処理し、耐炎化熱処理の進行に伴って前駆体繊維の比重を徐々に増加させて耐炎化繊維を製造するに際し、折返しローラー表面において比重1.23以下の耐炎化熱処理進行度にある前駆体繊維ストランドの表面温度を、粘弾性測定より求めたtanδピーク温度以下に折返しローラーで冷却する。
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【課題】導電性と力学的性質に優れた、炭素繊維チョップドストランドと熱可塑性樹脂の組成物、及び、それを用いて成形した繊維強化複合材料を提供する。
【解決手段】炭素繊維ストランドの体積抵抗率Sbの平均値が1.4×10-3〜1.6×10-3(Ω・cm)の範囲にあり、そのバラツキが±6%の範囲にある炭素繊維チョップドストランドと、熱可塑性樹脂を混合し、繊維強化樹脂成形板としたときの表面電気抵抗R(Ω/□)が、5.0×10以下で、そのバラツキが±50%の範囲にあり、且つ、引張強度が80MPa以上である樹脂組成物によって課題が達成される。 (もっと読む)


【課題】
RTM成形法によって、特に大型の、パイプ形状ないし中空状のFRP製中空部材を一体的に成形する方法を提供すること。
【解決手段】
金型の上型と下型に繊維強化材料を敷設し、次いで、上型と下型の間にフィルムバッグを挟みこんで上型と下型を型締めし、その後、フィルムバッグに圧力を加えて繊維強化材料を金型形状に密着させつつ、又は密着させた後、金型内部とフィルムバッグの間に樹脂を導入して繊維強化材料に樹脂を含浸させ、更に、必要に応じて硬化せしめる。 (もっと読む)


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