説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】大量生産に対応するための大型梱包を実現し、ホッパーから押出機への安定供給性と分散性を同時に満足することのできる炭素繊維チョップドストランド、及び、その製造法を提供すること。
【解決手段】チョップドストランドを構成する炭素繊維フィラメントの本数が30,000〜120,000本の炭素繊維チョップドストランドであって、断面の長径(Dmax)と短径(Dmin)の比(Dmax/Dmin)が1.0〜1.8であり、1〜10重量%のサイズ剤で集束された炭素繊維チョップドストランド。チョップドストランドの繊維長(L)とチョップドストランドの短径(Dmin)の比(L/Dmin)が4以下であるものが好ましく、サイズ剤としてポリアミド樹脂が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の単繊維長手方向、及び単繊維間で、繊維表面の力学的物性及び化学的な構造のばらつきを低減し、複合材料としての使用に適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】 pHが2〜4で、1モル/L水溶液のpHが1以下の無機酸と、1モル/L水溶液のpHが6〜8の無機塩類とを含む水溶液中で、炭素繊維を電解酸化する。無機塩は、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、または硫酸ナトリウムが好ましく、無機酸は硫酸または硝酸が好ましい。得られる炭素繊維は、表面官能基量O/Cが15〜30%の範囲にあり、かつ比表面積が0.5〜2.0m/gの範囲にある。この炭素繊維のストランドに含まれる単繊維間の物性のばらつきを示す単繊維引張強度のCV値は20%以下である。 (もっと読む)


【課題】従来の技術を改良し、より遮光性に優れたFRP成形品を提供すること。
【解決手段】一方向配列炭素繊維からなる繊維強化材とマトリックス樹脂とからなるFRP成形品であって、該マトリックス樹脂に、粒径が1〜30nmのカーボンブラックが、マトリックス樹脂に対し0.1〜2重量%配合されている遮光性に優れたFRP成形品と、かかるFRP成形品のRTM成形法又はプリプレグ法による成形方法。マトリックス樹脂としてはビニルエステル樹脂が好ましい。 (もっと読む)


【課題】被処理物の生産速度の向上に伴う設備コスト、設置スペースの増大や、蓄熱を惹起することなく、被処理物の生産性を可及的に向上させることが可能な熱処理装置を提供すること。
【解決手段】被処理物を連続的に熱処理する熱処理室と、前記被処理物が該熱処理室内を水平方向に折り返しながら複数段に渡って通過するように、該熱処理室のそれぞれの段の入り側及び出側に配置された転回手段とを有する熱処理装置において、該転回手段が水平方向に並設された複数のローラーからなり、該複数のローラーは、前記熱処理室壁に近い方から、ローラーの半径が小さいものから順に複数個並設されている熱処理装置。かかる熱処理装置を、炭素繊維の製造において、前駆体繊維の耐炎化熱処理装置(耐炎化炉)に用いると、高生産性で、従って低価格で耐炎化繊維を得ることができ、結果的に、炭素繊維の製造コストの低減に寄与する。 (もっと読む)


【課題】重量の増加を抑えながら撮影時等における変形防止が可能な医療用カセッテを提供する。また、医療用カセッテの構成材料に炭素繊維を用いた場合、炭素繊維のささくれの影響を排除し使用時に患者に不快感を与えない医療用カセッテを提供する。
【解決手段】このカセッテは、フロント部材10とフロント部材と対向するバック部材20とから構成され内部に画像記録媒体28を収容する医療用カセッテであって、フロント部材は、多数本の炭素繊維フィラメントが一方向に配列され並べられた層を少なくとも2層以上重ねて熱硬化性樹脂に含浸させてなる積層体から構成される。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の表面処理時に発生する有害ガスを作業環境中に実質的に排出させない炭素繊維ストランドの表面処理装置を提供する。
【解決手段】
炭素繊維ストランドの表面処理装置を構成する電解槽を筐体内に収容し、当該筐体には炭素繊維ストランド導入口と炭素繊維ストランド導出口とを設けるとともに、筐体の内部であって前記電解槽の上端よりも低い位置に排気口を設けて、この排気口から筐体内を排風機を用いて排気し、有害ガスを回収する。 (もっと読む)


【課題】 厚さ1mm以下の長尺シートの厚さを連続的に測定する。
【解決手段】 装置基体10と、上下方向に揺動自在に前記基体10に取付けられた回転自在の上部球26と、上部球26の上方に取付けられ前記上部球26の上下揺動に連動して上下揺動するレーザー光反射体16と、前記レーザー光反射体16の上方において装置基体10に固定されたレーザー厚さ測定器14とからなる上部球支持装置6と、前記上部球支持装置6の上部球26と対向して上部球26の下方に回転自在に下部球32を配設してなる下部球支持装置8とからなる連続走行シートの厚さ連続測定器。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の生産性の向上を目的として、とりわけ耐炎化処理工程を効率的に行う方法・手段を提供すること。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体100重量部に対して、該ポリアクリロニトリル系重合体よりもマイクロ波吸収効率が高く、かつ、比誘電率[εr]が5以上の炭素材料を0.01〜5重量部、添加剤として含むことを特徴とする炭素繊維前駆体繊維。添加剤としては、活性炭、カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバー、フラーレン、カーボンブラック、黒鉛、炭化珪素、ピッチコークス、ダイヤモンド及びダイヤモンドライクカーボンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質が好ましい。 (もっと読む)


【課題】触媒電極層と炭素繊維シートとの接触面積を増やしつつも、セパレータと炭素繊維シートとの接触抵抗を上げることのない炭素繊維シート及び該炭素繊維シートの製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維シートの触媒電極層と接する側の面(以下、A面ともいう)の表面を構成する繊維に多くの微細孔を発現させて、炭素繊維の表面積を増やし、炭素繊維シートと触媒電極層との接触面積を増大させるとともに、セパレータの接する面即ちA面の裏側面(以下、B面ともいう)の表面を構成する面には微細孔を発現させないで、炭素繊維シートとセパレータとの接触抵抗の増大を抑制することにより、燃料電池性能を向上させる。 (もっと読む)


【課題】構造材料として好適な繊維強化複合材料を与える樹脂組成物とそのプリプレグを提供すること。
【解決手段】少なくとも下記式(1)で表されるエポキシ樹脂と、エポキシ樹脂硬化剤と、熱可塑性樹脂を含むエポキシ樹脂組成物であって、該樹脂組成物の所定条件(オートクレーブ成形、圧力0.49MPa、温度180℃、時間120分)下で硬化したときの硬化物のガラス転移点Tgが200℃以上で、室温条件(25℃、50%RH)下で測定した曲げ弾性率が3.0GPa以上で、かつ、曲げ強度が130MPa以上となるような物性を有するエポキシ樹脂組成物である。


(上記式(1)中、Arは炭素数6〜20の芳香族基を表す。) (もっと読む)


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