説明

東洋ゴム工業株式会社により出願された特許

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【課題】チェーファの巻き込み端におけるセパレーションなどの故障を抑制して、ビード部の耐久性に優れた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】チェーファ6は、カーカスプライ4の本体部41のタイヤ幅方向内側に位置する巻き込み部61に、ビードコアの周りでタイヤ幅方向内側から外側に巻き上げられた巻き上げ部62を一連に設けてなる。チェーファ6の巻き込み部61における補強コード6Cは、タイヤ径方向外側に向かってCD1方向に傾斜して延びている。カーカスプライ4の本体部41におけるカーカスコード4Cは、CD1方向に弧状に曲がる弧状区間40を有し、チェーファ6の巻き込み端61Eに弧状区間40を隣接させてある。 (もっと読む)


【課題】リムストリップとサイドウォールゴムとの界面及びその付近でのクラック等の製品不良を低減できる空気入りタイヤ及びタイヤ成形用金型を提供する。
【解決手段】リム装着時にリムフランジRFの外周との間隔が一定となるようにタイヤ周方向CDに延びる第1周方向凸条11がビード部1のタイヤ幅方向外側に設けられた空気入りタイヤTにおいて、第1周方向凸条11よりもタイヤ径方向外側又は内側に間隔をおいて、第1周方向凸条11よりも突出高さの低い第2周方向凸条12がタイヤ周方向CDに延設され、かつ第1周方向凸条11と第2周方向凸条12とに連なる第1径方向凸条14がタイヤ径方向に延設されており、リムストリップ5とサイドウォールゴム6との界面56は、第1周方向凸条11と第2周方向凸条12との間でタイヤ外表面に達している。 (もっと読む)


【課題】空気入りタイヤ等の粘弾性体構造物の断面形状を効率的に設計することができる設計装置を提供する。
【解決手段】タイヤの初期断面形状についてヒステリシス損失に基づく温度分布を求め(S2)、高温領域を変更対象領域として特定する(S3)。初期断面形状に対するレベルセット関数の分布を求め(S4)、初期断面形状の境界線上に仮想点列を設定する(S5)。レベルセット関数の分布に基づき、変更対象領域におけるレベルセット関数の値の高い領域が減るように仮想点列を移動させて(S6,S7,S8)、断面形状を更新し、更新した断面形状について温度分布を求め(S9)、求めた温度分布から高温領域の面積を求めて(S10)、その収束性を判定する(S11)。 (もっと読む)


【課題】実走行タイヤのゴム表層部における性状変化を再現することで、摩耗性能を精度良く再現することができるゴム摩耗試験方法を提供する。
【解決手段】ゴム試験片や空気入りタイヤに摩耗試験を行う際に、摩耗試験対象であるゴム表層部を摩耗させる摩耗工程に先立って、該ゴム表層部を摩耗させない条件にて模擬路面に接地させて当該模擬路面から入力を付与し、これにより表層部の性状を変化させる前処理工程を行う。前処理工程での模擬路面としては、摩耗工程での模擬路面よりも表面粗さの大きいものを用いる。その後、前処理工程を得たゴムを模擬路面上で走行させることによりゴム表層部を摩耗させる摩耗工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】流路の断面形状を効率的に設計することができる設計装置を提供する。
【解決手段】初期断面形状について流動性材料の流速分布を求め(S2)、得られた流速分布から速度勾配の高い領域を変更対象領域として特定する(S3)。初期断面形状に対するレベルセット関数の分布を求め(S4)、初期断面形状の境界線上に仮想点列を設定する(S5)。上記レベルセット関数の分布に基づき、変更対象領域においてレベルセット関数の値が高い領域が増えるように仮想点列を移動させて、断面形状を更新し、更新した断面形状について流速分布を求め(S9)、求めた流速分布から変更対象領域での速度勾配を求めて(S10)、その収束性を判定する(S11)。 (もっと読む)


【課題】タイヤにおける振動の伝達特性を左右で異ならせて、空洞共鳴によるロードノイズを低減できる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】一対のビード部1と、ビード部1の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部2と、サイドウォール部2の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部3と、一対のビード部1の間に設けられたトロイド状のカーカス層4と、トレッド部3でカーカス層4のタイヤ径方向外側に設けられたベルト層5とを備える空気入りタイヤにおいて、ベルト層5のタイヤ径方向内側に、タイヤ幅方向の一方側に配された短ベルト層8と他方側に配された補助ゴム層9とを有する非対称剛性付与材7が設けられ、短ベルト層8に含まれるコードのタイヤ周方向に対する角度が40°以内である。 (もっと読む)


【課題】部品点数、工数および材料コストを低減して、製品コストを抑制できる防振ユニットを提供すること。
【解決手段】ストッパゴム部材42の一側がダイヤフラム14の外縁に連なる。よって、これらを同時に加硫成形することができるので、部品点数を低減できる。また、ダイヤフラム14の外筒部材12への取り付けにより、同時にストッパゴム部材42も固定できるので、工数を低減できる。さらに、ストッパゴム部材42の一側がダイヤフラム14の外縁に連なるので、これらが軸方向視において重複することを回避でき、ゴム材料を効率的に使用できる。以上により、部品点数、工数および材料コストを低減して、防振ユニット1全体としての製品コストを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】タイヤの軽量化を図りつつ、高い操縦安定性を維持する。
【解決手段】タイヤ子午線断面において、タイヤ最大幅位置Mがタイヤ断面高さHの50±3%の範囲にあり、バットレス部18とサイドウォール部14とビード部12の厚みD1,D2,D3が、D1/D2=1.2〜2.0かつD3/D1=1.2〜2.0の関係を満たし、更に、サイドウォール部14におけるタイヤ外面プロファイルが、最大幅位置Mよりもタイヤ半径方向外側に位置する曲率半径R1の第1円弧40と、最大幅位置Mよりもタイヤ半径方向内側に位置する曲率半径R2の第2円弧42と、そのタイヤ半径方向内側に位置する曲率半径R3の第3円弧44を備えて、これら3つの円弧を滑らかに繋いでなり、かつこれら曲率半径がR2>R1>R3の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】主として転がり抵抗を低減するとともに、ノイズを低減させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤのトレッドゴム5は、非導電性ゴムで形成され且つ接地面を構成するキャップ部50と、キャップ部50のタイヤ径方向RD内側に設けられるベース部51と、キャップ部50のタイヤ幅方向両端にある対をなす側端部の双方に設けられ、接地面を被覆する位置を避けつつキャップ部50の内部を通りタイヤ子午線断面において接地面とキャップ部50の底面50bとを接続する形状をなす導電部52とを備えており、導電部52は、接地面とキャップ部50の底面50bとを接続する導電経路52aから枝分かれしてタイヤ幅方向WD外側に延びる延在部位52bを有する。導電部52は、キャップ部50を形成する非導電性ゴムとは異なるゴム硬度の導電性ゴムで形成されている。 (もっと読む)


【課題】トレッドゴムの部位に応じてワイピング変形やタイヤ周方向変形を抑制して、接地形状を適正化し、転がり抵抗を低減させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤは、トレッド部3に配置されるベルト層5と、ベルト層5の外周側に配置されるトレッドゴム7と、タイヤ子午線半断面で視た場合にトレッドゴム7の外表面のうちタイヤ赤道CLとベルト層端部5tとの間に形成されるタイヤ周方向に延びた2つの主溝8とを有する。ベルト層5のうち2つの主溝8・8の内方域にある二箇所5c・5m及びベルト層端部5tを覆う位置のそれぞれにベルト補強層6(6c、6m、6s)を設け、各々のベルト補強層6c・6m・6sは、他のベルト補強層とタイヤ幅方向WDに離間した状態で配置されていると共に、タイヤ赤道側にあるベルト補強層よりもショルダー側にあるベルト補強層の方が高いモジュラスに設定されている。 (もっと読む)


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