説明

株式会社トクヤマにより出願された特許

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【課題】優れた密着性、フォトクロミック性を示すフォトクロミックレンズを提供する。
【解決手段】互いに対向する2枚の光学シート又は光学フィルム3の間に、フォトクロミック化合物含有ポリウレタン樹脂層を有するフォトクロミック積層体4と、少なくとも一方の前記光学シート又は光学フィルム(A2)上に形成される塗膜層5と、前記塗膜層上に形成される合成樹脂層6とを有するフォトクロミックレンズ1であって、該塗膜層が、プロペニルエーテル基含有化合物を含む光硬化性組成物、エン/チオール系の光硬化性組成物、及びオキセタン化合物を含む光硬化性組成物から選ばれる硬化性組成物の硬化体よりなる塗膜層を有する。 (もっと読む)


【課題】 1300〜1400℃と従来に比べて低い温度で焼成可能であり、モルタル圧縮強度などの強度性も良好で、かつ適度な凝結時間を有するセメントクリンカーの製造方法を提供する。
【解決手段】 焼成後のクリンカーが、ボーグ式により算出されたCAおよびCAFの合計量が22%以上、CS量が60%以上(好ましくは70%以上)、鉄率(I.M.)が1.3以下(好ましくは1.0〜1.3)、かつTiOが0.5wt%以上(好ましくは0.8〜1.5wt%)となるように原料を調整し、これを焼成する。CAおよびCAFの合計量が22%以上であるため低温で焼成でき、かつ鉄率を低くすることにより強度低下を防止できると共に、TiOがフリーライムの値を小さくするため凝結時間が著しく短くなることが防止される。 (もっと読む)


【課題】 セメント混合材や、モルタル、コンクリート等の製造時の細骨材として有用なアノーサイト(CaO・Al・2SiO)を含有する焼成物を、別途のCa源を用いず、石炭灰のみから製造する。
【解決手段】 石炭灰として、950℃での強熱後の残分が、酸化物換算でSiOを34〜63質量%、Alを22〜42質量%、CaOを10〜35質量%含む石炭灰、特に好ましくはSiOを40〜55質量%、Alを27〜37質量%、CaOを15〜23質量%の石炭灰を用い、これを1000〜1400℃で0.5〜10時間程度焼成する。 (もっと読む)


【課題】 従来、埋め立て処分や焼却処分による破棄処分によらなければ、大量の処理をできなかった貝殻廃棄物を、多量に処理でき、かつ、処理後には有効に利用できる物質へと変換できる貝殻の有効利用方法を提供する。
【解決手段】 貝殻を粉砕し石炭灰と混合して、及び/又は、貝殻と石炭灰を混合後に粉砕して、貝殻粉末と石炭灰の混合粉末を得、これを1000〜1400℃の温度で焼成する、アノーサイト(CaO・Al・2SiO)を含有する焼成物とする。この際、混合粉末の化学組成が、SiOを34〜63質量%、Alを22〜42質量%、CaOを12〜28質量%(特に含SiOを40〜55質量%、Alを27〜37質量%、CaOを15〜23質量%)含むようにすると、焼成物中のアノーサイトの割合がいっそう高くなる。該アノーサイトを含む焼成物は、セメントの混合材や細骨材として有効に利用できる。 (もっと読む)


【課題】 セメント混合材、細骨材として有用なCaO・Al・2SiO(CAS)を含む焼成物を石炭灰とCa含有原料とから製造する際に、製造設備コスト、運転コストを低減できる製造方法を提供する。
【解決手段】 Ca含有原料として、これを単独で焼成した際、CS、CS、CA及びCAFを主成分とするポルトランドセメントクリンカーを生じるように化学組成が調製された粉末を用いる。このような粉末は、ポルトランドセメントクリンカー製造のために既存の設備で多量に製造されているため、例えば、Ca含有原料として石灰石を単独で用いる場合に比べ、該石灰石を粉砕するために新規の粉砕装置を用意する必要がないという利点を有する。 (もっと読む)


【課題】 低温で透過機能を有し、かつ酸素や水素等のガスを選択的に透過する膜を開発すること。
【解決手段】 イオン交換樹脂および電子伝導体を含み、イオン伝導性と電子伝導性とを備えた膜状物であって、その一方の表面にはイオン解離性物質の低温解離触媒が存在し、他方の表面にはイオン解離性物質の低温再結合触媒が存在してなるイオン解離性物質透過膜であり、
膜状物の一方の表面にイオン解離性物質の低温解離触媒が存在させ、他方の表面にはイオン解離性物質の低温再結合触媒を存在させる方法は、電子伝導体として、電子伝導性に併せて、イオン解離性物質の低温解離触媒作用と低温再結合触媒作用も有するものを使用し、これを上記膜状物の両表面に露出させる方法や、前記膜状物を中心層とし、その一方の表面に、イオン解離性物質の低温解離触媒層を積層し、他方の表面に、イオン解離性物質の低温再結合触媒層を積層する方法により実現できる。 (もっと読む)


【課題】 石炭灰とCa含有原料とからCaO・Al・2SiOを含有する焼成物を得る際に、効率的な製造が可能な製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】 混合原料貯蔵サイロ(1)と、プレヒーターを備えた焼成装置(2)と、石炭灰貯蔵部(8)から混合原料貯蔵サイロの上部へと石炭灰を輸送する輸送手段(3)と、石炭灰貯蔵部から混合原料貯蔵サイロへと輸送される途中の石炭灰に対して粉末状のCa含有原料を添加する手段(4−1)と、混合原料貯蔵サイロの下部から最上段のプレヒーターへと混合原料を輸送する手段(5)と、混合原料貯蔵サイロの下部から混合原料を抜き出し、これを混合原料貯蔵サイロの上部へと輸送する手段(6)とを備える製造装置を用い、石炭灰とCa含有原料の混合原料を1000〜1400℃で焼成する。輸送手段(6)の一部と輸送手段(5)の一部は共通していることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ポリカーボネート樹脂などからなる光学シートを接合するための接着層として機能するフォトクロミック組成物を提供する。特に、レンズ形成用重合性モノマーに対する該接着層の溶解性を抑制した可能であるフォトクロミック組成物を提供する。
【解決手段】 ポリウレタン樹脂(A)、(メタ)アクリレート基、シラノール基あるいは加水分解してシラノール基を形成しうる基、エポキシ基、及びビニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合性基を有する重合性モノマー(B)、及び
重合性モノマー(B)、及びフォトクロミック化合物(C)とを含んでなることを特徴とするフォトクロミック組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】石膏ボード廃材から得た石膏を原料として成形体を製造する場合、そのままでは強度の低いものしか得られず、従来は、化学的な処理を行って高強度の成形体が製造可能な原料粉末としていた。この化学的処理を不要とする製造方法を提供する。
【解決手段】石膏ボード廃材中の二水石膏に対して機械的な圧縮や衝撃型粉砕機などによる微粉砕等の高い機械的応力を付与して微細構造を破壊するとともに、焼成を行って半水石膏とする。この半水石膏化後の粉末の吸油量を65ml/100gとなるように前記機械的応力を付与することにより、少ない混合水量でも良好なスラリー流動性を有する石膏となり、よって高強度な成形体が得られる。このような結果を得るためには、例えば、機械的な圧縮による場合には廃石膏に対して100〜500MPa程度の面圧力、あるいは20〜100kN/cmの線圧力を付与すればよい。 (もっと読む)


【課題】ポリカーボネート樹脂などからなる光学シートを接合するための接着層として機能するフォトクロミック重合性組成物であって、該組成物使用した積層体が、優れた密着性、耐熱性、フォトクロミック性を示すフォトクロミック重合性組成物であり、特に、熱水と接触した場合においても、光学シート同士の密着性を低下させない接着層を形成できるフォトクロミック重合性組成物を提供する。
【解決手段】ウレタンプレポリマー(A成分)、オキサゾリジン環含有化合物(B成分)、及びフォトクロミック化合物(C成分)を含むフォトクロミック重合性組成物。 (もっと読む)


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