説明

東急車輛製造株式会社により出願された特許

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【課題】摩擦圧接時に隙間管理を精度良く行うことができる摩擦圧接方法を提供すること。
【解決手段】ワークE1とワークE2との当接状態を監視する監視工程を有する摩擦圧接方法であって、監視工程は、振動検出工程と判断工程とを含んでいる。振動検出工程では、ワークE1の一端面とワークE2の一端面とを当接させた時にワークE1内に生じた弾性波を、ワークE1に取り付けられた振動検出センサ4によって検出する。判断工程では、振動検出センサ4にて検出された弾性波の強度を時系列に沿って累積し、当該累積した値と予め取得した基準値とを比較することによって、ワークE1の一端面とワークE2の一端面との間の隙間量が正常か否かを判断する。 (もっと読む)


【課題】処理負担を軽減しつつ、接合状態の可否を精度良く判断することができる摩擦撹拌接合システム及び摩擦撹拌接合方法を提供する。
【解決手段】摩擦撹拌接合システム1では、電力検出センサ104からの測定用の出力信号Sのうち、回転ツール3が突き合わせ部分Lに押し込まれたときに対応するS2部分と、回転ツール3が突き合わせ部分Lから引き上げられたときに対応するS4部分とを予め設定された閾値と比較し、これに基づいて測定用の出力信号Sの異常の有無を判断する。このように、摩擦撹拌接合システム1では、単一の物理量をモニタリングし、かつ摩擦撹拌接合の開始から完了までの期間のうち、システムに供給される有効電力の変動が顕著な部分を抽出して異常の有無を判断しているので、処理負担を軽減しつつ、接合部Wの接合状態の可否を精度良く判断できる。 (もっと読む)


【課題】回転ツールの破損の誤検出を防止することができる摩擦攪拌接合システム及び摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】摩擦攪拌接合システム1では、回転ツール3に接するようにツールホルダ4内に配置された加速度検出センサ201によって、回転ツールの加速度を検出する。このような加速度検出センサ201の配置により、加速度検出センサ201から出力される出力信号からモータの制御信号の電気ノイズを排除することができる。そして、この摩擦攪拌接合では、加速度検出センサ201から出力された測定用の出力信号の波形パターンMと標本線H1,H2とが交差した場合に、回転ツール3に破損が生じたことを判断している。したがって、回転ツール3の破損時に生じる加速度検出センサ201からの瞬間的な出力信号を確実に捉えることが可能となり、回転ツール3の破損の誤検出を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、接合状態の可否を精度良く判断することができる摩擦圧接接合システム及び摩擦圧接接合方法を提供する
【解決手段】摩擦圧接接合システム1では、電力検出センサ104から取得した測定用の出力信号Sのうち、回転体である一方の金属材2の端面2aが他方の金属材3の端面3aに圧接したときに対応するS2部分と、金属材2,3がアップセット加圧されたときに対応するS4部分とを抽出し、これらを上管理限界値及び下管理限界値を用いてモニタリングする。このように、摩擦圧接接合システム1では、単一の物理量である有効電力をモニタリングし、かつ摩擦圧接接合の開始から完了までの期間のうち、システムに供給される有効電力の変動が顕著な部分を抽出して異常の有無を判断しているので、処理負担を軽減しつつ、接合部Wの接合状態の可否を精度良く判断することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、接合状態の可否を精度良く判断することができる摩擦接合システム及び摩擦接合方法を提供する。
【解決手段】摩擦接合システム1では、電力検出センサ104からの出力信号Sの前段部分S1及び立ち上がり部分S2を、上管理限界値と下管理限界値とを用いてモニタリングする。上管理限界値と下管理限界値とは、基準用の出力信号の波形に沿って一定の数値幅を持って設定されるため、急峻な波形となる前段部分S1及び立ち上がり部分S2の異常の有無を容易に判断できる。一方、出力信号Sの後続部分S3は、移動平均を差分した差分信号を用いてモニタリングする。したがって、平坦な後続部分S3の異常の有無を容易に判断できる。このようなモニタリングにあたり、摩擦接合システム1では、外部電源201からシステム電源101に供給される有効電力のみを扱うので、構成の複雑化も回避される。 (もっと読む)


【課題】回転ツールの破損の予兆を精度良く検出することができる摩擦攪拌接合システム及び摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】摩擦攪拌接合システム1では、加速度検出センサ201によって検出された測定用の出力信号の波形パターンMが所定時間内に標本線H1,H2と交差した回数をカウントし、その回数が一定以上になった場合に、回転ツール3の破損の予兆を検出している。また、測定用の出力信号の波形パターンMの周期が回転ツール3の回転周期と同期していることに着目し、交差回数をカウントする所定時間を、回転ツール3が複数回にわたって回転する時間に設定している。これにより、複数周期にわたって現れる予兆部分M2を明確に捉えることができ、回転ツール3の破損の予兆を精度良く判断することができる。 (もっと読む)


【課題】ドラム缶等の定型容器を安定して積層することを可能とし、地震等外力を受けるような場合であっても、積み重ねられた定型容器の荷崩れを防止する。
【解決手段】定型容器の格納棚10は、矩形の有蓋ボックス12が多段に積層された状態で一体に固定されたボックス集合体16が、隣接するボックス集合体16の上端部同士が連結杆18によって連結されて、複数のボックス集合体16が一体に固定されてなるものである。又、各ボックス集合体16は、床面FL上に単に載置されているのみである。地震等の外力を受けるような場合において、上下に隣接する有蓋ボックス12同士が連結されることで、各ボックス集合体16単位での、有蓋ボックス12の倒壊を防止することができる。又、各ボックス集合体16同士が支えあって、各ボックス集合体16の転倒や倒壊を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】チルトフレーム及びチルトフレームの一端部から伸縮自在な伸縮ボルスタを備えたトレーラの、使い勝手をより向上させる。
【解決手段】チルトフレーム16の一端部から伸縮自在な伸縮ボルスタ24Dに、その伸縮方向へと所定の間隔を空けて分散配置された複数の被検出部621〜624を、チルトフレーム16の、伸縮ボルスタ24のガイド部64に設けられた検出部661〜664によって検出することで、チルトフレーム16の幅方向一端部からの、伸縮ボルスタ24の突出量を把握する。又、チルトフレームの傾斜角度の検出手段によってチルトフレームの傾斜角度を検出する。そして、伸縮ボルスタ24Dの突出量とチルトフレームの傾斜角度の関係から予め把握される、見かけ上の荷台幅が規制幅を超える状態にあるとき、警報手段によって警告を発報する。 (もっと読む)


【課題】接着絶縁レールの品質の安定化を促進する。
【解決手段】接着絶縁レールの接着工程において、レール12を所定の温度まで加熱することで、絶縁性の接着シート24から接着剤26を溶出させ、貫通孔12a、16a、24aの内周部とチューブ18の外周部との間の隙間に接着剤を充填する際に、製造用ボルト36のフランジ36cの溝36eから、貫通孔の内周部貫通孔12a、16a、24aとチューブ18の外周部との間の空気を抜き、この隙間に接着剤26を確実に充填する。溝36eからフランジ36cの外周面へと接着剤26が染み出すことで、接着剤26が確実に充填されたことを、目視で簡単に確認することが可能となる。その後、製造用ボルト36に換えて、チューブ18に締結ボルトを挿通して、締結ボルトにナット22を所定のトルクで本締めする。 (もっと読む)


【課題】組み立ての作業性を向上でき、かつ補強部材が互いに交差して配置される場合であっても、補強部材間の十分な応力伝達を図ることにより剛性や強度を十分に確保することができる車両パネル構造体を提供する。
【解決手段】車両パネル構造体Kでは、外板パネル20に互いに交差して第1の補強部材21と第2の補強部材22とが配置されている。この車両パネル構造体Kでは、第1の補強部材21を外板パネル20に順次連結させることによって、同様の中空部Sが順次形成されている。このことは、組み立てる際の作業性を良好にする。また、第1の補強部材と第2の補強部材22とは、張出片30を頂部22aに、張出片31をウェブ部22dに、かつフランジ部21bをフランジ部22bに密接させた状態で接合されている。そのため、補強部材間の十分な応力伝達を図ることにより剛性や強度を十分に確保することができる。 (もっと読む)


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