説明

東急車輛製造株式会社により出願された特許

51 - 60 / 332


【課題】溶接部における圧痕や溶接部周りの母材の変形を抑えることができるスポット溶接装置、及びスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】スポット溶接装置1では、電極2に絞り部14が設けられているため、絞り部14によって電流の通電領域が絞られ、溶接部Wのナゲット径L1を電極径L2よりも小さくすることができる。このため、スポット溶接装置1では、通電時において、溶接部Wを含む溶接部W周りの十分な面積を加圧部12によって加圧しながら溶接部Wの形成を行うことができる。したがって、スポット溶接装置1を用いて溶接部Wを形成した場合、溶接部Wにおける圧痕のへこみ量、及び溶接部W周りの外板4,5の変形を同時に抑えることができる。外板4,5の接合体を用いたステンレス車両では、圧痕や歪みが目立たず、外観上の見栄えが良好なものとなる。 (もっと読む)


【課題】溶接部の異常の有無を高い精度で検出することができる溶接部の異常検出方法を提供する。
【解決手段】溶接部5の異常検出方法は、AE波を発生させる振動発生部11をスピンドル3におけるテーパ部3bの外周面に配置すると共に、AE波を検出する振動検出部12をシャフト本体2の外周面に配置する配置工程と、振動発生部11からAE波を発生させ、スピンドル3から溶接部5を通ってシャフト本体2に伝播したAE波を振動検出部12によって検出する検出工程と、振動検出部12からの出力信号に基づいて、溶接部5における異常の有無を判定する判定工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】タンクの省スペース化が図られると共に、車両の重量バランスを良好に維持することが可能な鉄道車両構体を提供する。
【解決手段】鉄道車両構体1では、左右の側構体3,3において骨部材12の内側に形成された水密の中空部Sが、液体を貯留するタンク21となっている。通常、側構体3,3における骨部材12の内側の領域はデッドスペースであるため、このスペースに液体を貯留することにより、タンク21の省スペース化が図られる。この構成によれば、従来のように車両の床下装置の構成に影響を与えることもなく、車両の屋根上に重量物を配置しないことから、車体の強化構造を別途に設ける必要もない。また、骨部材12の配列に応じて左右の側構体3,3にタンク21が複数設けられることから、各タンク21における液体の量を調整することによって車両の重量バランスを良好に維持することも可能となる。 (もっと読む)


【課題】装置間隔を狭めることが可能であり、かつ軸受の破損を防止できるコンベア装置を提供する。
【解決手段】コンベア装置では、支持プレート26がフレーム本体4の他端面4cに対向した状態で、ピローブロック13がフレーム本体4の他端面4cに対して固定されている。これにより、固定用ボルトを挿入する切欠部を形成しない分、ベースプレート25の突出量を抑えられ、隣接するコンベア装置1,1間の間隔を狭めることができる。また、ピローブロック13に作用する位置決め用ボルト23からの押し付け力の向き及びベルトからの張力の向きと、固定用ボルト21の向きとが、いずれもサイドフレーム3の長手方向となっている。このため、ベルトの張力調整時にピローブロック13に無理な力が加わることを防止でき、特別の補強を行わなくてもピローブロック13の破損を防止できる。 (もっと読む)


【課題】ピットの深さを深くすることなく、道板を地上面に対して低くすることができる立体駐車装置を提供する。
【解決手段】立体駐車装置1では、吊りチェーン用スプロケット10がパレット昇降体5の昇降方向から見て吊用スプロケット22と重ならない位置に配置されている。これにより、下段パレット6bを昇降駆動軸18の高さ位置付近まで上昇させた場合であっても、各吊りチェーン用スプロケット10と各吊用スプロケット22とが干渉しない。そのため、昇降駆動軸18の地上面Gに対する高さ位置を低くすることができる。また、スプロケット同士の干渉を回避できるので、高さ方向において吊りチェーン用スプロケット10と吊用スプロケット22との間に一定の間隔を確保する必要がなく、ピットを深くしなくてもよい。従って、ピットの深さを深くすることなく、道板Mを地上面Gに対して低くすることができる。 (もっと読む)


【課題】精度よく且つ容易に溶込み不良を判定することができるアクスルシャフトの検査方法を提供する。
【解決手段】互いに突合せ溶接された筒状部材2,3を具備するアクスルシャフト1を検査するための検査方法であり、まず、筒状部材2,3の内面2b,3b側に裏板7が当接された突合せ部6に溶接部Wを形成してなる接合部8に対し、計測器9のプローブ11を内面2b,3b側から裏板7に接触させ、接合部8の厚さを計測する。そして、突合せ部6の厚さtと裏板7の厚さtbとの合計値α以上の値が計測されない場合、溶込み不良と判定する。 (もっと読む)


【課題】部材の無駄を抑えつつ溶接部の仕上がりの均一性を維持できる鉄道車両構体の製造方法を提供する。
【解決手段】この鉄道車両構体の製造方法では、接合工程において、突き合わせ部分Pの端部を延長させる突出片21,22,23を外板に設けている。この方法によれば、溶接完了後に突出片21,22,23を外板から除去することにより、外板の突き合わせ部分Pが一定の出力でレーザの走査がなされる連続溶接部Wの中間部Wbのみで溶接された状態となるので、仕上がりの均一性を維持できる。また、突出片21,22,23上において、始端部Wa及び終端部Wcが中間部Wbの延長線L上から反れた状態となるように形成するので、溶接部を直線状に延長させる場合と比べて突出片21,22,23の長さを短くできる。したがって、部材の無駄を抑えられる。 (もっと読む)


【課題】 着座している乗客のみならず、立っている乗客にとっても快適で安全な利用が可能な車両用スタンションポールを提供する。
【解決手段】 車両用スタンションポールにおいて、車両の幅方向に向き、かつ床に対して垂直方向に複数に分割され、複数の握り部が形成されるパイプ6,7を具備する。よって、乗客の立ち座りを容易にするとともに、その乗客の立ち座りに干渉することなく、立っている乗客の支持具の利用を容易にすることができる。 (もっと読む)


【課題】、部品点数を抑えつつ外板端部の補強構造を実現できる車両パネル構造体を提供する。
【解決手段】車両パネル構造体10では、フレーム部材40に沿って補強板50が延在しており、この補強板50によって補強部材30の頂部31とフレーム部材40の突出部42とが連結されている。これにより、フレーム部材40の内側には、当該フレーム部材40と、外板20の端部20aと、補強部材30の端部30aと、補強板50とによって囲まれた閉断面Sが形成されるため、フレーム部材40を含めた外板20の端部20aの補強構造を実現できる。このような補強構造は、当接部51と屈曲部52とからなる単純な構造の補強板50の接合によって形成可能であるので、補強構造の実現にあたっての部品点数の増加も抑えられる。 (もっと読む)


【課題】補強部材の寸法ばらつきがあっても外板端部の補強構造を実現できる車両パネル構造体を提供する。
【解決手段】車両パネル構造体10では、外板20の端部20aにおいて第2の補強部材40の一方のフランジ部43が第1の補強部材30の頂部31に接合され、他方のフランジ部43が外板20に接合されている。また、車両パネル構造体10では、第2の補強部材40が頂部41で分割されており、第1の調節片53と第2の調節片54とが当接可能な範囲で第1の分割部材51の位置と第2の分割部材52の位置とを第1の補強部材30の頂部31の高さ方向に調節できる。したがって、第1の補強部材30及び第2の補強部材40の寸法ばらつきがあっても、第2の補強部材40における一方のフランジ部43と他方のフランジ部43との高さの差を第1の補強部材30の頂部31の高さに一致させることができる。 (もっと読む)


51 - 60 / 332