説明

豊田工機株式会社により出願された特許

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【課題】電動パワーステアリング装置において、ウォーム軸の噛み合い部分に適正な予圧を付与して騒音の発生を抑制すること。
【解決手段】第2の軸受23の周方向に離隔する複数箇所に付勢部材60によって付勢力を与える。付勢部材60は板ばねからなる。付勢部材60は片持ち状の弾性片からなる第1および第2の付勢部62,63をX字状に交差して有する。第2の軸受23の外輪27の外周を覆う弾性部材30を介して、ウォーム軸18の第2の端部18bを付勢する。ウォーム軸18の回転方向R1,R2に応じた方向にその回転方向R1,R2に応じた大きさの付勢力F1,F2を付与する。 (もっと読む)


【課題】ばらつきの少ない衝撃吸収荷重を得ることのできる衝撃吸収式ステアリング装置を提供すること。
【解決手段】ステアリングコラム20のコラムチューブ23が圧入により嵌合された内筒21および外筒22を有する。外筒22の内周面22bに形成された突起33がかしめにより内筒21の外周面21aに加圧されている。内筒21に対する突起33の接触部33aに潤滑グリースを収容保持するための溝35を設ける。溝突35から供給されるグリースにより内筒21との接触部33a,21b間を潤滑する。電動モータの反力トルクにより内筒21と外筒22が回転方向にねじられる微振動を生じても、接触部33a,21bに異常摩耗や溶着が生じることがない。 (もっと読む)


【課題】 長時間にわたって気中で作動しても作動油によるスプール弁およびプランジャへのダンピング効果を維持し、自励振動を抑制できる電磁弁を提供する。
【解決手段】 スリーブ19の外周面にばね室56と対応する部分に油たまり環状溝66を刻設し、油たまり環状溝66の上部を嵌合穴61外部に連通するドレン通路68を形成し、油たまり環状溝66とばね室56とを連通する絞り孔67を油たまり環状溝66の下部に設けた。油たまり環状溝66は、上部がドレン通路68によって嵌合穴61外部と連通していることから、作動油を油たまり環状溝66の上部まで貯めることができ、絞り孔67で連通したばね室56に作動油を保留しておくことができる。また、隣接するフィードバックポート48からスプール弁20と弁孔18との間のクリアランスを通ってばね室内56には作動油が供給される。 (もっと読む)


【課題】 モータおよび減速機構の体格の大型化および構造の複雑化を招くことなく、精度の確保が容易な差動装置およびこれを用いた駆動力伝達ユニットを提供する。
【解決手段】 第一サンギヤ71と第二サンギヤ72とは歯数がわずかに異なっている。これら第一サンギヤ71および第二サンギヤ72の双方に第一プラネタリギヤ81が噛み合っているので、大きな減速比が得られる。そのため、減速機構90を多段化したり、モータ53の出力を増大する必要がなく、差動装置50は体格を小型化することができる。また、第一サンギヤ71、第二サンギヤ72、第一プラネタリギヤ81および第一キャリヤ83などは、いずれも外歯のギヤである。そのため、内歯のギヤに比較して精度の確保が容易であり、かつギヤの支持も容易である。したがって、構造の複雑化および部品点数の増大を招くことなく、高い精度が確保される。 (もっと読む)


【課題】 操舵状態に関わらず良好な操舵フィーリングを確保することができる車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】 マイコンは、車速V及び操舵速度ωsを検出すると(ステップ101)、操舵速度ωsが所定の操舵速度ω0よりも低速であり、且つ検出された車速Vが所定の車速V0よりも低速であるか否かを判定する(ステップ102)。そして、操舵速度ωsが所定の操舵速度ω0よりも低速であり、且つ車速Vが所定の車速V0よりも低速である場合(ステップ102:YES)には、ACT角θtaを固定、即ちギヤ比可変アクチュエータの駆動源であるモータを停止すべくモータ制御信号を出力する(ステップ103)。 (もっと読む)


【課題】 アシスト力の過剰付与を回避して、片手操作時における好適な操舵フィーリングを確保することができるパワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】 パワーステアリング装置1は、運転者によるステアリング操作の状態、即ちそのステアリング操作が両手によるもの(両手操作)であるか片手によるもの(片手操作)であるかを検出する操作状態検出装置31と、路面反力Frを検出可能なトルクセンサ14とを備える。そして、EPSECU11は、ステアリング操作が片手で行われており、且つ路面反力Frが所定値よりも大きい場合には、その路面反力Frが大となるほど、操舵系に付与するアシスト力を大とすべくEPSアクチュエータ10の作動を制御する。 (もっと読む)


【課題】 コアに形成された吸引特性形状部の組み付け時における損傷を防止し、これによって、ソレノイドの組み付け作業性を向上させる。
【解決手段】 プランジャ18を吸引する磁性材よりなるコア15に吸引特性を決定する吸引特性形状部31を形成し、コア15と内筒(内側ヨーク部)の間の磁気遮蔽を行う中間リング25に吸引特性形状部31の補完形状からなる被覆部40を形成し、これら吸引特性形状部31と被覆部40とを密着させて一体的に焼結し、このコア15と中間リング25の一体焼結体を電磁コイル17の内周に挿入して内筒16の円筒部24端面と中間リング25端面を当接させる構成とした。この結果、コア15と中間リング25を電磁コイル17の内周に挿入する時に吸引特性形状部31を被覆部40によって保護することができる。 (もっと読む)


【課題】転舵装置への水の侵入に対処可能なステアリングシステムを得る。
【解決手段】転舵装置60のハウジング62の左右の各々の端部120に水滴センサ150を配設する。ブーツ130が破れる等により、水がハウジングの端部120のスリーブ124の内周部に配設された水滴センサ150の表面に付着すると、水滴センサ150の1対の電極154,156間の電気抵抗値が小さくなるため、水が検出される。本ステアリングシステムは、異常処理装置を備えており、左右いずれかの水滴センサ150によって水が検出された場合には、その側の転舵モータ90等の作動を禁止することにより、転舵モータ90等が短絡等によって失陥することを防止する。 (もっと読む)


【課題】 トリポードタイプの等速ジョイントの動力伝達用ローラユニットが傾いて振動・騒音の発生や動力損失が生じるのを防止する。
【解決手段】 等速ジョイントにおいて、 次の2式
0.5Rtc(1/cos0.3Θ−1)+(R1−R3)μ<W1
1.5Rtc(1−cos0.3Θ)+(R1−R3)μ<W2
を満足するように各ローラユニット25の外周の円筒面25aの半径R1、外側幅W1及び内側幅W2、並びに円筒状の中心孔25dの半径R3を設定する。ただし
Rtc:トリポード球面の中心を通る円の半径
Θ :等速ジョイント最大ジョイント角
μ :トリポード球面とローラユニットの円筒状の中心孔の間の摩擦係数
上記各部の寸法は、さらに次の2式
W1<0.5Rtc(1/cosΘ−1)+(R1−R3)μ
W2<1.5Rtc(1−cosΘ)+(R1−R3)μ
を満足するように設定するのがよい。 (もっと読む)


【課題】 大径の砥石車で非真円工作物の凹部を粗研削できるデータを作成できる非真円工作物研削用データ作成方法を提供する。
【解決手段】 カム50の凹部Aを2点(ポイントP2−ポイントP12)で特定し、特定した2点で凹部Aに砥石半径に対応する円弧Rを設ける。これにより大径の砥石車28でカム50の凹部Aを粗研削できるデータを作成可能なため、研削効率が上がるとともに、砥石車の寿命を延ばすことが可能になる。また、該円弧Rとカム50のオフセットが与えられた外周面K2’とを曲線L3,L4で滑らかに繋いであるので、小径の砥石車で仕上げ研削する際にも砥石車を滑らかに送ることができ、所望のカム50形状に仕上げることが可能である。 (もっと読む)


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