説明

株式会社豊田中央研究所により出願された特許

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【課題】観測衛星数が少ない環境でも、安定して精度良く移動体の速度ベクトルを推定する。
【解決手段】車速データVtwheel、ヨーレイトデータωt、及びGPSデータを時系列に取得し、各々を時系列車速蓄積部20、時系列ヨーレイト蓄積部22、及び時系列GPSデータ蓄積部24に保存する。方位角時間変化算出部26で、時系列のヨーレイトデータωtに基づいて、方位角の時間変化θtgyroを算出し、衛星方向速度算出部28で、衛星方向速度Vstiを算出する。自車速度推定部30で、GPSデータに基づいて速度ベクトルを推定するための方程式であって、時刻毎に変化する未知パラメータの時間変化分を、方位角の時間変化及びクロックドリフトの時間変化で拘束した方程式に、観測値を代入して、時刻数×各時刻の観測衛星数分の方程式を立式し、得られたパラメータを用いて、自車両の速度ベクトルを推定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、車両用空調システムの熱源として利用することができる車両用化学蓄熱システム、及びこれを備える車両用空調システムを得ることを目的とする。
【解決手段】車両用化学蓄熱システム60は、反応器62と、凝縮器80と、蒸発器90、水タンク100とを備えている。反応器62の容器64には、化学蓄熱材66が充填された反応流路64Aが設けられている。また、反応器62の容器64には冷媒流路64Cが設けられている。この冷媒流路64Cには熱放出ライン72が接続されており、この熱放出ライン72を流れるエンジン冷却水と反応器62とが熱交換することにより、化学蓄熱材66の水和反応に伴って生じた熱がエンジン冷却水に放出され、エンジン冷却水が加熱される。加熱されたエンジン冷却水はヒータコア22に供給され、ヒータコア22が空調ケース32内を流れる空調用空気と熱交換することにより、空調用空気が加熱される。 (もっと読む)


【課題】鉛直方向の方位測定精度が向上されたレーダ装置の実現。
【解決手段】レーダ装置は、送信アンテナ10−1〜10−5と、デジタル符号発生器11と、受信アンテナ12−1、12−2と、デジタル復調器13を有している。送信アンテナ10−1、10−3、10−5は、放射方向が斜め鉛直上方となるように設計され、送信アンテナ10−2、10−4は、放射方向が斜め鉛直下方となるように設計され、送信アンテナ10−1〜10−5全体では、放射方向が水平方向となるように設計されている。デジタル符号発生器11は、擬似雑音符号Aで変調された信号と擬似雑音符号Bで変調された信号とを合わせた信号が送信アンテナ10−1、10−3、10−5へと出力され、擬似雑音符号Bで変調された信号と擬似雑音符号Cで変調された信号とを合わせた信号が送信アンテナ10−2、10−4へと出力されるよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】外部からの熱供給が無くても化学反応を進ませられ、化学反応によって発生する反応熱の熱ロスを低減できるケミカルヒートポンプを得る。
【解決手段】化学反応物質を収容するとともに、化学反応物質の化学反応によって発生した反応熱を回収する熱回収器26と、化学反応後の化学反応物質を元の状態に戻すための再生加熱源16と、を備えた反応器12と、化学反応物質と反応させる反応媒体を収容する媒体貯蔵容器14と、媒体貯蔵容器14内の反応媒体を反応器12へ輸送するための媒体輸送手段22と、媒体貯蔵容器14から反応器12へ輸送される反応媒体の流量を調整する流量調整手段24と、を介して、媒体貯蔵容器14と熱回収器26とを接続するとともに、熱回収器26によって回収された温熱を外部へ供給する外部熱交換器28を介して、熱回収器26と反応器12とを接続する連通管20と、を有するケミカルヒートポンプ10とする。 (もっと読む)


【課題】粒径が大きく、かつ、ボイドの少ないCZTS膜を光吸収層に用いた光電素子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】下部電極の上に、(a)Cu、Zn又はSnを含む複数の薄膜が積層された積層膜からなり、(b)積層膜の成膜時及び硫化の過程においてCu−Zn相又はCu−Zn−S相を生成させることがなく、かつ、(c)膜厚が200〜700nmであるプリカーサを形成し、これを所定の条件下で硫化させる。このような方法により、(a)CZTS系化合物からなり、(b)膜厚方向に見たときに、1個の結晶粒のみからなる領域を含み、(c)気孔率が10%以下であり、かつ、(d)膜厚が300〜1000nmである光吸収層を備えた光電素子が得られる。 (もっと読む)


【課題】化学蓄熱材の再生が完了した反応容器に残存する顕熱を回収して、エネルギの利用率を高める。
【解決手段】反応材16との化学反応により発熱すると共に、加熱されることで反応材16が脱離する化学蓄熱材18を有する第1熱交換部11及び第1反応容器12(複数の反応容器)と、反応材16を貯蔵し、反応容器に対して該反応材16を供給すると共に、化学蓄熱材18から脱離した反応材16を回収する蒸発凝縮器14と、第1熱交換部11及び第1反応容器12(複数の反応容器)の間での熱交換を可能にする第1熱交換部11と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】複数の受信器から取得したデータを重ね合わせる過程で、損傷画像が不鮮明になることを抑制する。
【解決手段】超音波検査装置10は、超音波を試料20に励起させる励起部12と、前記超音波を励起させる前記試料20の励起位置22を移動させる移動部14と、を備える。さらに、前記試料20の表面から離間するとともに、前記表面に対して指向軸Dが垂直となるように配置される、前記試料20から伝搬される超音波を受信する複数の受信器16a〜16hと、を備える。さらに、それぞれの前記受信器16a〜16hが受信した同一の励起位置22から伝搬した超音波信号を重ね合わせる演算部18を備える。 (もっと読む)


【課題】低摩擦であると共に安定した摺動性を発揮するバルブリフターやシム等の内燃機関用バルブ駆動系部材を提供する。
【解決手段】本発明の内燃機関用バルブ駆動系部材は、潤滑油が介在する湿式条件下でカムのカム面と摺接してカムに従動する摺接面を有するカムフォロアからなる。本発明に係るカムフォロアの摺接面は、全体を100原子%としたときに5〜25原子%のHと4〜25原子%のBと残部であるCとからなるDLC膜(DLC−B膜)で被覆されてなる。このDLC−B膜からなる摺接面は、高靱性で耐衝撃性に優れ、カム面から150〜250MPa/degの衝撃力を受けても、欠け等を生じない。またジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン(MoDTC)を含まない潤滑油が介在する湿式条件下で使用される場合に、本発明に係るカムフォロアは優れた低摩擦係数を発揮する。 (もっと読む)


【課題】回転電機用ロータにおいて、周方向複数個所に配置された複数のロータコア要素を含む構成で、ステータで発生した磁束が通過する磁気経路での磁気抵抗を減少させ、回転電機の性能向上を図ることである。
【解決手段】ロータ14は、外周面の複数の外側凸部46を含むシャフト25と、複数の外側凸部46の一部の外側凸部46がそれぞれ軸方向に嵌合される内側凹部70を含む複数のロータコア要素である第1コア要素54及び第2コア要素56と、各コア要素54、56に巻き回しされる複数のコイル28n、28s、30n、30sとを含む。各コア要素54、56は、シャフト25の外側の周方向複数個所に配置されることでシャフト25に結合されたロータコア24を形成する。周方向に隣り合うコア要素54,56同士は、シャフト25に対する結合側のロータ側根元部62,82で周方向に接触させる。 (もっと読む)


【課題】投光手段を大型化することなく、精度良く視線方向を計測する。
【解決手段】投光装置12は、隣接する点光源間の距離を表す点光源間幅の少なくとも1つが他の点光源間幅と異なるように左右方向に沿って配列された4つ以上の点光源を備えている。プルキニエ像候補抽出部26は、眼領域の画像から抽出された高輝度点のうち、左右方向に沿った直線状に並ぶ複数の高輝度点を、プルキニエ像候補を示すパターンとして抽出し、プルキニエ像判定部28で、プルキニエ像候補を示すパターンの全長、パターンに含まれる高輝度点の数、隣接する高輝度点間の距離を表す高輝度点間幅に基づいて、プルキニエ像候補が投光装置12のプルキニエ像か否かを判定する。欠落している高輝度点があれば補間する。基準点設定部30は、プルキニエ像に基づいて基準点を設定し、視線方向算出部38で、基準点及と瞳孔中心とを用いて、角膜反射法により対象者の視線方向を算出する。 (もっと読む)


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