説明

大同特殊鋼株式会社により出願された特許

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【課題】圧延クーラントを循環流通させながら清浄度を高めることができ、クーラントに含まれる異物に起因した被圧延材の凹み等の傷の発生を効果的に抑制することのできる圧延クーラントの循環供給設備を提供する。
【解決手段】圧延クーラントの循環供給設備を、クーラントの原液を流入させる原液流入口56と、原液中の異物を濾過するフィルタと、フィルタを通過した濾液を流出させる濾液流出口58と、フィルタに付着した異物を吸引しドレン液としてドレン排出口92から排出するフィルタ浄化手段とを有し、原液の連続した濾過を実行しつつフィルタ浄化を併行して行う自動洗浄濾過装置42を含んで構成する。そしてクーラントを循環流路24を通じて圧延機14に連続供給する一方、ドレン排出口92から出たクーラントのドレン液を遠心分離機100に通して異物の分離処理を施した上で、循環流路24に戻し、クーラントとして循環使用するようにする。 (もっと読む)


【課題】圧延材に良質なスケールを簡単に形成して、カミコミ異常を防止し得る線材の製造方法を提供する。
【解決手段】ショットブラスト工程において、圧延材Sに対しショットブラストが実施され、圧延材Sの表面積が拡大される。加熱工程では、加熱炉12において、圧延材Sをソーキング温度まで加熱する。圧延材Sがソーキング温度まで加熱されると、引き続きソーキング工程に移行する。ソーキング工程では、圧延材Sをソーキング温度に維持した状態で、所定時間ソーキングを行う。ソーキング工程は、液化天然ガスを燃焼させて水蒸気雰囲気下で実施する。ソーキング工程でソーキングされた圧延材Sは、圧延工程で熱間圧延されて線材Lが製造される。 (もっと読む)


【課題】高合金工具鋼からなる被処理材を窒化処理した後の断面硬さ分布の予測システム及びこれを組み込んだ窒化処理装置の提供。
【解決手段】予測システムは、被処理材の合金組成の外部入力を受けて、所定の窒化物生成元素の各々について、標準被処理材の基準合金組成との質量%差を求め、標準被処理材を所定の窒化処理条件で窒化処理した後の断面の窒素分布である標準断面窒素分布を補正断面窒素分布に補正し窒化物量分布を計算する(補正計算部S1)と、補正断面窒素分布についての窒化物量分布から断面硬さ分布を求める(硬さ変換部S2)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】表面を溶削された鋼材の表面に残留する湯だれや未溶削部などの欠陥を精度良く確実に検出できる溶削済み鋼材の表面検査方法、およびこれに用いる検査装置を提供する。
【解決手段】1200℃以上に加熱され且つ表面f1〜f4,c1〜c4を溶削された鋼材Mの該表面を撮像する第1カメラ10、および、該カメラ10により得られた画像の輝度信号bsを温度に換算し、健常部位との温度差により湯だれ部mdや未溶削部umの疑似欠陥部分の有無を判別する信号処理部11を含む疑似欠陥検出部12と、上記撮像がされた同じ鋼材Mの表面f1〜f4,c1〜c4にレーザL1を照射するレーザ照射装置2、照射された該レーザL1が拡散反射された鋼材Mの表面f1〜f4,c1〜c4を撮像する第2カメラ7、および、該カメラ7により得られた画像を基に、鋼材Mの表面を連続した断面形状により3次元的に示す画像処理部8を含む3次元計測部9と、を備えている、溶削済み鋼材の表面検査装置1。 (もっと読む)


【課題】80℃から400℃の不連続的な温度雰囲気下において長時間使用した場合であっても電気制御性が劣化(保磁力が上昇)することのな電磁ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】C≦0.030mass%、N≦0.030mass%、Si≦0.20mass%、12.5≦Cr≦15.0mass%、0.30≦Al≦1.00mass%、0.01≦Mn≦0.50mass%、0.001≦S≦0.10mass%、及び、O≦0.010mass%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、X≦1.2、15≦Y≦20、2≦Z≦6、かつW≦[Cr]を満たす電磁ステンレス鋼。但し、X=30[C]+25[N]+[Ni]+0.5[Mn]+0.3[Cu]、Y=5.5[Al]+2.0[Si]+[Cr]+1.5[Mo]+1.5[Ti]+5.0[V]+1.75[Nb]+1.75[Zr]、Z=X−Y+20、W=375[C]+250[N]、[]は各元素の含有量(mass%)。 (もっと読む)


【課題】Co−Cr−W合金と同等以上の溶接割れ感受性と、Co−Cr−Mo−Si合金と同等以上の耐摩耗性を兼ね備えた高硬度肉盛合金粉末を提供すること。
【解決手段】0.5<C≦3.0mass%、0.5≦Si≦5.0mass%、10.0≦Cr≦30.0mass%、及び、16.0<Mo≦40.0mass%を含み、残部がCo及び不可避的不純物からなり、40.0≦Mo+Cr≦70.0mass%である高硬度肉盛合金粉末。 (もっと読む)


【課題】積層された棒材を正確に計数することができる棒材の計数方法を提供する。
【解決手段】積層された複数の棒材1につきその端面の画像11を含む検出画面2を得る検出画面取得ステップと、棒材1の端面の形状に応じた所望形状の画像をテンプレート画像として記憶するテンプレート画像記憶ステップと、検出画面2の各画素の輝度を検出し、検出された輝度のうち最大輝度に応じた所定の閾値を設定して当該閾値に基づいて検出画面を二値化した二値化画面4を得る二値化ステップと、二値化画面4中の各端面画像11についてテンプレート画像3の面積に対し所定範囲内の面積を有する端面画像11を特定して当該端面画像11の数を計数するとともに、当該端面画像11を検出画面2から消去する画像消去ステップとを備え、検出画面2中の全端面画像が消去されるまで二値化ステップと画像消去ステップを繰り返し、上記画像消去ステップで計数された画像数の積算値を、積層された棒材の本数とする。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性と靭性に優れるベルト式CVTに使用されるスチールベルト用エレメント及びこれを与える冷間打抜用鋼の提供。
【解決手段】 10.8[C]+5.6[Si]+2.7[Mn]+0.3[Cr]+7.8[Mo]+1.4[V]≦13を満たす成分組成の鋼からなる冷間打抜用鋼である。質量%で、必須添加元素として、Cを0.50から0.70%、Siを0.03から0.60%、Mnを0.50から1.00%、Crを0.20から1.00%、Tiを0.01から0.10%、及び、Bを0.0005から0.0050%の範囲内、任意添加元素として、Pを0.025%以下、及び、Sを0.015%以下の範囲内、残部Fe及び不可避的不純物とした成分組成を有し、オーステナイト単相温度域に加熱保持後、所定速度で冷却して、主として、フェライト+パーライト混合組織に微細炭化物を分散させた組織で88HRB以下の硬さを与えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】丸棒材の表面粗さや支持部の有無に影響されることなく表面疵を表層疵と区別して正確に検出する。
【解決手段】丸棒材の内部へ超音波の横波を同方向から二種の異なるセクタースキャン角で入射させて、相対的に小さいセクタースキャン角で入射させた際の横波反射波の強度が閾値を越えたときに表面疵有りと判定し、相対的に大きいセクタースキャン角で入射させた際の横波反射波の強度が閾値を越えたときに表層疵有りと判定する。相対的に小さい屈折角の一例は33°付近であり、相対的に大きい屈折角の一例は41°付近である。 (もっと読む)


【課題】溶接用ワイヤの引き出しをスムーズに行い得る溶接用ワイヤの収容装置を提供する。
【解決手段】収容装置30は、円筒状に形成されて、溶接用ワイヤWをループ状に積層したワイヤ積層体Sを内部に収容したペイル容器32と、ワイヤ積層体Sの上部に載置された押圧板34とを備える。押圧板34は、溶接用ワイヤWを引き出す円形状の引出孔38が形成されると共に、引出孔38の開口縁の全周から下方に突出した突部40を備えている。また、引出孔38の直径およびワイヤ積層体Sの内径mの比は、0.2以上1.0未満の範囲に設定される。 (もっと読む)


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