説明

日産自動車株式会社により出願された特許

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【課題】電動ポンプの吐出流量を、エアの吸い込み時も自動的に、要求通りの流量に補償し得るような回転速度制御を提案する。
【解決手段】t1にクラッチの締結開始でクラッチ入力トルクTcinが立ち上がり、クラッチの発熱でt2に、その冷却(ポンプの作動)が必要になって、ポンプ作動要否信号SopがOFFからONになり、t3に、クラッチの冷却(ポンプの作動)が完了し、信号SopがONからOFFになった場合において、Sop=ONによるポンプの作動中、エアの吸い込みでポンプ駆動トルク変化ΔTopが発生すると、その大きさに応じたポンプ回転速度補正量ΔNopだけ、ポンプ回転速度Nopを実線で示すごとく、基準の目標ポンプ回転速度Nop_0よりも嵩上げする。これによりポンプ吐出流量Qを実線で示すごとく、クラッチの冷却に過不足のない目標流量Q1となるよう増大させることができ、クラッチ温度TEMPclを実線レベルへと低下させて、保証温度TEMPcl_s以下にすることができる。 (もっと読む)


【課題】電動ポンプの吐出流量を、エアの吸い込み時も正確に推定し得るようにする。
【解決手段】ポンプ作動要否信号Sop=ONにより、ポンプ2が回転速度Nop=目標回転速度Nop_1となるよう制御されている間、演算部43は油温TEMPoilおよびポンプ回転速度Nopから、目標ポンプ回転速度Nop_1を達成する目標駆動電流tIopを求める。演算部44は、tIopに対する実ポンプ駆動電流Iopの電流偏差(tIop−Iop)から、目標ポンプ駆動トルクtTopに対する実ポンプ駆動トルクTopのポンプ駆動力変化量ΔTopを演算する。演算部45は、ΔTopと比例常数Kとの乗算により、エアの吸い込みに起因したポンプ吐出流量偏差ΔQopを演算し、演算部46は、ポンプ回転速度Nopから理論上のポンプ吐出流量Qop_0を求め、演算部47は、Qop_0から上記のΔQopを差し引いて、ポンプ2の吐出流量Qopを求める。 (もっと読む)


【課題】直流モータで駆動される電動ポンプの吐出流量を、エアの吸い込み時も自動的に、目標通りの流量に補償し得るような回転速度制御を提案する。
【解決手段】t1にクラッチの締結開始でクラッチ入力トルクTcinが立ち上がり、クラッチの発熱でt2に、その冷却が必要になって、ポンプ作動要否信号SopがOFFからONになり、t3に、クラッチの冷却が完了し、信号SopがONからOFFになった場合において、Sop=ONによるポンプの作動中、エアの吸い込みでポンプ回転速度Nopが実線で示すように高くなる場合、この時のNopと、目標ポンプ吐出流量補償用目標ポンプ回転速度tNopとの偏差に応じた電圧補正量ΔVe_0を求め、初期要求電圧Ve_0よりもΔVe_0だけ高い実線図示の電圧Ve(ΔVe_0相当分だけ大きな電力)でポンプを駆動する。これによりポンプ吐出流量Qを実線図示の通り目標ポンプ吐出流量Q1る。 (もっと読む)


【課題】昇温後の作動油を作動油必要箇所に早急に供給することができる車両用変速機を提供すること。
【解決手段】本発明の車両用変速機では、作動油ATFを貯留するオイルパン25と、オイルパン25に貯留した作動油ATFをろ過するオイルストレーナ26と、オイルストレーナ26を介して作動油ATFを吸い込むオイルポンプ27と、オイルストレーナ26の近傍に位置し、オイルポンプ27に吸い込まれる作動油ATFを加熱する作動油加熱手段(オイルヒータ)30Aと、を備えた。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチの締結に必要な油圧を発生できない低温時、駆動力伝達可能状態を達成すること。
【解決手段】ハイブリッド駆動力伝達装置は、エンジンEngから駆動輪への駆動力伝達系に、クラッチハブ軸2と、クラッチドラム軸4と、両軸2,4の間に介装され、油圧供給により締結されるノーマルオープンタイプの乾式多板クラッチ7と、を備える。このハイブリッド駆動力伝達装置において、駆動力伝達系を構成する一部の部材を、低温時に形状特性が変わる素材を用いた形状記憶スプリング84とする。そして、乾式多板クラッチ7の締結に必要な油圧を発生できない低温時、形状記憶スプリング84の形状変更により駆動力伝達可能状態とする第1低温時駆動力伝達機構A1を設けた。 (もっと読む)


【課題】チェーンが噛合する可動歯を径方向外方へ附勢するバネ手段が、プーリ軸線方向へ変位してプーリ中心ボス部との干渉により摩耗したり、折損するのを防止する。
【解決手段】固定シーブ12a_1と可動シーブ12a_2との間においてプーリ中心ボス部16の外周に、プーリ径方向可動歯17をバネ手段19により(a)の径方向限界位置に弾支して設け、チェーン13が可動歯17に係合することによりスリップを防止する。この係合が開始されて終了するまでの間、および完全係合から係合が解除されるまでの間におけるラチェッティング状態では、バネ手段19が可動シーブ12a_2に向け変位して、プーリ中心ボス部16との干渉により摩耗したり、折損する虞がある。バネ手段19の当該軸線方向変位を制限するため、可動歯裏面17aにストッパ17cを立設し、これにより、バネ手段19がプーリ中心ボス部16と干渉することのないようにし、バネ手段19の摩耗および折損を防止する。 (もっと読む)


【課題】チェーンが噛合する可動歯を径方向外方へ附勢するバネ手段が可動歯の中心を押し続けるようにする。
【解決手段】チェーンが可動歯17に接触し始めた状態と、可動歯17に完全係合した状態との間では、チェーンが可動歯17を捩りバネ手段19に抗してプーリ径方向内方へ繰り返し押し込むラチェッティング状態となる。バネ手段19が高周波で繰り返し縮径される高周波ラチェッティング状態では、バネ手段19の捩り弾性変形が可動歯17の高頻度往復ストロークに追従し得ず、可動歯17の裏面17aに着座していたバネ手段19の相互連結端がこの可動歯裏面17aから離れ、傾斜対向側壁17b間の溝から外れようとする。このとき傾斜対向側壁17bがバネ手段19の相互連結端に対向側壁17b間の溝内へ戻す方向の分力を付与し、この相互連結端が当該溝から外れて対向側壁17bに乗るのを防止し得る。 (もっと読む)


【課題】電池内部から発生するアコースティックエミッション信号から、電池が充電状態であるか、あるいは放電状態であるかを判別可能な電池制御装置を提供すること。
【解決手段】電池内部から発生するアコースティックエミッション信号を検出するアコースティックエミッション検出手段20と、前記電池が充電されているか、または放電されているかの違いによって生じる、前記アコースティックエミッション信号の差異から、前記電池が充電状態および放電状態のいずれであるかを判断する判断手段10と、を備えることを特徴とする電池制御装置。 (もっと読む)


【課題】水素欠乏によるMEA(電解質膜)の劣化を防止することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】アノードガスに混入する不純物をパージする燃料電池システムにおいて、要求負荷の変動に応じて反応ガスの圧力を設定する圧力設定部(ステップS11)と、燃料電池スタックの反応流路に窒素澱み点が残存するか否かを判定する澱み点判定部(ステップS15)と、窒素澱み点が残存する状態で要求負荷が低下したときには、反応ガスの圧力を下げることを禁止して運転する運転制御部(S14,S16)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】優れた初期放電容量を有するリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池は、リチウムを吸蔵及び放出できる、マンガンを主たる構成遷移金属元素とする正極活物質を含む正極活物質層を集電体上に有する正極と、炭素又はケイ素を主たる構成元素とする負極活物質を含む負極活物質層を集電体上に有する負極と、非水電解質と、セパレータとを備える。リチウムイオン二次電池は、負極活物質層とセパレータとの間に、負極活物質より貴な電位で酸化還元する物質と、カルボキシル基を有する高分子化合物とを含む保護層を有する。リチウムイオン二次電池は、負極活物質層に対する保護層の割合が質量比で0.03以上である。 (もっと読む)


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