説明

日本原子力研究所により出願された特許

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【課題】 酸性の湧出水から有益な金属を回収する金属回収方法を提供する。
【解決手段】 酸性の湧出水Wに含まれる金属Mを吸着材で吸着する吸着工程11と、吸着工程11により吸着材に吸着した金属Mを酸性水またはアルカリ性水を用いて吸着材から分離して回収する第一金属回収工程12と、を有することを特徴とする金属回収方法により、上記課題を解決する。また、酸性の湧出水Wが硫酸イオンを含有する場合に、酸性の湧出水Wに炭酸カルシウムまたは水酸化カルシウムを添加して中和する中和工程21と、中和工程21により生じた液体L2と沈殿物P2とを分離する分離工程22と、分離工程22により分離された沈殿物P2から金属Mを回収する第二金属回収工程23と、を有することを特徴とする金属回収方法により、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 血液中の酸素量あるいはヒドロキシルラジカル量を直接的に、かつリアルタイムでしかも簡易に測定することができる新規な測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】 先端に開口が形成されそれ以外の部分には光を遮断する被覆が施された先鋭部を有するファイバープローブを用い、ファイバープローブの先鋭部先端の開口を血液中に入れ、ファイバープローブにレーザー光を入射して、ファイバープローブの先鋭部先端の開口からエバネッセント光を発生させ、エバネッセント光と血液中の酸素あるいはヒドロキシルラジカルとの相互作用により発生したラマン散乱光あるいは蛍光を検出し、その検出結果に基づいて血液中の酸素量あるいはヒドロキシルラジカル量を測定する。 (もっと読む)


【課題】 リンを採取回収する吸着材を提供すること、前記吸着材の製造方法を提供すること、およびリンを含有する液体から前記吸着材を用いてリンを回収するための方法を提供すること。
【解決手段】 ポリオレフィン若しくは天然高分子を材質とする繊維、織布、不織布、フィルム、中空糸膜、平膜、または糸から製造される高分子基材と、該高分子基材にビニル反応性モノマーをグラフト重合させて形成したグラフト鎖と、該グラフト鎖に導入されたリン酸キレート形成基とを有することを特徴とする、リン採取回収のための吸着材。 (もっと読む)


【課題】 温泉水に溶存する有用・有害金属を吸着することができる金属吸着材を提供すること、また、前記吸着材により、温泉水に溶存する有用・有害金属を回収および除去する方法を提供すること。
【解決手段】 温泉水に溶存する有用・有害金属を回収および除去する方法であって、高分子基材と、前記高分子基材にグラフト重合により導入された、主としてビニル基を有するモノマーから構成されるグラフト鎖と、前記グラフト鎖に導入されたキレート形成基とを有する金属吸着材に対して温泉水を通液することを含む方法。キレート形成基は、アミドキシム基、リン酸基、アミン基、イミノジ酢酸基、またはリン酸基にジルコニウムもしくは鉄を担持して得られた官能基であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 中性子源用の鉛ビスマス溶融液の流速を正確に測定するための超音波反射体として優れた特性を示すタングステンモリブデン合金粉末とその粉末を用いた鉛ビスマス溶融液流速測定方法とターゲットシステムとを提供すること。
【解決手段】 鉛ビスマス溶融液流速測定用粉末は、タングステンを6〜46質量%含み残部が実質的にモリブデンのタングステンモリブデン合金からなる。 (もっと読む)


【課題】
従来、ダイヤフラムにタンタル等貴金属を採用したり、又ステンレスとタンタルのクラッディング板を用いて、溶接によりセンサー部をつくるが、これでは、ダイヤフラム自身が別材質あるいは、溶接による熱影響部をセンサー部に残すことになるため、センサー感度に直接影響を与える。
【解決手段】
耐熱耐食金属材料製のセンサー部表面上にナノ級までの厚み制御下でガラスコーティングすることにより得られた耐熱耐食性高性能センサー。 (もっと読む)


【課題】
リチウムの回収技術は、Li+イオンが溶解する濃縮された溶液にするために、強酸(例えば、硝酸(HNO3))でリチウムを分解するが、強酸溶液は、不溶解性の残留物を取り除くための濾過、リチウムの先駆体を準備するための処理等を必要とする。
【解決手段】
単斜晶相のセラミックであるチタン酸リチウム(Li2TiO3)を過酸水素(H2O2)水で溶解させ、水溶性の2配位子もしくは3配位子のキレート試薬を加えることにより、この溶液を安定化処理した後にリチウムの同位体比を調整し、濃縮した後に乾燥及び加熱することにより、Li2TiO3をセラミックスの製造に適した微粉末として回収する。 (もっと読む)


【課題】 2個以上の原子からなる粒子団を試料表面に照射することにより、試料表面から放出される2次粒子量を大幅に増大させるようにすること。
【解決手段】 炭素非粒子団及び粒子団荷電粒子aを、質量分析器1により粒子団荷電粒子b1と非粒子団荷電粒子b2とに選別し、これらの粒子団荷電粒子b1と非粒子団荷電粒子b2を物質表面に照射する。荷電粒子を粒子団で物質に照射すると、粒子団が被照射物質と衝突する際に、粒子の有するエネルギーが物質表面の狭い領域に集中し、エネルギー密度の高い場が生じる。このような荷電粒子団の照射による特異的な高密度エネルギー場の中では、イオン化反応が促進され、非粒子団照射時に比べて生成される2次粒子の量が増加する。また、荷電粒子団の代わりに中性粒子団を用いた場合にも同様の効果を奏する。 (もっと読む)


【課題】
銅にアルミナを入れて強化した材料は脆く硬いため、微細フィンを加工する段階でパンチが加工型から抜けなくなったり、薄板の加工曲げ部が異常に薄くなり亀裂などが生じて、加工が困難である。
【解決手段】
二つのパンチを図1に示すように交互に上下に動かすことにより、薄板から凸凹細密フィンを連続的に加工することができる。 (もっと読む)


【課題】ポリエチレン繊維等から構成される基材に機能性官能基を導入することによって得られる放射線グラフト素材の改良。織布又は不織布基材に対する放射線グラフト重合法における改良。
【解決手段】ポリマー織布又は不織布と、該ポリマーよりも強度が高く放射線グラフト重合速度の遅いポリマー補強材とから構成される織布又は不織布状の放射線グラフト重合用ポリマー基材に関する。更に、該繊維の表面部分のみが放射線グラフト重合処理され、繊維の中心部分が非グラフト状態であることを特徴とする放射線グラフト処理材料に関する。更に、織布又は不織布基材に、窒素雰囲気中で電子線を照射する第1工程;窒素雰囲気中で所定量のモノマーに接触させる第2工程;窒素雰囲気中でグラフト重合する第3工程;を含み、第1工程から第3工程を連続で行うことを特徴とする、長尺織布又は不織布基材の放射線グラフト重合方法。 (もっと読む)


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