説明

日本原子力研究所により出願された特許

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【課題】 高分子イオン交換膜における欠点であるイオン交換容量が小さく、かつ、耐酸化性や耐メタノール性が悪いことなどを解決課題とする。
【解決手段】 基材とした高分子フィルムをイオン照射してナノサイズの貫通孔を多数あけ、さらにこれに電離性放射線を照射して官能性モノマーをフィルム表面や孔内にグラフトまたは共グラフトし、さらに、グラフト鎖へのスルホン酸基の導入することによって、優れた耐酸化性、寸法安定性、電気伝導性と耐メタノール性を有し、かつ、イオン交換容量が広い範囲内に制御された高分子イオン交換膜の製造法を確立した。 (もっと読む)


【課題】 加速器や核融合炉等の強い放射線が照射される場所で使用した場合にも、内部配線に使用されている電線の絶縁性が劣化することのない、放射線及び高温ベーキングに対して優れた耐久性を有する分子ポンプを提供する。
【解決手段】 分子ポンプの筐体内に、ロータ4に直結固定した回転軸5を軸支するラジアル磁気軸受12、13及びスラスト磁気軸受14と、前記回転軸5を駆動するためのインダクションモータ11とを備えたターボ分子ポンプ1において、これら磁気軸受12、13及び14やインダクションモータ11に連なる内部電線16をポリエーテル・エーテル・ケトンからなる被覆材で被覆した。 (もっと読む)


【課題】汎用な電子回路基板加工技術をもって製作可能な、高い解像度のイメージング計測ができる低コストの多次元位置検出マイクロストリップガスカウンタ型放射線センサー素子を提供する。
【解決手段】絶縁基板表面上に陰電極ストリップ、絶縁基板背面に陽電極ストリップを配置し、絶縁基板に大きなスルーホールを多数設けることによって、放射線により電離ガス中に発生した電子及びイオンが両電極間を自由に移動できる素子基板構造を採用する。二次元のそれぞれの信号出力に極性が逆転した同一のパルス波形でかつ大きな電気信号を与え、高い信号対雑音比を得る。 (もっと読む)


【課題】建造物等に設けた接地線に定在波として存在する高周波ノイズを簡単に吸収できる方法を提供する。
【解決手段】単数または複数のスタブ2の各一端を接地線1の1点(接続点3)に接続して、該接地線1のノイズと前記スタブ2の他の一端2aで反射して戻ってきたノイズを波の干渉により相殺して低減する、接地線1のノイズ低減方法であって、前記接地線1に接続する前記スタブ2の長さは、前記接地線1のノイズが前記接続点3から前記スタブ2へ流れて該スタブ2の他の一端2aで反射して前記接続点3へ戻ったとき、前記接地線1における元のノイズに前記スタブ2から戻ってきた位相の異なるノイズが重なることにより、ノイズが相殺されるような長さに設定する。 (もっと読む)


【課題】 ブランケットの支持脚の溶接、切断作業を遠隔操作によりブランケットの正面側からアクセスすることのできる高効率の核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作業装置を提供する。
【解決手段】 ブランケット幅よりも若干広幅に垂直な2本のガイドレールを左右に備え、その左右のガイドレールの上下端部より直角に前方に支持バーを備え、その支持バーの先端にバックプレートヘのボルト締結具を備えたフレームと、該フレームの左右のガイドレールに夫々上下動可能に取り付けられ、隣接せるブランケット間の隙間に挿入し得る幅のノズル部が回転可能な溶接・切断ヘッドを進退可能に備えたスライダーと、前記フレームの背面中央に結合する連結具及び前記ボルト締結具を一斉にバックプレートヘボルト締めする4本の工具が進退可能に備えられた工具パネルをアームの先端に有するマニュピレータとより成る核融合炉ブランケットの溶接・切断遠隔作動装置。 (もっと読む)


【課題】 核燃料再処理工程において使用された後、ブチルアミン洗浄剤での再生処理を受けた二相溶媒系の硝酸水溶液相中に分配され、残留するブチルアミンを効果的に除去する方法を提供し、かつそれにより核燃料再処理工程におけるブチルアミンを工程管理するのに有効な安全化技術手段を提供すること。
【解決手段】 核燃料再処理工程においてウラン、プルトニウム及び核分裂生成物を溶媒抽出するのに使用した有機溶媒相/硝酸水溶液相の二相系溶媒をその有機溶剤を再生するためにブチルアミンからなる洗浄剤で処理した後に該硝酸水溶液相中に分配され、残存するブチルアミンを、2価銀イオンを触媒として電気化学的に二酸化炭素、水及び二酸化窒素にまで酸化分解して除去することを特徴とする該二相系溶媒の再生方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、塩化メチレンを主溶剤とする排気ガスを電子線を照射することにより安価にしかも手軽に有害物質を生成することなく分解する方法を提供することにある。
【解決手段】 少なくとも一種類のハロゲンを含有するガスに電子線を照射することを特徴とする排気ガスの処理方法。 (もっと読む)


【課題】 測定困難な条件下において、α線、β線、γ線及び/又は中性子などの異種の複数の放射線を同時に区別して測定することができる方法又は検出器。
【構成】 複数の異種放射線の検出が可能なホスウィッチ検出部からの蛍光を光ファイバーにより装置本体の受光部まで伝送し、装置本体で波形弁別法によりそれらの放射線を区別して計測する方法及びその検出器。 (もっと読む)


【課題】 SiC半導体素子を製作する際に、アクセプター原子に加えてC原子を付加的にイオン注入することで良質なp型SiC半導体素子を形成する。
【構成】 炭化珪素半導体(SiC)に、アルミニウム(Al)及びホウ素(B)等のアクセプター原子をイオン注入により導入する時、これらの原子に加えて炭素(C)原子を付加的にイオン注入することで、SiCに注入したアクセプター原子の電気的活性化率を向上するとともに熱処理による拡散を抑制することからなる、良質なp型SiC半導体を製作する方法。 (もっと読む)


【課題】 炭化ケイ素半導体(SiC)にリン原子をドナー不純物としてドープする方法に関するものであり、リン原子を高温度でイオン注入することで、注入したリン原子の電気的活性化度を上げようとするものである。
【解決手段】 炭化ケイ素半導体にリン原子を高温でイオン注入する際に、そのイオン注入の温度が1,200℃以上である炭化ケイ素半導体へのリン原子不純物をドープする方法。 (もっと読む)


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