説明

株式会社ノリタケカンパニーリミテドにより出願された特許

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【課題】固相反応の発生を抑制しつつ、高い電池性能を発揮できるようなカソードを形成できる複合材料を提供する。
【解決手段】
本発明の複合材料は、(Ln1−xAe)(M1−yFe)O3−δ(1)で示されるFe系ペロブスカイト型酸化物からなる粒子と、酸素のイオン化反応に対して触媒機能を有するコアの表面がセラミックで多孔質状態に被覆されたセラミックコーティング粒子とを含む。ここで開示される複合材料は、Fe系ペロブスカイト型酸化物からなる粒子を含んでいるため、固相反応が生じにくいカソード(空気極)を形成することができる。また、この複合材料では、上記セラミックコーティング粒子を含んでいるため、Fe系ペロブスカイト型酸化物を用いているにも関わらず高い電極触媒能力を有したカソードを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】表面に多数の微小穴を有するシクロオレフィンポリマー(COP)構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るCOP構造体製造方法は、芳香族炭化水素溶剤とN,N−ジアルキルホルムアミド(DMF)との混合溶媒にCOPが溶解したポリマー溶液を用意する溶液調製工程と、該ポリマー溶液からCOP構造体を形成する成形工程とを含む。上記ポリマー溶液は、COPの質量をWp、芳香族炭化水素溶剤の質量をWh、DMFの質量をWaとして、Wp/(Wp+Wh)≦0.35およびWa/(Wp+Wh)≦0.3を満たす。上記成形工程では、上記ポリマー溶液が供給されるノズルとコレクタとの間に電圧を印加して該ポリマー溶液のジェットを生じさせ、該ジェットから前記溶媒を揮発させて、表面に多数の微小穴を有するCOP構造体を形成する。 (もっと読む)


【課題】研削熱の発生が少ないビトリファイド超砥粒砥石を提供する。
【解決手段】ビトリファイド砥石片( ビトリファイド超砥粒砥石) 26は、主砥粒としてのCBN砥粒34と補助砥粒としてのダイヤモンド砥粒36とを含み、そのダイヤモンド砥粒36は、そのCBN砥粒34の1/2乃至1/10の平均粒径を有し、3〜13体積%の体積比率で含まれることから、CBN砥粒34の2倍程度、アルミナ砥粒40の20倍程度の熱伝導率を有するダイヤモンド砥粒36の存在によって研削熱が効率よく砥石に吸収されるとともに、ヌープ硬度が5000kg/mm2 以上のダイヤモンド砥粒36の存在によって砥石磨耗が抑制されて研削精度および砥石寿命が高められるので、被削材104の製品仕様や研削能率に拘わらず、研削熱の発生が抑制されて被削材104の変質が抑制される。 (もっと読む)


【課題】スタック構造とするために圧縮圧力が付与されても高いガス透過性と高い導電性とを同時に得られるガス拡散層を提供する。
【解決手段】加熱により相互に熱融着することが可能な熱融着性有機繊維OFにより構成される多孔質骨材構造30を有し、その多孔質骨材構造30内において、炭素繊維CFが導電性微粒子と共に結合剤樹脂によって相互に結着されて成ることから、比較的少ない熱融着性有機繊維OFの相互融着によって比較的高い剛性を有する多孔質骨材構造30がガス拡散層18、20内に形成される。また、熱融着性有機繊維OFはガス拡散層膜厚/繊維長の比が0.2〜3の範囲内の繊維長を有しているので、圧縮圧力が付与された状態でも高いガス透過性を有するとともに、導電性を同時に具備することができるガス拡散層18、20が得られる。 (もっと読む)


【課題】小さな加振或いは打撃によって焼成帯における炉心管内の被加熱物の付着を防止できるロータリーキルンを提供する。
【解決手段】加振装置84は、加熱ヒータ39により加熱される加熱帯に位置する炉心管34の外周面に、その加振シャフト80の一端から振動を伝達することから、炉心管34の加熱帯に直接的に振動が加えられるので、比較的小さな加振或いは打撃によって焼成帯における炉心管34内の被加熱物、たとえばリチウムイオン電池の正極材料やチタン酸バリウム材料など、焼成帯での加熱中に反応により付着性を生じる被加熱物が加熱帯において炉心管34の内壁面に付着することを好適に防止でき、炉心管34に損傷が発生するおそれが解消される。 (もっと読む)


【課題】加工効率が高く、加工面の面粗度も良好なワイヤ工具を提供する。
【解決手段】ワイヤ工具10は、ワイヤ11の外周面を覆う鍍金層12で固着されたバックアップ用の粒状体13と、鍍金層12を覆う合成樹脂層14で固着された砥粒15とを備えている。鍍金層12と砥粒15との間には、砥粒15を含まない緩衝樹脂層16が設けられている。ワイヤ11の長手方向に隣り合う粒状体13と砥粒15との隙間17は砥粒15の外径より小さく、ほぼゼロに設定されている。ワイヤ11はピアノ線であり、鍍金層12はニッケル鍍金で形成され、合成樹脂層14は熱硬化性樹脂で形成され、粒状体13及び砥粒15はダイヤモンド粒である。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物形燃料電池セル用無アルカリガラス系シール材を提供する。
【解決手段】700〜1200℃程度のSOFC12の作動温度域で軟化或いは溶融し難い高融点或いは高軟化点とするようにバリウムシリケート結晶BaSi、BaSi、およびBaSi13の少なくとも1つをガラスマトリックス中に有し、且つ、アルカリ成分を含まないで9〜13×10−6/Kの熱膨張係数を有し且つ700〜900℃程度の接合温度でSOFC12とその周辺部材であるガス管24などとを接合可能な接合可能となるように、無アルカリガラス系シール材10は、50〜85wt%のBaOと4〜20wt%のSiOと1〜15wt%のAlとを必須構成要素として含み、且つ、0〜20wt%のBと0〜30wt%のTiOとの少なくとも一方を含むガラス組成物を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来の方法よりも簡単な方法で、片方の面はテクスチャー構造を有し、もう片方の面は、該テクスチャー構造を有する面よりも反射率の高い面を有する光閉じ込めに有効なシリコン基板を作製するための技術を提供することを課題とする
【解決手段】本発明の半導体基板の作製方法は、シリコンインゴットをスライスすることにより作製されたアズスライス状態のシリコン基板の第一の面に対して、サンドブラスト処理による表面処理を行うサンドブラスト工程と、前記サンドブラスト工程の後に、前記シリコン基板に対して、フッ酸、硝酸のいずれか1つ以上を含むエッチング溶液による表面処理を行う工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】IPガス透過性で評価される高いガス透過性と断面加圧抵抗値で評価される高い導電性とを同時に備える固体高分子形燃料電池のガス拡散層を提供する。
【解決手段】加熱により相互に熱融着させられた熱融着性有機繊維OFにより構成される多孔質骨材構造30を有し、その多孔質骨材構造30内において、炭素繊維CFが導電性微粒子と共に結合剤樹脂Rによって相互に結着されて成ることから、比較的少ない熱融着性有機繊維OFの相互融着によって比較的高い剛性を有する多孔質骨材構造30がガス拡散層18(20)内に形成されるので、高いガス透過性および加圧時の導電性とが同時に具備するガス拡散層18(20)が得られる。 (もっと読む)


【課題】超砥粒が固定された固定砥粒ワイヤにおいて、スライス加工時に研削液を十分に取り込むことが可能な長寿命の固定砥粒ワイヤを得ること。
【解決手段】ワイヤ芯線2上に断面のアスペクト比が1.2〜1.6の超砥粒4および一般砥粒5を、断面の短辺側からバインダ3の表面に突き出させて固定した固定砥粒ワイヤ1であり、それぞれの突き出し高さを大きくした超砥粒4の間に一般砥粒5が配置され、超砥粒4と一般砥粒5との間に研削液を取り込むことが可能な間隙が形成されるため、この固定砥粒ワイヤ1を用いてスライス加工を行うと、超砥粒4の高い切削精度が得られるとともに、研削液が固定砥粒ワイヤ1の表面に保持されるので、研削面への研削液の供給が十分になされるようになり、固定砥粒ワイヤ1の寿命を延ばすことができる。 (もっと読む)


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