説明

日揮株式会社により出願された特許

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【課題】ZrO2材料に起因して発生すると考えられる、クロム系不定形耐火材用原料組成物を使用して形成した炉体等の耐火材に生じる亀裂の発生の問題、該亀裂の進展の問題を克服し、該耐火材において高い耐食性を実現すること。
【解決手段】20〜80%の骨材粒子と、合量が18〜80%の中間粒子及び微粒子からなる粒子群と、1〜5%の鉱化剤とを混合し、骨材粒子は、粒子径が1〜10mmの範囲内にあり、その化学組成が実質的にAl2O3、Cr2O3、ZrO2及びSiO2からなり、且つ、粒子群は、粒子径が1mmの範囲内にあり、その化学組成がCr2O3である粒子と、その化学組成が実質的にZrO2・SiO2である粒子とが混合され、ZrO2・SiO2粒子を10%以上の割合で含み、ZrO2・SiO2/Cr2O3の質量比が0.17〜1.26であるクロム系不定形耐火材用原料組成物。 (もっと読む)


【課題】ZrO2材料に起因して発生すると考えられる、アルミナ系不定形耐火材用原料組成物を使用して形成した炉体等の耐火材に生じる亀裂の発生の問題、該亀裂の進展の問題を克服し、該耐火材において高い耐食性を実現すること。
【解決手段】20〜80%の骨材粒子と、合量が18〜80%の中間粒子及び微粒子からなる粒子群と、1〜5%の鉱化剤とを混合し、骨材粒子は、その粒子径が1〜10mmの範囲内にあって、その化学組成が実質的にAl2O3であり、且つ、粒子群は、粒子径が1mm以下の範囲内にあって、その化学組成がCr2O3である粒子と、その化学組成が実質的にZrO2・SiO2である粒子とが少なくとも混合され、ZrO2・SiO2である粒子を10%以上の割合で含み、更に、ZrO2・SiO2/Cr2O3の比が、0.11〜1.5であるアルミナ系不定形耐火材用原料組成物。 (もっと読む)


【課題】スタッカークレーンにより搬送される被搬送体間でのクロスコンタミネーションを抑えることができる技術を提供すること。
【解決手段】被搬送体の載せ降ろしを行う受け渡し手段を壁面に沿って移動させ、壁面に形成された複数の受け渡し口の間で被搬送体の受け渡しを行うスタッカークレーンにおいて、前記受け渡し手段及び被搬送体を収容する密閉された収容空間を形成する筺体と、この筺体に設けられた、被搬送体の受け渡しのために設けられた開閉手段と、前記収容空間に収容された被搬送体にエアを吐出し、被搬送体に付着した塵埃を除去するためのエアノズルと、このエアノズルよりもエア流路の上流側に設けられた塵埃除去用のフィルタと、その一端が収容空間に臨む吸引口をなす吸引路と、この吸引路に設けられた吸引手段と、を備えるようにスタッカークレーンを構成する。 (もっと読む)


【課題】スタッカークレーンの移動する空間を区画する壁面の清掃を容易に行うことができる技術を提供すること。
【解決手段】壁面に沿って移動し、壁面に形成された複数の受け渡し口の間で被搬送物の受け渡しを行うスタッカークレーンを備えたスタッカークレーン搬送設備において、前記壁面を清掃するための清掃手段が設けられたスタッカークレーンを、前記清掃手段により壁面が清掃されるように動作させるプログラムを記憶する記憶部と、前記プログラムを読み出してスタッカークレーンを清掃モードとして動作させる手段と、を備えるようにスタッカークレーン搬送設備を構成することにより、壁面を容易に短時間で清掃でき、工場の稼動効率の向上に寄与できると共に、また高所の清掃作業に伴う作業者の危険も回避することができる。 (もっと読む)


【課題】特別の中和操作を要することなく、還元処理に伴う生成塩の析出を抑えることができ、触媒との分離が容易となる硝酸ナトリウムを含有する水溶液の処理方法を得る。
【解決手段】第1反応槽1に処理すべき硝酸ナトリウム水溶液を入れ、触媒としてパラジウム−銅コロイド溶液を添加する。第1還元剤供給槽3からギ酸を供給する。ギ酸の供給量は処理すべき硝酸ナトリウムの約半量が還元される量とする。この処理液をつぎに第2反応槽10に送り、第2還元剤供給槽11からヒドラジンを供給する。ヒドラジンの供給量は、処理すべき硝酸ナトリウムの残余の約半量が還元される量とする。ヒドラジンを先に添加したのちギ酸を添加しても良い。 (もっと読む)


【課題】石油系重質油を原料とし、コークス製造工程での分解ガス発生を抑制し、硫黄濃度が低く、高い粘結性を持つコークス製造用粘結材と該粘結材の製造法を提供する。
【解決手段】石油系重質油を原料とするコークス製造用粘結材の製造法であって、石油系重質油から溶剤抽出または蒸留処理により軽質油を分離して石油ピッチを得る第一工程と、該石油ピッチを水素化改質処理して改質物を得る第二工程と、該改質物を溶剤抽出または蒸留処理により軽質油と重質残渣とに分離する第三工程とを有し、該重質残渣が(1)〜(4)を満たす粘結材であることを特徴とするコークス製造用粘結材の製造法および該製造法により得られるコークス製造用粘結材。
(1)C/H原子比1.0以上
(2)熱重量分析における常温から500℃での重量減少が20〜60質量%
(3)熱重量分析における最大重量減少速度が15質量%/分以上
(4)トルエン不溶分1〜70質量% (もっと読む)


【課題】原料炭に占める非微粘結炭の配合割合が20%を超えても、DI15015で84.5以上、CSRで62以上の強度を確保できる粘結補填材と、該粘結補填材を用いて高強度のコークスを製造する製造方法を提供する。
【解決手段】強度コークスを製造するため原料炭に配合する粘結補填材であって、ヘキサンに可溶な成分(HS成分):45〜84%、ヘキサンに不溶でトルエンに可溶な成分(HITS成分):15〜54%、及び、トルエンに不溶な成分(TI成分):1〜40%を含有し、残部が不可避的残留成分からなり、かつH/C原子比:0.95〜1.10であることを特徴とする強度増進特性に優れた粘結補填材。 (もっと読む)


【課題】軽質炭化水素を原料としてアンモニア合成用素ガスを製造する際に、製造装置を簡便とすることができ、エネルギーコストを抑えることができるアンモニア合成用素ガスの製造方法および製造装置を得る。
【解決手段】管3からの軽質炭化水素と、管6からのスチームと、酸素富化空気供給源7からの酸素濃度40〜50体積%の酸素富化空気を加熱して1段改質反応器5に導入し、水蒸気改質反応と空気部分酸化反応を同時に行う。ついで、シフト反応器12、脱炭酸器14、メタン化反応器16に通して、一酸化炭素、二酸化炭素を除去し、水素と窒素とのモル比がほぼ3:1のアンモニア合成に適した素ガスを得る。 (もっと読む)


【課題】流動接触分解装置などの蒸留塔において、塔下部のインターナルの構造を変更することなく、蒸留塔下部でのフラッディング現象を抑制して、既設の蒸留塔の処理能力を高めることができるようにする。
【解決手段】気体状の原料炭化水素を導入して精留分離する蒸留塔の塔底液の一部を抜き出し、塔下部のバッフルトレイ3の異なる高さ位置に戻す2本以上の循環配管7A、7Bを設け、これら循環配管に流れる塔底液を冷却する冷却器8、9を設ける。循環配管の本数をN(Nは、2以上の整数である。)とし、すべての循環配管を流れる塔底液総量を1としたとき、循環配管1本当たりに流れる塔底液を0.5/N〜1.5/Nとし、塔底液の温度を350〜400℃から100〜250℃に冷却して戻す。 (もっと読む)


a)二酸化炭素含有ガス供給流と吸収液とを気−液接触させる吸収段階であって、それによって、ガス流中に存在する少なくとも一部分の二酸化炭素を、吸収液中に吸収させて、(i)低減された二酸化炭素含量を有する精製ガス流と(ii)高二酸化炭素吸収液を生成させる吸収段階、b)高二酸化炭素吸収液を3bar(絶対圧)より高い圧力で処理して、二酸化炭素を遊離させ、かつ吸収段階において使用するために再利用される低二酸化炭素吸収液を再生する再生段階を含む、二酸化炭素の回収方法において、該吸収液が、第三級脂肪族アルカノールアミンと二酸化炭素吸収促進剤の有効量とを含有するアミン水溶液であり、第三級脂肪族アルカノールアミンが、第三級脂肪族アルカノールアミン濃度4mol/lでの第三級脂肪族アルカノールアミンの水溶液を、気−液平衡状態下で162℃の温度及び6.3bar(絶対圧)の合計圧力で該水溶液及び二酸化炭素の共存下で300時間保つ場合に、5%未満の分解を示す二酸化炭素の回収方法。該第三級脂肪族アルカノールアミンは、その分子構造において、2−ヒドロキシエチル部及びメチル部の双方によって置換された窒素原子を含まない。前記第三級脂肪族アルカノールアミンは、N−エチルジエタノールアミン、2−(ジメチルアミノ)−エタノール、2−(ジエチルアミノ)−エタノール、3−(ジメチルアミノ)−1−プロパノール、3−(ジエチルアミノ)−1−プロパノール、1−(ジメチルアミノ)−2−プロパノール及び2−(ジイソプロピルアミノ)−エタノールからなる群から選択される。
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