説明

日揮株式会社により出願された特許

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【解決手段】本発明の低級オレフィンの製造方法では、ジメチルエーテルを含む原料ガスと希釈ガスとからなり、総量中におけるスチームの割合が5〜30vol%の範囲であるフィードガスを、オレフィン製造反応器内に導入し、ゼオライト触媒に接触させて、C2〜C5オレフィンを含む炭化水素生成物を製造し、得られた炭化水素生成物からプロピレン等を分離して回収し、前記炭化水素生成物からプロピレン等を分離した残分の少なくとも一部を、前記希釈ガスの少なくとも一部として用いる。
【効果】本発明によれば、ゼオライト触媒の一時失活までの時間が長く、触媒の永久失活が少なく、経済的に、高いプロピレン選択率で、ジメチルエーテルを含む原料から低級オレフィンを収率よく製造する方法を提供できる。 (もっと読む)


【課題】高活性で長期間の耐久性を有する接触部分酸化用の触媒を提供すること及び長期に亘って安定した接触部分酸化反応を実施することのできる方法を提供すること。
【解決手段】接触部分酸化用の触媒は、アルミナまたはアルミナ前駆体に、ニッケルとバリウム及びランタンの少なくとも一方とを添加して焼成することにより得られた担体と、この担体に担持されたロジウムなどの白金族元素と、を備えている。担体は例えば600℃以上の温度で焼成することにより得られ、この焼成工程においてニッケルアルミネートが生成される。この触媒を断熱反応器に充填し、原料炭化水素に酸素及びスチーム及び水素を添加し(原料炭化水素に水素が含まれている場合は不要である)、反応器に供給する。 (もっと読む)


【課題】 燃料の切り替えを無理なく迅速に行い、発電負荷要求を確実に満たす。
【解決手段】 燃料ガスを製造するガス化炉23を備えたガス化設備を設ける。蒸気タービンとともにガス化設備にて製造された燃料ガスによってガスタービンを回転させて発電する複合発電設備25を設ける。複合発電設備25を、燃料として燃料ガスあるいは補助燃料のいずれかに切り替えて運転可能とする。燃料ガスから補助燃料へ切り替える際に、ガス化設備からの燃料ガスの圧力に応じて、燃料ガスの供給ラインに設けたフレアスタック28の制御弁37の開度を制御し、複合発電設備25へ供給していた燃料ガスがフレアスタック28から全てフレアリングされる状態まで徐々にフレアリングさせる制御系を設ける。 (もっと読む)


【課題】高炉用コークスの製造において、原料炭に占める低粘結炭及び/又は非微粘結炭の配合割合が20%を超えても、DI15015で、84.5以上の強度を確保できる粘結補填材と、該粘結補填材を用いて高強度のコークスを製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】高強度コークスを製造するため原料炭に配合する粘結補填材であって、ヘキサンに可溶な成分(HS成分):20%超90%以下、及び、トルエンに不溶な成分(TI成分):1%以下を含有し、残部が、ヘキサンに不溶でトルエンに可溶な成分(HITS成分)及び不可避的残留成分からなる強度増進特性に優れた粘結補填材。 (もっと読む)


【課題】 原料ガスと酸素とが共存し、自着火の可能性のある前室部位での異常燃焼の発生等を低減し、触媒反応の開始点を安定したものとでき、長期に亘って安定した反応を維持することが可能となる合成ガスの製造技術を得ることである。
【解決手段】 酸素との共存状態で燃焼反応を起こす原料ガスを、酸素との共存状態で前室9より触媒反応室5に導き、触媒反応室で触媒c1と接触させて少なくとも酸化反応を起こさせ、原料ガスから合成ガスを得るに、前室9内での原料ガスの滞留を抑制する滞留抑制ガスpを前室9に吹き込み、酸素との共存状態にある原料ガスを触媒反応室5に導き合成ガスを得る。 (もっと読む)


【課題】 改質反応を触媒反応室5の入口部位から確実に安定して起こさせ、良好な改質効率を実現しながら、カーボン析出による触媒活性の低下等の問題を防止して長期に亘って安定した改質性能を維持することが可能となる水素含有ガスの製造技術を得る。
【解決手段】 水蒸気と炭化水素系燃料とが混合された原料ガスf1に対して酸素含有ガスOを混合し触媒反応室5に導き、部分酸化反応及び水蒸気改質反応により水素含有ガスを得る改質を実行するに、触媒反応室5の前室9を、部分酸化下限温度T1以上、水蒸気改質下限温度T2未満の温度で、混合室8から触媒反応室5に到達するのに要する移流時間で混合ガスF2が自着火する温度である自着火温度T3未満の温度とする。 (もっと読む)


【課題】消防法上の危険物でない熱媒体を用い、単一の熱媒体により広い温度域での温度制御を可能とし、十分な伝熱性能が得られる温度制御装置を得る。
【解決手段】温度の異なる熱媒体を貯える複数の熱媒体タンク1、9と、熱媒体タンクの熱媒体を加熱冷却し、定温に保つ複数の加熱冷却源4と、熱媒体タンク内の熱媒体を抜出し、戻す複数の循環配管9と、被温度制御物42のジャケット43に熱媒体を循環させる循環ポンプ13を有するジャケット循環配管と、熱媒体タンクからの熱媒体をジャケット循環配管に供給する供給配管10、30と、ジャケット循環配管からの熱媒体を個々の循環配管に振り分けて戻す帰還配管64、65を備え、熱媒体が、引火点が250℃以上のシリコーンオイルである。 (もっと読む)


本発明の目的は、水分を10質量%以上含有する被処理物を高圧下で処理する高圧反応器に対して、高圧反応器からの高圧雰囲気の逆流を抑えると共に連続的に被処理物を供給することにある。 具体的な解決手段としては、一端側及び他端側に夫々被処理物供給部及び排出口が設けられたスクリューフィーダの排出口に接続され、2MPa以上の圧力に加圧される高圧雰囲気を形成する高圧反応器に対して、スクリューフィーダの他端側にて圧縮された堆積物による密閉作用により高圧雰囲気とスクリューフィーダの一端側との間の気密が維持されるようにして被処理物を供給する構成とする。
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【課題】天然ガスなどの軽質炭化水素類を含む原料ガスから接触部分酸化法により合成ガスを製造する際に、原料ガス中の炭素数2以上の炭化水素類に起因する自己燃焼が起こらないようにする。
【解決手段】軽質炭化水素類を含む原料ガス中の炭素数2以上の炭化水素類をメタンに変換する低温水蒸気改質反応器8と、この低温水蒸気改質反応器8からの生成ガスを一酸化炭素と水素を含む合成ガスとする接触部分酸化反応器15を備えた装置を用い、原料ガス中の炭素数2以上の炭化水素類を予めメタンに変換しておき、これを接触部分酸化反応させて合成ガスを製造する。 (もっと読む)


【課題】 発電負荷要求の変動が大きい場合でも、ガス化設備における燃料ガスの製造量を安定させ、発電負荷要求の変動に対する追従性をさらに向上させる。
【解決手段】 燃料ガスを製造するガス化炉23を備えたガス化設備で製造された燃料ガスによってガスタービンを回転させて発電する複合発電設備25において、発電負荷要求に応じ、複合発電設備25にて必要となる燃料ガスをガス化設備にて製造させるべく、ガス化設備をフィードフォワード制御する制御に加え、燃料ガスが前記ガス化設備から複合発電設備に供給される間に存在する無駄時間及び制御の遅れを補償する無駄時間補償回路71を設け、ガス化設備をゼロフレア運転する。 (もっと読む)


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