説明

日新製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】多板クラッチの摩擦板や車輌等のディスクブレーキ等の摩擦・摺動部品において、摩擦熱によるヒートスポット(局部的な変質層)の発生や熱歪み(変形)、摩耗量増大を解決する。
【解決手段】厚さ10mm以下の金属製摩擦体の内部は、金属部分(総体積E1)と冷却用熱媒体の流路となる空隙部分(総体積E2)とから構成され、それらの体積比は1≦E1/E2≦15とする。摩擦体は複数枚の鋼板を積層し互いに接合した構造を有し、摩擦体の内部を構成する鋼板は、冷媒流路として作用するようにあらかじめ設計された形状の板厚方向に貫通した空隙またはスリットを有した1枚または複数枚の鋼板である。 (もっと読む)


【課題】耐汚れ付着性および耐傷付き性の両方に優れ、かつ艶消しの外観を示す塗装金属板を提供すること。
【解決手段】金属板の表面に、有機樹脂と、シラン化合物またはシラン化合物の縮合物と、有機樹脂被覆シリカ粒子と、顔料と、脱水剤とを含む有機溶剤系塗料を塗布し、乾燥させて、耐汚れ付着性および耐傷付き性の両方に優れた艶消しの塗膜を形成する。シラン化合物およびシラン化合物の縮合物は、塗膜表面を親水化することで、耐汚れ付着性を向上させる。有機樹脂被覆シリカ粒子は、数平均粒径が1〜15μmの多孔質シリカ粒子の表面を有機樹脂で被覆した多孔質粒子であり、耐傷付き性を向上させる。また、有機樹脂被覆シリカ粒子を配合することで、塗膜の外観が艶消しとなる。 (もっと読む)


【課題】清浄度がそれほど高くない鋼材を用いた場合でも、転動疲労特性の大幅な低下が生じず実用的な耐久性が得られる低コストの転がり軸受の軌道輪を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜1.20%、Si:0.02〜2.00%、Mn:0.10〜1.50%、P:0.001〜0.030%、S:0.0005〜:0.030%、Cr:0.02〜2.00%、O:0.0001〜0.0030%を含有し、必要に応じてさらにNi:2.00%以下、Mo:0.50%以下、V:0.50%以下、Nb:0.50%以下、Ti:0.25%以下、B:0.0050%以下の1種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物である組成を有する圧延鋼板から加工された材料からなり、軌道面の法線と圧延板面由来表面の法線とのなす角度が0〜45°の範囲にある転がり軸受の軌道輪。 (もっと読む)


【課題】導電性の良好な摺動子であって、摺動子および摺動相手材双方の損耗抑制効果の高い摺動子を提供する。
【解決手段】銅系層と鋼層が交互に積層して各層が金属接合している積層構造体からなる摺動子であって、摺動面内において、
摺動相手材の摺動方向:各層を交互に横切る方向、
鋼層の数:3層以上、
銅系層の摺動方向平均厚さ:0.01〜0.20mm、
銅系層/鋼層比率R:0.04〜0.75、
であり、かつ摺動面から鋼層内または銅系層内を層界面に沿って内部に延びる空隙を有し、その空隙に潤滑油を含浸させた含油摺動子。 (もっと読む)


【課題】圧延速度を低下させることなくテーブルローラの破損を防ぐことができるようにするための粗圧延機におけるホットバーの速度制御方法を提供する。
【解決手段】テーブルローラ2を構成する後面テーブル2aの各ロールのうち、圧延ロール1に最も近いNo.1ロールにホットバーが接触するときの接触速度は、該No.1ロールへの衝撃トルクが破断トルク未満となるように設定され、一点鎖線で示す従来法より低下させる。圧延ロール1への噛込速度はNo.1ロールへの接触速度と一致し、一点鎖線で示す従来法より増加する。ホットバーがNo.1ロールに達すると、破断トルク未満まで一気に加速させる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼板に熱融着性樹脂層を積層した熱融着可能な電池外装用積層体であって、熱融着性樹脂層の密着性に優れ、かつ環境負荷が小さい電池外装用積層体を提供すること。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板の表面にカルボキシル基含有樹脂、オキサゾリン基含有樹脂および塩基性リン酸化合物を含有する樹脂組成物の硬化物からなる有機無機複合処理層を形成し、その上に熱融着性ポリオレフィン系樹脂層を形成する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム系金属の真空ろう付けに適した低融点のろう材であって、箔状の形状を有する可撓性に優れたものを提供する。
【解決手段】質量%で、Cu:10.0〜24.5%、Si:4.0〜10.0%、Mg:0.3〜2.5%、残部Alおよび不可避的不純物からなり、CuとSiの含有量が図1のA−B−C−D−E−F−Aを結ぶ直線に囲まれる範囲(境界を含む)にある化学組成を有する急冷凝固箔体を用いた平均厚さ15〜100μmの箔状ろう材。 (もっと読む)


【課題】廃棄すべきスラグ量の低減を可能にするステンレス鋼の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るステンレス鋼の製造方法は、ステンレス製鋼用の原料を電気炉1で溶解して溶銑2を生成するステップと、溶銑2を転炉4で脱炭処理してステンレス粗溶鋼2aを生成するステップと、脱炭処理でステンレス粗溶鋼2aに発生したスラグ10に還元剤を添加することなく炭酸カルシウム11を添加し、スラグ10を固化させるステップと、固化したスラグ10を分離するステップと、分離したスラグ10を電気炉1に戻すステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】安定した固化性能の確保及びコストの低減を図る土壌の固化剤の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】土壌を固化改良する固化剤の製造方法は、製鋼スラグ6及び二水和以上に水和した石膏の石膏原料7を混合させて一緒に粉砕した後、混合及び粉砕した製鋼スラグ及び石膏の混合物を加熱することによって固化剤を製造する方法である。この製造方法に使用される製鋼スラグ6は、塩基度(酸化カルシウム含有量/二酸化ケイ素含有量)が、0.8〜1.6であり、組成が質量%で、フッ素が0.4%未満、酸化カルシウムが35〜65%、二酸化ケイ素が20〜55%、アルミナが1〜15%であり、フッ素の水に対する溶出量が水1リットル当たり0.8mg未満であり、六価クロムの水に対する溶出量が水1リットル当たり0.05mg未満である。 (もっと読む)


【課題】従来の電池ケースの蓋体製造方法では、ケース本体への取付けに適した形状に予め成型された金属板に環状突部を押し当てることにより、金属板に環状薄肉部を形成しているので、環状突部を押し当てにより蓋体が湾曲してしまい、蓋体をケース本体に溶接することが難しくなることがある。
【解決手段】本発明による電池ケースの蓋体製造方法は、蓋体1の素材である金属板100に環状突部23を押し付けることにより、金属板100に環状薄肉部3を形成するコイニング工程と、コイニング工程の後に金属板100に絞り加工を施して、金属板100に環状の側壁部11aを形成する側壁形成工程とを含む。 (もっと読む)


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