説明

富士重工業株式会社により出願された特許

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【課題】ニュートラル制御用に設けられるクラッチ機構の消費電力を抑制する。
【解決手段】前後進切換機構14の前進クラッチ54には、油圧ピストン64を締結方向に付勢するスプリング67が組み込まれる。これにより、オイルポンプ74が停止するエンジン停止中の前進クラッチ54を滑り状態または締結状態に保持することができ、エンジン再始動に伴う前進クラッチ54の締結ショックが抑制される。さらに、エンジン停止時のニュートラル制御用に入力クラッチ15が設けられ、入力クラッチ15には電磁駆動部44および油圧駆動部45が設けられる。これにより、エンジン停止時においても、電磁駆動部44を用いて入力クラッチ15を解放することでニュートラル制御が可能となる。そして、エンジン作動時には、油圧駆動部45を用いて入力クラッチ15を締結することができ、電磁駆動部44に対する通電を遮断して消費電力を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジン回転数及び潤滑油の温度による影響を抑制しつつ、検出頻度と検出精度とを共に確保する。
【解決手段】油温Tを縦軸、エンジン回転数Nを横軸とする2次元平面上において、エンジン回転数N1〜N2、油温T1〜T2の範囲でエンジン回転数及び油温を独立変数として矩形状に設定される診断領域RAに対して、油温TがT1〜T2’(T2’<T2)の範囲では、エンジン回転数と油温との関係を一次関係の直線式で規定した領域判定閾値Ndよりもエンジン回転数Nが低い領域を、油温とエンジン回転数との間に相関関係を持たせた診断領域RBとして設定する。これにより、誤検出を生じる可能性が高い低油温・高回転の領域では診断を実施せず、中高回転・中高油温の常用域では診断頻度を確保して確実に油量異常を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】被溶接部材に作用する溶接電極による加圧力を適切に制御することで優れた溶接品質が得られるスポット溶接装置の加圧制御方法を提供する。
【解決手段】加圧力アクチュエータ20により可動側電極25及び固定側電極15で被溶接部材100を挟持して設定の加圧力Fを付与し、かつ副加圧力アクチュエータ31により副加圧部39で所定の副加圧力fを付与した状態でスポット溶接するにあたり、可動側電極25及び固定側電極15とで被溶接部材100を初期加圧力F1で加圧し、副加圧部39により初期副加圧力f1を付与した後に、再び加圧力アクチュエータ20により可動側電極25及び固定側電極15で設定加圧力Fを付与し、かつ副加圧力アクチュエータ31により副加圧部39で設定副加圧力fを付与する。設定加圧力F及び副加圧力fが付与された条件でスポット溶接が実行され、優れた溶接品質が得られる。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン二次電池のレート特性及びサイクル特性を向上させることが可能な正極材料、これを含むリチウムイオン二次電池、及び正極材料の製造方法を得る。
【解決手段】 平均一次粒子径が0.3μm以上2.6μm以下であり且つ結晶子サイズが24nm以上33nm以下のリン酸バナジウムリチウム粒子が、リン酸バナジウムリチウム粒子全体に対して0.5質量%〜2.4質量%の範囲の導電性カーボンで被覆されていることを特徴とする正極材料、及びこの正極材料を含む正極を用いたリチウムイオン二次電池、及び正極材料の製造方法が得られた。 (もっと読む)


【課題】低負荷領域で燃費を悪化させることなくEGR量を増加させたディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジン10を、排気によって駆動されるタービン22及びタービンによって駆動され新気を圧縮するコンプレッサ21を有するターボ過給器20と、タービンの下流側の排気管路42から排ガスの一部を抽出してコンプレッサの上流側の吸気管路31内に導入する第1のEGR装置60と、タービンの上流側の排気管路41から排ガスの一部を抽出してコンプレッサの上流側の吸気管路内に導入する第2のEGR装置90と、エンジンの負荷状況に応じて第1のEGR装置と第2のEGR装置とを切り替える制御手段100とを備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】正極にリン酸バナジウムリチウムを含む高出力且つ高容量の非水電解質二次電池において、導電性金属異物等の突き刺しによる内部短絡等が発生した場合でも、セルの異常発熱や発火を引き起こさない安全な且つサイクル特性の良好な非水電解質二次電池を提供すること。
【解決手段】カーボンを被覆したリン酸バナジウムリチウム及びリチウムニッケル複合酸化物を正極の活物質に含み、且つリチウムイオン脱挿入可能なカーボン系活物質を負極の活物質に含み、単位面積当たりの負極初度充電容量をx[mAh/cm]、単位面積当たりの正極初度充電容量をy[mAh/cm]としたときのxとyとの関係が、0.6≦y/x≦0.92となることを特徴とする非水電解質二次電池。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池のバナジウムの溶出を回避し、これにより優れたサイクル特性を得ることが可能な正極活物質、これを用いたリチウムイオン二次電池、及び正極活物質の製造方法を得る。
【解決手段】リン酸バナジウムリチウム粒子が、LiFePO4で被覆されてなること正極活物質を用いることで、バナジウムの溶出が回避され、長期サイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池でが得られた。また、メカノケミカル処理により、LiFePO4をリン酸バナジウムリチウム粒子の表面に安定的に結着させ、安定な正極活物質を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】通常使用状態のバックレストの厚さを増大させることなく居住性や荷物搭載性を確保する一方、車両後方から衝突された際の乗員の頸部にかかる負荷が軽減できる車両用シート構造を提供する。
【解決手段】バックレスト本体10の背面を覆う背面ボード15を備えバックレストの上部に配設されるヘッドレストが配設された車両用シートであって、背面ボード15を背面ボード支持部によりバックレストフレーム構造体に回転自在に支持し、背面ボード保持部41によって背面ボード15がバックレスト本体10の背面を覆う通常使用位置に固定し、かつバックレスト本体10の背面側から背面ボード15に入力される所定以上の押圧荷重により背面ボード保持部による背面ボード15の通常使用位置への固定を解除する。 (もっと読む)


【課題】自動車を冷却する空気調和装置では、ユーザが乗車してから車内が冷却されるまでに時間がかかる。
【解決手段】車両は、ユーザが乗車する乗車空間と、圧縮空気を貯蔵可能なタンクと、乗車空間に対してタンクに貯蔵された圧縮空気を放出させる制御部と、を有する。タンクへの圧縮空気の貯蔵は、ユーザが車両を離れた駐車中に実施される。 (もっと読む)


【課題】走行用モータの大型化を回避しつつ、エンジン始動時の振動を抑制する。
【解決手段】モータジェネレータ13と駆動輪25とは動力伝達径路26を介して接続される。また、エンジン12と動力伝達径路26とは摩擦クラッチ19を介して接続される。摩擦クラッチ19を解放することでモータジェネレータ13を用いたEVモードが実施される一方、摩擦クラッチ19を締結することでモータジェネレータ13とエンジン12とを用いたHEVモードが実施される。EVモードでの走行中にエンジン12を始動してHEVモードに移行する際には、スタータモータ50によってエンジン12を回転させ、モータジェネレータ13から制振トルクTm2を出力する。そして、滑り状態となる摩擦クラッチ19を介してエンジン12に制振トルクTm2’が伝達される。これにより、モータジェネレータ13の大型化を回避しつつ、エンジン始動時の振動が抑制される。 (もっと読む)


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