説明

富士紡ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】被研磨物の端部形状を改善し安定した研磨加工を行うことができる枠材を提供する。
【解決手段】保持具10は、テンプレート5とポリウレタンシート2とを備えている。テンプレート5は、複数に分割された分割枠材51が一方の側面で貫通穴6の内周面を形成するように連結されている。分割枠材51の両端部にそれぞれ凹部5aが形成され、分割枠材51間の連結部Sの内周側に凹部5bが形成されている。連結部材7aが隣り合う分割枠材51の凹部5aの両方に嵌合され、突起tがテンプレート5の内側へ向けて突出する軟質部材7bが隣り合う分割枠材の凹部5bの両方に嵌合されている。連結部材7aで複数の分割枠材51が連結され、軟質部材7bの突起tにより被研磨物と分割枠材51とが直接接触することが抑制される。 (もっと読む)


【課題】研磨速度を向上させ被研磨物の平坦性向上を図ることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、軟質樹脂のポリウレタン樹脂と、ポリウレタン樹脂が可溶な溶媒に対して可溶性を有しポリウレタン樹脂より硬質のポリサルホン樹脂とで湿式凝固法により一体形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2は、スキン層2aと、セル4が形成された発泡樹脂部2bと、発泡樹脂部2bに分散形成された球状部3と、を有している。スキン層2aの表面が研磨面Pを形成している。セル4の間の発泡樹脂部2bには、セル4より小さい多数の微細孔が形成されている。球状部3は、発泡樹脂部2bに形成された微細孔より緻密でセル4より小さく形成されている。球状部3が発泡樹脂部2bと比べて高密度となる。 (もっと読む)


【課題】研磨レートを改善し被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドおよび研磨パッドの製造方法を提供する。
【解決手段】研磨パッド10では、湿式成膜法で内部に厚さ方向に縦長の発泡3および発泡5が連続状に形成された発泡体2を備えている。発泡体2は、研磨面Pに、発泡3が開口することで開口径が30μm以下の開口4が形成された領域2aと、発泡5が開口することで開口径が50μm以上の開口6が形成された領域2bとを有している。研磨面Pに領域2aおよび領域2bがストライプ状のパターンを形成するように配されている。研磨加工時に、領域2aで被研磨物が確実に研磨加工され、領域2bでスラリの流出入が促進される。 (もっと読む)


【課題】被収容物に凹陥を発生させることなく容器に収容することができる収容方法を提供する。
【解決手段】1枚のポリウレタンシートと2枚の両面テープとが貼り合わされた保持パッド30を収容するための容器10は、隔壁2a、2bが、外壁1と対向するように配置されている。外壁1の間に掛け渡されたフィルム3は、外壁1と隔壁2aとの間、隔壁2aと隔壁2bとの間で弛み部分4を有している。容器10に保持パッド30を収容するときは、捲回部形成工程で、保持パッド30の両外側部から連接箇所15に向けてそれぞれ捲回して捲回部20a、20bを形成する。位置あわせ工程で、隔壁2aの上端部に連接箇所15を位置付ける。収容工程で、連接箇所15を位置付けた隔壁2aを挟んで両側に位置する弛み部分4に捲回部20a、20bをそれぞれ載置する。捲回部20a、20bがそれぞれ下側の外周に沿ってフィルム3で支持される。 (もっと読む)


【課題】被研磨物の平坦性の均一性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により同じ極性溶媒に対して可溶性を有する2種の樹脂で一体形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2は、研磨面Pを有し多数のセル4が形成された研磨部2aと、複数のセル5が形成されたクッション部2bと、セル4およびセル5が非形成でセル6が形成された中間部2cと、が厚み方向に重畳するように形成されている。セル4は、樹脂シート2の厚み方向に長さを有している。セル5は、厚み方向と交差する方向に広がりを有しセル4の平均容積より大きい平均容積に形成されている。セル6は、セル4の平均容積およびセル5の平均容積より小さい平均容積を有している。クッション部2bでクッション性が確保され研磨部2aで砥粒が押し付けられる。 (もっと読む)


【課題】積層または捲回してもシート材に対する凹陥の発生を抑制することができる保持材を提供する。
【解決手段】連接パッド20では、厚さが同じ2枚の保持シート30の端部同士を隣接させた直線状の連接箇所15で連接し形成されている。連接パッド20では、連接する2枚の保持シート30の一面側に配された剥離材27が連接テープ18でつなぎ止められている。連接パッド20の他面側が被研磨物を保持するための保持面Pを形成している。連接テープ18の厚みT2は、100μm以下に調整されている。保持シート30は、ポリウレタン樹脂で形成されたウレタンシート22を有している。ウレタンシート22の内部には、発泡23が形成されている。厚みT2が制限されたことでウレタンシート22の弾性が機能する。 (もっと読む)


【課題】被研磨物保持性を確保しつつ、研磨加工後の被研磨物を損傷させることなく取り外すことができる保持材を提供する。
【解決手段】保持材10は、湿式凝固法により作製されたポリウレタン樹脂製のウレタンシート2を有している。ウレタンシート2は、湿式凝固法による作製時に形成されたスキン層4を有している。スキン層4の表面が保持面Sを形成している。ウレタンシート2の内部には、厚み方向に沿う円錐状のセル3が形成されている。ウレタンシート2では、保持面S側に熱プレス加工により複数の窪み5が形成されている。窪み5の内底部でもスキン層4が残されており、保持面S側にセル3の開孔が形成されていない。被研磨物と保持面Sとの密着性が制限される。 (もっと読む)


【課題】研磨レートを改善し被研磨物の平坦性精度を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10では、湿式成膜法で内部に厚さ方向に縦長の発泡3および発泡5が連続状に形成された発泡体2を備えている。発泡体2の研磨面Pの反対面側には、凹部2aおよび凸部2bのパターンが形成された樹脂基材7が貼り合わされている。発泡体2は、発泡3が開口した開口4が形成された領域2aと、発泡5が開口した開口6が形成された領域2bとを有している。領域2aは樹脂基材7の凹部2aに対応し、領域2bは樹脂基材7の凸部2bに対応している。発泡体2と樹脂基材7との合計の厚さは均一化されている。領域2aで研磨面Pにおける樹脂部分の面積が確保され、領域2bでスラリの流出入が促進される。 (もっと読む)


【課題】被運搬物に凹陥を発生させることなく運搬することができる運搬用具を提供する。
【解決手段】運搬用具10は、保持パッド30を収容可能な容器1を備えている。容器1は、長手方向に沿う2つの外壁1aを有している。容器1には、外壁1aより小さい高さの2つの隔壁2aと、外壁1aと同じ高さの1つの隔壁2bとが、外壁1aと対向するように配置されている。容器1では、2つの外壁1a間に、可撓性を有するフィルム3が掛け渡されている。フィルム3は、外壁1aと隔壁2aとの間、隔壁2aと隔壁2bとの間で弛み部分4を有している。保持パッド30は、1枚のポリウレタンシートに2枚の同じ厚さの両面テープが、直線状の連接箇所15で連接している。連接箇所15を隔壁2a上に位置させ、捲回部20a、20bがそれぞれフィルム3で支持される。 (もっと読む)


【課題】研磨面での開孔の閉塞を抑制し被研磨物の平坦性向上を図ることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式凝固法により、ウレア結合によるハードセグメントの含有率HSCが7〜35%のポリウレタンポリウレア樹脂で形成された樹脂シート2を備えている。樹脂シート2では、研磨面Spを有しており、微多孔3が網目状に連通した多孔構造を有している。研磨面Spには、微多孔3が開孔した開孔4が形成されている。樹脂シート2では、温度20℃の水に1時間浸漬したときの吸水率が20%以上に調整されている。樹脂シート2の硬度が高まり、研磨屑等が開孔4から微多孔3を通じて樹脂シート2の内部に分散する。 (もっと読む)


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