説明

富士紡ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】可視および近赤外の波長域の光に対して反射を抑制することができる反射抑制シートを提供する。
【解決手段】反射抑制シート10は、湿式凝固法によりポリウレタン樹脂で形成されており、裏面R側に微多孔状のスキン層2を有している。スキン層2より内側のポリウレタン樹脂中には、多数の発泡3が連続発泡状に形成されている。発泡3は、反射抑制シート10の厚み方向にわたって縦長の円錐状に形成されている。発泡3は、表面Sから裏面R側に向けて縮径している。発泡3間は多数の連通孔で連通している。反射抑制シート10では、スキン層2と反対の面側にバフ処理が施されることで表面Sが形成されている。表面Sでは、発泡3が開孔しており、開孔6が形成されている。開孔6を介して発泡3内に入射した光が発泡3の内面で乱反射する。 (もっと読む)


【課題】研磨欠点を抑制し被研磨物を平坦化することができる研磨シートを提供する。
【解決手段】研磨シート10は、研磨部材6を備えている。研磨部材6は、被研磨物を研磨加工するための研磨面Pを有するポリウレタン樹脂製で膜状の表層部3と、表層部3と同質のポリウレタン樹脂製でシート状のベース2とで構成されている。表層部3は、研磨面P側に間隔Peで凹凸5がポリウレタン樹脂の自己組織化により形成されており、ハニカム構造を有している。研磨面Pには、凹部5aの開孔が形成されている。ベース2は、表層部3の研磨面Pと反対の面側に配されている。研磨部材6では、ベース2と表層部3とが一体化するように融着されている。研磨面Pに形成された凹部5aの開孔が微細化、均一化される。 (もっと読む)


【課題】薄い生地で保温性を高めるために、機能剤を繊維表面に固着させて、充分な保温性を得ようとする場合は大量の薬剤を含有させる必要があり、風合いや肌触りが悪くなるという欠点が生じ、また、機能繊維を使用する場合も風合い等問題が有り、天然繊維の風合いが求められていた点に鑑み、なされたのが本発明である。
【解決手段】糸番手60/1以上の細番手の綿100%糸を編成してなる起毛生地であって、毛羽率24%以上40%以下とすることにより保温率25%以上の薄地の編地としたことを特徴とする保温性に優れた編地、及び、該編地を使用してなる肌着である。保温性に優れた編地、及び、該編地を使用してなる肌着において使用する綿糸の撚係数を2.5〜3.0の甘撚とした。保温性に優れた編地、及び、該編地を使用してなる肌着において、編地組織はスムース編とし、編地の厚さは0.40mm以下、目付は150g/m2以下とした。 (もっと読む)


【課題】クッション性を確保し被研磨物の平坦性精度を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、研磨面Spを有し湿式凝固法による成膜後に全体が架橋硬化されたウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2では、成膜時のスキン層が除去されており、内部に厚み方向に縦長の多数のセル3が形成されている。ウレタンシート2の厚みtに対して縦長方向の大きさが50%以上の大セル3aは、縦長方向の大きさの1/2を超える長さ分で研磨面Spから離れた位置に最大孔径Aを有している。ウレタンシート2では、研磨面Spから厚みtの5%分内側で研磨面Spと平行な断面にセル3で形成された開孔の平均孔径Bに対する最大孔径Aの比A/Bの単位面積あたりの平均値が5〜20の範囲に調整されている。ウレタンシート2の硬度が高まり、研磨圧で大セル3aが変形する。 (もっと読む)


【課題】研磨加工時に研磨装置からの剥離を抑制することができるシート状研磨部材を提供する。
【解決手段】研磨シート10は、湿式成膜法により作製されたウレタンシート2を有している。ウレタンシート2は、スキン層4と反対の面側にバフ処理が施されており、厚みが均一化されている。スキン層4側の表面が研磨面Pを構成し、バフ処理が施された面がバフ処理面Rを構成している。ウレタンシート2には、セル3が形成されている。研磨シート10では、研磨装置に貼着するために、ウレタンシート2のバフ処理面R側に両面テープ7が貼り合わされている。両面テープ7の一面側の粘着剤層7bとウレタンシート2とが研磨部材6を構成する。ウレタンシート2に両面テープ7が貼り合わされるときは、ウレタンシート2のバフ処理面Rに樹脂剤でコーティング処理が施されている。バフ処理面Rの凹凸が均される。 (もっと読む)


【課題】被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10のポリウレタン樹脂製の発泡シート2を備えている。発泡シート2は発泡3が連続発泡状に形成されている。発泡シート2は、研磨面Pから全体の厚さに対して50%の厚み範囲に中空状の樹脂微粒子4が60%以上局在するように含有されている。発泡シート2の研磨面P側に研削処理が施され、微粒子4は研磨面P側で開孔し開孔5が形成されている。発泡シート2は、研磨面Pの単位面積あたりに形成され開孔径が1μmを超える開孔のうち、微粒子4で形成された開孔5の数が、発泡3で形成された開孔の数より大きくなるように形成されている。スラリの分散供給が均一化される。 (もっと読む)


【課題】研磨液の液性変化を抑制すると共に、ドレス性を向上させ長寿命化を図ることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド1は、ポリウレタン樹脂で形成された発泡体2を有している。発泡体2は、湿式成膜法により内部に発泡3が連続発泡状に形成された発泡構造を有している。発泡体2には、粘りを調整する調整剤のポリプロピレンオキサイドが略均一に含有されている。ポリプロピレンオキサイドの分子量は10,000〜100,000の範囲を有している。ポリプロピレンオキサイドは、研磨液に対して難溶出性であり、発泡体2を形成するポリウレタン樹脂との相溶性を有している。ポリプロピレンオキサイドで発泡体2の粘りが調整される。 (もっと読む)


【課題】長期間安定した研磨性能を維持し被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式成膜法によりウレタン樹脂で一体形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、発泡3が形成された発泡部2aと発泡3が無形成の無発泡部2bとを有している。発泡部2aは研磨面P側に、無発泡部2bは研磨面Pと反対の面側に形成されている。発泡部2aの厚さは、全体の厚さに対して少なくとも1/2である。無発泡部2bの厚さは、全体の厚さに対して少なくとも1/6である。無発泡部2bが発泡部2aを支持する。 (もっと読む)


【課題】スクラッチを抑制し被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨布を提供する。
【解決手段】研磨布は、研磨面Pを有する研磨層2を備えている。研磨層2は、ポリウレタン重合体の紡糸により形成されたポリウレタン弾性糸のモノフィラメントを長手方向に引き揃えた弾性糸束を長手方向と交差する方向にスライスすることで形成されている。研磨層2では、弾性を有する円柱状の多数の弾性材3が周面で外接するように平面状に敷き詰められている。弾性材3は、直径および高さが略均一に形成されている。隣り合う弾性材3は、外接する部分で融着され融着部Mpが形成されている。研磨層2では、弾性材3間に空隙Gaが形成されている。空隙Gaが研磨層2の厚み方向に貫通するように形成され、研磨加工時に生じた研磨屑が空隙Ga内に収容されやすくなる。 (もっと読む)


【課題】セルフドレッシング性を発揮させ被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、ウレタン樹脂で形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、湿式成膜法により形成された連続状の発泡構造を有している。発泡シート2には、5重量%以下に制限されたカーボンブラック5と1〜5重量%の範囲のコロイダルシリカ4が母材中に略均一に含有されている。コロイダルシリカ4の平均粒子径は、10nm〜100nmの範囲に制限されている。カーボンブラック5およびコロイダルシリカ4が共に、研磨加工中、発泡シート2の発泡形状を保つ役割を果たす。 (もっと読む)


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