説明

富士紡ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】摩耗を軽減し被研磨物保持性を向上させることができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、ウレタン樹脂で形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、湿式成膜法により形成された連続状の発泡構造を有している。発泡シート2には、発泡シート2の重量に対してそれぞれ、5重量%以下に制限されたカーボンブラック5と1〜5重量%の範囲のコロイダルシリカ4とが母材中に略均一かつ略均等に含有されている。コロイダルシリカ4の平均粒子径は、10nm〜100nmの範囲に制限されている。カーボンブラック5およびコロイダルシリカ4が共に発泡シート2の発泡形状を保つ役割を果たし、発泡シート2の発泡形状安定性が確保される。 (もっと読む)


【課題】身頃に対する袖付けの作業を容易に、かつ、工程を少なくして行う。
【解決手段】前身頃2と後身頃とを構成する筒状体生地よりなる身頃本体部分の袖刳部と、筒状体生地よりなる左右の袖部分とを、袖刳部7において縫着する際に、袖刳部7の縫合線を、身頃本体の前後身頃の肩部を縫合してなる肩線の肩先の端部から前身頃2方向に縫い始め腋下部分を経て、環状に袖刳部7を縫製後、袖付けが終了する直前に縫い方向を肩線の延長方向と一致させ、そのまま前後身頃の肩線部分の直線の縫合に進み、衿刳部6に達したときに袖付け及び前後身頃の肩部の縫合を終了する。肩線の縫い目位置を肩部において前後身頃より後身頃側に位置させた。 (もっと読む)


【課題】吸放湿性と耐久性とを兼ね備えた吸放湿シートを提供する。
【解決手段】吸放湿シート10は、吸水性を有する吸水アクリル繊維と吸水アクリル繊維より強度の大きいPET繊維とが、20:80〜50:50の範囲の割合で構成されたシート状の不織布2を備えている。不織布2では、繊維間に適度な空隙が確保されている。両表層部2bに形成された繊維間の空隙が、両表層部2bに挟まれた中央部2aに形成された繊維間の空隙より、カルボキシル変性SBRで狭められている。カルボキシル変性SBRの含有量は、20〜65重量%である。湿潤時でも形態が安定に保たれ、両表層部2bで毛細管現象が起こる。 (もっと読む)


【課題】保持面の平坦性精度を高め被研磨物の面内均一性を向上させることができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、湿式凝固法により形成され保持面Shを有するウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2には、スキン層2aが形成されており、スキン層2aより内側に多数の発泡4が形成されている。発泡4は、ウレタンシート2の厚みのほぼ全体にわたる大きさを有している。発泡4は、ウレタンシート2の下部層Prでの孔径が上部層Phでの孔径より大きく形成されている。発泡4は、上部層Phでの発泡形成方向が厚み方向に対して一定方向に一様に傾斜するように形成されており、下部層Prでの発泡形成方向が厚み方向に沿うように形成されている。研磨加工時の圧縮で被研磨物に対する応力が均等化される。 (もっと読む)


【課題】高温にさらされても硬度低下を抑制することができる研磨パッドの製造方法を提供する。
【解決手段】研磨パッドは、乾式成型されたポリウレタンシートを備えている。研磨パッドは、芳香族ジイソシアネート化合物、脂肪族ジイソシアネート化合物、ジオール化合物に水を分散希釈させた分散液、ジアミン化合物をそれぞれ準備する準備工程、各成分を混合して混合液を調製する混合工程、混合液を注型する注型工程、芳香族ジイソシアネート化合物を主として反応させ、発泡を形成させて発泡体を形成する発泡体形成工程、発泡体をシート状にスライスするスライス工程、得られたシートを加熱し、脂肪族ジイソシアネート化合物を主として反応させる架橋硬化工程、ポリウレタンシートと両面テープとを貼り合わせるラミネート工程を経て製造される。スライスされた後、架橋硬化される。 (もっと読む)


【課題】保持面の平坦性精度を高め被研磨物の面内均一性を向上させることができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、ウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2は、湿式凝固法により形成されており、被研磨物を保持するための保持面Shを有している。ウレタンシート2は、微多孔構造のスキン層2aを有しており、スキン層2aより内側に厚みのほぼ全体にわたる多数の発泡3が形成されている。ウレタンシート2では、厚みtとしたときに、裏面Srから0.1tの厚み分内側までの範囲に発泡3の底部が形成されている。裏面Srから0.1tの厚み分内側で裏面Srと平行な断面と0.4tの厚み分内側で裏面Srと平行な断面とで挟まれた下層部Prで、発泡3による空隙率が75〜95%の範囲に調整されている。研磨加工時に下層部Prでの圧縮変形量が増大する。 (もっと読む)


【課題】スキン層を残しつつ研磨粒子の分散状態を均一化し被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドの製造方法を提供する。
【解決手段】研磨パッドは、ポリウレタン樹脂製のウレタンシートを備えている。ウレタンシートは、湿式凝固法により形成されており、被研磨物を研磨加工するための研磨面を有している。研磨パッドは、ポリウレタン樹脂溶液を準備する準備工程、成膜基材にポリウレタン樹脂溶液をシート状に塗布する塗布工程、成膜基材に塗布したポリウレタン樹脂溶液を凝固液中で凝固させポリウレタン樹脂を再生させる凝固再生工程、再生されたシート状のポリウレタン樹脂を洗浄した後、延伸しながら熱処理する熱セット工程、得られたウレタンシートと両面テープとを貼り合わせるラミネート工程を経て製造される。スキン層表面の直近の微多孔が拡大され、研磨面に開口が形成される。 (もっと読む)


【課題】スラリの排出性を良化させ被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、ウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2は、被研磨物に対し相対的に回転することで研磨加工を行うための研磨面Pを有している。研磨面P側には、中心部から外縁まで複数の溝4が形成されている。溝4は研磨面Pの回転方向に対して、溝4の始点における接線より後方に向かい形成されている。溝4は、任意の点における接線方向と交差する方向の断面積が中心側より外縁側で拡大して形成されている。研磨加工時にスラリは遠心力や慣性に逆らうことなく溝4を通り移動する。 (もっと読む)


【課題】発泡形状を安定化させ被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、ウレタン樹脂で形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、湿式成膜法により形成された連続状の発泡構造を有している。発泡シート2には、カーボンブラックのストラクチャー9が凝集した凝集体5が含有されている。凝集体5は、分散剤のABS樹脂で被覆されている。凝集体5は、グラインドゲージ分布図法で測定した分散状態が3.0μm以下に制限されている。凝集体5は、発泡シート2に2重量%〜10重量%の範囲の割合で含有されており、発泡シート2内で、略均一に含有されている。凝集体5が湿式成膜時にさらに凝集した大きな凝集体を形成することがない。 (もっと読む)


【課題】被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド20は、湿式成膜法により連続的に形成され内部にセル3が形成されたウレタンシート12を備えている。ウレタンシート12は、湿式成膜後に成膜基材の成膜樹脂が形成された面の反対側の面を圧接ローラに圧接させ、スキン層側にバフ処理が施されている。スキン層はバフ処理により除去され研磨面Pに開孔5が形成されている。バフ処理時に使用されるサンドペーパは、PET等の可撓性のフィルム基材を有しており、フィルム基材の表面にはウレタン樹脂で砥粒が固定されている。バフ処理による砥粒の脱落が低減する。 (もっと読む)


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