説明

富士紡ホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】発泡形状を安定化させ被研磨物の平坦性を向上させることができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、ウレタン樹脂で形成された発泡シート2を有している。発泡シート2は、湿式成膜法により形成された連続状の発泡構造を有している。発泡シート2には、カーボンブラックのストラクチャー9が凝集した凝集体5が含有されている。凝集体5は、分散剤のABS樹脂で被覆されている。凝集体5は、グラインドゲージ分布図法で測定した分散状態が3.0μm以下に制限されている。凝集体5が湿式成膜時にさらに凝集した大きな凝集体を形成することなく、略均一に分散される。 (もっと読む)


【課題】研磨液に対する馴染みを向上させ研磨性能の安定化を図ることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10はウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2は被研磨物を研磨加工するための研磨面Pを有している。ウレタンシート2は、乾式成型法で形成されており、イソシアネート基含有化合物、水、整泡剤、ポリアミン化合物を混合した混合液を反応硬化させたポリウレタン発泡体がスライスされ形成されている。ウレタンシート2の内部には発泡3が略均等に分散して形成されている。研磨面Pには発泡3の一部が開口した開孔4が形成されている。ウレタンシート2の内部では、近接して形成された発泡3が連通孔9で連通しており、研磨面P側から観察したときに800個/cm以上の割合で連通孔9が形成されている。連通孔9、発泡3を通じて研磨液が移動する。 (もっと読む)


【課題】大型化しても平坦性を確保しつつ全面を保持定盤に装着することができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、略平坦な保持面Pの背面側にバフ処理が施されたウレタンシート2を備えている。ウレタンシート2の保持面Pの背面側に粘着シート4が一面で貼り合わされている。粘着シート4では、粘着性を有するノンサポテープ41、42が隣接するように配さている。粘着シート4の他面に樹脂基材5が一面で貼り合わされている。樹脂基材5は一面および他面がそれぞれ連続した面である。樹脂基材5の他面に粘着シート6が貼り合わされている。粘着シート6は保持定盤に装着するための一面を有している。粘着シート6では、粘着性を有するノンサポテープ61、62が隣接するように配されている。保持パッド10が樹脂基材5により全面で支持される。 (もっと読む)


【課題】編糸が綿100%、又は綿/再生セルロース混紡糸よりなる編地であって、接触冷感性能Q-max値が0.3W/cm2以上の肌着用編地を提供する。
【解決手段】綿100%、又は綿/再生セルロース混紡よりなる糸をガス焼きして毛羽を除去し、糸又は糸を編成後の編地にシルケット加工を行うか、シルケット加工糸を編成した編地に再度シルケット加工を行った後、バイオ加工することによって得られる接触冷感性能がQ-max0.3W/cm2以上である接触冷感に優れた編地を得る。 (もっと読む)


【課題】被研磨物の沈み込みを抑制しクッション応答性を高め被研磨物の平坦化精度を向上させることができる保持パッドを提供する。
【解決手段】保持パッド10は、ポリウレタン樹脂製のウレタン発泡体2を備えている。ウレタン発泡体2は、湿式凝固法で一体形成されており、保持部2aと、クッション部2bと、中間部2cとを有している。保持部2aは被研磨物を保持するための保持面Pを有している。保持部2aには、厚み方向に縦長状の多数の発泡4が略均等に分散した状態で形成されている。クッション部2bには、発泡4より大きい多数の発泡5が略均等に分散した状態で形成されている。中間部2cは、発泡4および発泡5が非形成で保持部2aとクッション部2bとの間に形成されている。被研磨物の微小な凹凸に対応するようにクッション応答性が発揮され保持部2aの剛性が高まる。 (もっと読む)


【課題】研磨機に貼着したときの接着強度を確保することができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式成膜法により形成され研磨面Pを有するウレタンシート2と、基材5とを備えている。基材5は、支持フィルム6とフィルム部材7とが貼り合わされて構成されている。支持フィルム6は、ベース6aに形成された接着剤層6bを介してウレタンシート2の研磨面Pと反対の面側に貼り合わされている。フィルム部材7は、ベース7aの一面側に粘着剤層7b、他面側に定盤装着用の粘着剤層7cがそれぞれ形成されている。フィルム部材7は粘着剤層7bを介してベース6aと貼り合わされている。基材5はウレタンシート2より高い熱抵抗性を有している。ウレタンシート2、基材5が貼り合わされ、研磨面P側にエンボス加工により溝4が形成されている。粘着剤層7c側への熱伝導が抑制される。 (もっと読む)


【課題】クッション応答性を高め被研磨物の高精度な平坦性を確保することができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、ポリウレタン樹脂製のウレタン発泡体2を備えている。ウレタン発泡体2は、湿式成膜法により一組成の樹脂で一体形成されており、研磨部2aと、クッション部2bと、中間部2cとを有している。研磨部2aは被研磨物を研磨加工するための研磨面Pを有している。研磨部2aには多数の発泡4が略均等に分散した状態で形成されており、クッション部2bには発泡4より大きい多数の発泡5が略均等に分散した状態で形成されている。中間部2cは、発泡4および発泡5が非形成で研磨部2aとクッション部2bとの間に形成されている。被研磨物の微小な凹凸に対応するようにクッション応答性が発揮される。 (もっと読む)


【課題】仕上げ加工用として長寿命化を図り、被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨パッド10は、湿式成膜法によりポリウレタン樹脂で形成されたウレタンシート2を有している。ウレタンシート2には、研磨面P側の表面に、緻密な微小気泡6が形成された表面層4が2.0μm以上にわたり形成されている。表面層4より厚さ方向の内側に連続して配された多孔層7では微小気泡6より大きい気泡径のセル3が厚さ方向と交差する方向に連続状に形成されている。ウレタンシート2の研磨面Pの反対側に両面テープ5bが張り合わされている。研磨加工時に表面層4の2.0μm以上の厚さ分で摩耗が許容される。 (もっと読む)


【課題】研磨効率を高め被研磨物の平坦性を向上させることができる研磨布を提供する。
【解決手段】研磨布20は、シート状に形成された不織布2を有している。不織布2は、繊維が網目状に交絡されており、繊維間に空隙が形成されている。不織布2を構成する繊維は、表面が樹脂層で被覆されている。樹脂層は、湿式凝固法により形成されたポリウレタン樹脂が多価イソシアネート化合物で架橋されて形成されている。不織布2は、被研磨物を研磨加工するための研磨面Pを有しており、細孔3が形成されている。細孔3は、不織布2を構成する繊維の間隙より大きく均一な孔径を有している。不織布2は、細孔3が形成された状態で加熱圧縮処理が施されている。研磨加工時にスラリが細孔3および繊維の間隙を通じて移動する。 (もっと読む)


【課題】接着剤を要せず研磨機に装着でき、薄板状ないし高脆性の被研磨物でも損傷することなく吸引保持することができる保持シートを提供する。
【解決手段】保持シート10は、湿式成膜法により作製されている。保持シート10は、湿式成膜時に形成されたスキン層の表面側と、スキン層と反対の面側とにバフ処理が施されている。保持シート10には、厚み方向に沿って丸みを帯びた断面三角状のセル3が略均等に分散した状態で形成されている。バフ処理によりセル3が両面で開孔しており、保持面Pに開孔7が形成され、裏面Sに開孔8が形成されている。セル3は、保持面P側の孔径が裏面S側の孔径より小さく形成されている。セル3は網目状に連通しており、保持シート10は連続発泡構造を有している。吸引定盤で吸引保持するときに、被研磨物30に作用する吸引力が均等化される。 (もっと読む)


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