説明

古河電池株式会社により出願された特許

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【課題】この発明は、電流リード線と電圧リード線が互いに干渉し合うことがなく正確な測定が行われるようにし、かつ導電性部材を固定するボルトが支障とならないような計測用端子を得ようとするものである。
【解決手段】一方の端にネジ穴8,8を設け、他方の端に一部が突設して被接続端子7と接触するようにした接触部6,6を設けた二つの導電性部材導電性部材3,3をその中間に絶縁性支柱4を挟んでネジ9,9で止め、さらに両導電性部材の間に電池の被接続端子7を挟んで固定し、両導電性部材は中間部に配した被接続端子のみで電気的に導通し、被接続端子以外では相互に電気的に絶縁された状態としたことを特徴とする計測用端子である。 (もっと読む)


【課題】 密閉蓄電池の製造法において、注液後、該電池を電槽化成又は初充電工程へ夫々搬送する間に注液口から外部に電解液が飛散することを防止するアダプターと該アダプターを用いて化成工程又は初充電工程において行われるミスト吸引に伴う電池内の電解液の減量を可及的に少なくする密閉蓄電池の製造法を提供する。
【解決手段】 蓄電池の蓋Aの上面に設けた排気筒Bに装着するに適した筒体内の下部に防沫還流機構11を設け、その上部をミスト案内兼ホース連結筒体1を装着する受容空間12を形成し、該筒体の下端に切欠き13を設けて成る密閉蓄電池の製造工程に用いられるアダプター10を、例えば、蓄電池に注液後搬送するに当たり、更には、例えば、化成工程において行われるミスト吸引時に当たり、該排気筒に装着して用いられる。 (もっと読む)


【課題】組電池と充放電用の相手側端子を取り付けたソケット間接続部を一つの通い箱に収納し、充放電作業の効率化を図る。
【解決手段】組電池10とソケット間接続部22を収納した通い箱30と、組電池のリード線の差し込み端部20と、通い箱に設けられ、リード線の差し込み端部に対応した位置に設けられたソケット間接続部の差し込みソケット21と、通い箱の両側壁に設けられた正極端子23および負極端子24と、正極端子および負極端子に近接してこれと接離可能に設けられかつ放電用の電子負荷50或いは充電用の電源あるいは充放電可能な試験装置と通電して設けられている正極および負極の接触端子25,26と、この正極および負極の接触端子を通い箱の両側壁に設けた正極端子および負極端子に接触および非接触させる端子押し込み治具27と、組電池とソケット間接続部を収納した通い箱を搬送する搬送レール40とからなる。 (もっと読む)


【課題】非常用電源などに使用する組電池を構成する蓄電池の交換時期を正確に判定する手段を提供する。
【解決手段】組電池Aを構成する各単電池aの期待寿命経過後の内部抵抗上昇率値を求める第1演算手段9と、該単電池aの経過後から算出する劣化加速係数値を求める第2演算手段10と、第1演算手段9により得られた内部抵抗上昇率値と第2演算手段10により得られた劣化加速係数値との積を演算し、単電池aの劣化係数値を求める第3演算手段11と、単電池aの要交換と判定する内部抵抗の入力されたテーブルと該単電池aの劣化係数値とを比較し、得られた電池劣化係数値が交換すべき規定値以上か以下かを判断する比較判断手段12とで構成した組電池における単電池の交換時期判定装置。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質の水性ペーストを集電用基板上に塗布し、ブレードにより一定の厚さの塗工層を形成し、乾燥してリチウム二次電池用正極を製造するに当たり、塗工層の表面に筋引きを生じたり、乾燥時に該塗工層に亀裂や集電用基板からの剥離を生ずることなく円滑且つ高能率に製造され、而も従来の製造法では不可能であった肉厚の体積効率の向上したリチウム二次電池用正極の製造法を提供する。
【解決手段】 5μm以上の造粒粒子又は凝集粒子を含む正極活物質粉体を水又はバインダー水溶液と混練して水性ペーストを調製した後、これを該水性ペーストに含まれる大きな凝集粒子を加圧崩壊し乍ら20〜120μmの目開きを持つフィルターを通す裏ごし処理を行い、得られた裏ごしペーストを集電用基板に所望の厚さに塗工し、乾燥する。 (もっと読む)


【課題】圧延板の基板成型加工を容易にし、鉛蓄電池における正極の性能低下に起因する寿命性能が大幅に改善しえる鉛蓄電池用基板の製造方法を提供することを目的とすることを課題とする。
【解決手段】Pb−Ca−Sn系鉛合金の鋳塊を圧延し、この鉛合金圧延シートを280℃〜前記シートの融点の間の温度で15分以上加熱処理を施した後、168時間以内にエキスパンドまたは打ち抜き法により基板の成型加工を施し、その後に時効を行うことを特徴とする鉛蓄電池用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池に使用する極板用格子体を鋳造するに際して、鋳型面からの脱落が極めて少ないばかりか、適切な断熱性を付与するコルク粉末含有離型剤を提供する。故に、その寿命が著しく長く、かつ鋳型全体の隅々まで鉛合金湯を均一に行き渡らしめることができる一方、短時間のうちに鉛合金湯を凝固せしめることができる。従って、これらの効果の相乗作用により、極めて均質な極板用格子体を著しく高い生産性を伴って製造することができる。
【解決手段】鉛蓄電池極板用格子体の鋳造に使用するコルク粉末含有離型剤において、コルク粉末中の粒径100μm以上の粒子の累積値が1〜10質量%であることを特徴とする離型剤。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質の水性ペーストをアルミニウム箔などの集電用基板に塗布し、塗工層を形成するに当たり、該塗工層により該集電用基板が腐食することなく、該集電用基板に密着した良好な正極板を確実に且つ簡単な作業で且つ低コストで製造し得る非水電解質二次電池用正極板の製造法を提供する。
【解決手段】 所望の正極活物質を水性溶媒を用い合剤と共に混練して成る水性ペーストのpHを測定した後、pH6〜10の水性ペーストを集電用基板上に塗布し、該第一塗工層上にpH11以上の水性ペーストを塗布し、第二塗工層を形成し、次いでこれらの積層塗工層を乾燥する。 (もっと読む)


【課題】負極活物質の利用率を向上させることで、高容量またはコストダウンを達成し、また、フロート充電電流の増加を抑制し長寿命の制御弁式鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛を主成分とする正極基板および負極基板にそれぞれ正極活物質および負極活物質を充填してなる正極板と負極板とをセパレータを介して積層して電槽に収容し、前記電槽に電解液を注入してなる制御弁式鉛蓄電池において、前記負極板にリグニンスルホン酸塩を鉛粉に対して0.2質量%〜0.7質量%添加し、且つ、前記極板群の正極活物質量U(g)と負極活物質量V(g)の比[U/V]を1.4〜1.7とすることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】この発明はオリビン構造を有する多元系リン酸型リチウム化合物を容易に合成する方法を提供し、これを正極活物質として用いて電池の長期安定性を目指すものである。
【解決手段】粒子表面付近の金属元素M2濃度が粒子中心部の濃度よも高く、かつ金属元素M2の濃度が粒子中心部へ向かって連続的に低下している、一般式LiM11−ZM2PO(但し、M1はFe,Mn,Coからなる群から選択される1種の金属元素、0.9≦Y≦1.2、M2はMn,Co,Mg,Ti,Alからなる群から選択される少なくとも1種の金属元素でかつM1で選択した以外の金属元素、0<Z≦0.1)で表されるオリビン構造を有する多元系リン酸型リチウム化合物粒子である。 (もっと読む)


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